新製品開発・改良のための次世代化学技術展 『ファインケミカルジャパン2018（第2回）』開催

前年比2倍の出展社！国内外の化学素材・材料が一堂に集結

 

【今年の特長】

　第2回目となる今年の「ファインケミカルジャパン」は昨年比でおよそ2倍の規模に急拡大し、国内外から約120社が出展。

コニカミノルタジャパン、富士フイルム和光純薬、東洋インキなど業界のリーディングカンパニーが最新の技術・製品を展示する。“ファインケミカル”は医薬、電子材料、機械、繊維、農業、食品、エネルギー・環境など多岐にわたる産業分野で活用されており、新素材、新技術の開発競争は年々激化、各社とも次世代有望産業での応用を模索している。これらの最新情報として会場内では実際の展示に併せ、約50のセミナーを同時開催する。

会期初日には経済産業省による機能性素材の政府の取り組みなどを紹介する基調講演も予定している。

 

【開催の背景】

　様々な産業分野における多種多様な製品開発の歴史において、重要な役割を担ってきた化学業界。世界的な環境規制の強化や日常生活における健康志向の高まりの中、化成品の高機能化が進むとともに、より快適な生活環境の実現のための新たな機能性素材の開発への期待は一段と高まっている。

　実際にアパレル業界における高機能衣類開発や航空機・自動車の座席シート素材の改良等などが話題になるように、今後も様々な産業分野で高機能化成品に対するニーズが一段と高まっていくことは必然と言えるだろう。

　しかし、このようなユーザー側からのニーズの高まりにも関わらず、化学メーカーが自社の先端技術や化成品を国内外に向け広く発表するための機会が日本には存在せず、そのため、自社の開発した技術が「どの産業分野において、どのように転用されうるのか」というユーザーニーズを把握するための機会が少ないのが現状。

　こういった業界関係者の声に応えるべく、日本の化学業界のより一層の活性化を目指し、国際化学産業展「ファインケミカルジャパン」を開催する運びとなった。

 

■公式サイト： http://www.finechemicals-japan.com/

 

■開催概要 -----------------------------------------------------------

【名　　称】ファインケミカルジャパン2018 （第2回）

URL：http://www.finechemicals-japan.com/

【会　　期】2018年4月18日（水）〜20日（金） 10:00-17:00

【会　　場】東京ビッグサイト　東1ホール

【主　　催】UBMジャパン株式会社

【後　　援】経済産業省、化成品工業協会、（国研）科学技術振興機構　など

【来場者数】14,000名（予定）※ジャパンライフサイエンスウィーク全体で約6万人（予定）

【構　　成】展示会（出展社による製品展示）、出展社プレゼンテーション、専門セミナー

【来場事前登録】

https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/form/visitor_regist.php

【セミナー全プログラム】

https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/seminar/seminar.php

【併　催】

国際医薬品開発展（併催5展）、国際医療機器開発展（併催5展）、ヘルスケアIT 2018

 

■出展社一例-----------------------------------------------------------

環境省、（株）コニカミノルタジャパン（株）、日本電子（株）、アジレント・テクノロジー（株）、（株）写真化学、エア・ウォーター（株）、東洋炭素（株）、ネオケミカル（株）、東京化成工業（株）、神戸天然物化学（株）、大阪ガスリキッド（株）   など国内企業114社、海外企業24社[2018年3月15日現在]

＜出展社リスト・製品情報＞　http://www.finechemicals-japan.com/complist/?v=sh

 

■基調講演-----------------------------------------------------------

【M-1】機能性素材を取り巻く状況と政府の取組について

日時：2018年4月18日（水）　9：00～10：00

経済産業省 製造産業局　素材産業課 革新素材室 室長　沼舘 建 氏

 

【M-3】タンパク質材料の可能性とその進化の加速

日時：2018年4月20日（金）　9：00～10：00

Spiber株式会社 先行技術部門 取締役兼執行役　菅原 潤一 氏

基調講演⇒ https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/seminar/keynote.php

 

■特別講演　[一部抜粋] ------------------------------------------------------

【M-4】欧米の化学物質管理規制（REACH,TSCA）の最新情報と実務対応

日時：2018年4月18日（水）　10：20～11：20

テクノヒル株式会社 代表取締役　鈴木 一行 氏

 

【O-8】自己治癒セラミックスの開発：航空機エンジン市場への挑戦

日時：2018年4月19日（木）　9：20～10：20

国立研究開発法人 物質・材料研究機構

構造材料研究拠点 主任研究員 長田 俊郎 氏

 

【O-11】大きく変化するグローバルな農薬ビジネスの潮流と今後の展望

日時：2018年4月19日（木）　12：10～13：10

アダマ・ジャパン株式会社 代表取締役 山本 寧 氏　　など（ほか22本）

特別講演⇒ https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/seminar/special.php

 

■セルロースナノファイバーセミナー　[一部掲載] ----------------------------------------

【M-2】セルロースナノファイバー国内外動向～海外調査結果を踏まえて～

日時：2018年4月19日（木）　09：00～10：00

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 Environment & Social infrastructure　シニアマネジャー 丹羽 弘善 氏

 

【M-17】セルロースナノファイバー研究開発の現状と課題

日時：2018年4月20日（金）　14：20～15：20

東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 教授 磯貝 明 氏 など（ほか4本）　　など（ほか4本）

セルロースナノファイバーセミナー⇒https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/seminar/special.php

 

■化学×ITセミナー　[一部掲載] --------------------------------------------------

【N-6】AIで触媒反応の収率を予測～キャタリストインフォマティクス（触媒化学と情報科学の融合）を活用した触媒の発見への可能性～

日時：2018年4月18日（水）　15：50～16：50

（国研）産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 研究センター長 佐藤 一彦 氏　　など（ほか3本）

化学×ITセミナー⇒https://www.ubmjapan-group.com/finechemicals/seminar/conference.php

 

UBM社について: http://www.ubmjapan.com/

UBMは、英国に本部を置く国際メディア企業。30 以上の国と地域に5,500人のスタッフを配し、世界各国で550を超える B2Bの国際イベントを主催するとともに、250 誌を超えるビジネス業界誌の発行、そして400以上のWEB情報配信サイトの運営を実施。UBMの日本オフィスとして発足したUBMジャパン株式会社は、世界各国のUBMオフィスと連動しながら、化学、海事、医薬、医療機器、健康、食品、美容、ジュエリー、IT、ファッションなど様々な産業分野において展示会やセミナーの主催を行い、日本企業そして日本市場に携わる世界の企業にとっての新たなビジネスコミュニケーションの場を創造。

 

ジャパンライフサイエンスウィークとは：http://www.japanlifescienceweek.com/

医薬品開発、医療機器開発の為の12の専門展示会を同時開催。6万人を超える製薬/医療機器業界関係者が集結する日本最大級のライフサイエンスの総合展。これからの日本経済を牽引する重要産業であるライフサイエンス分野に関わる12の専門展示会を1つに統括し、業界の壁を超えた新たなビジネスチャンス創造の場を提供する。