人と地域を結ぶ絆“すわやまカウントダウン”を大晦日に開催したい！

​ここ諏訪山地区は，ビーナスブリッジ・諏訪神社・金星台・諏訪山公園グランドがあり，地域の大きな資産として，地域の年齢を問わない方々に親しまれている．この地区の核となっている諏訪神社は，宗教よりもむしろ，地域の“鎮守の森“として受け取られている．

 

　この諏訪神社の境内をお借りして，平成22年暮れより「すわやまカウントダウン」を実施している．これは，同じ地域に住む人たちが，家庭・職場のほかに集える“場”として，そして，この“場”を時間軸で追っかけていく「風物詩」的な催しの一環である．

　23時過ぎから，参加者は電池式のろうそくを受け取り，参道階段に並べていく．その数，200燭余になる．23時59分からカウントダウン．0時ジャスト，クラッカーを鳴らして新年を祝います．その後，鍵盤ハーモニカのパイオニアのミュージシャンと，書道家による揮毫パホーマンスがあります．新しい年へのメッセージを書いていただきます．今年は，「快」でした．そして，前日から用意された“すわやま汁（豚汁）”を，いただきます．日頃は挨拶程度だった地域の方々の話しの輪が広がります．時間的には僅かですが，新しい年への心に残る催しになっています．

　

私たちが幼い頃，昭和３０年代前半には，家庭や学校のほかに，神社やお寺そして裏山や鎮守の森に，子どもたちが集える“場”を持っていた．そこでは，隣近所の子どもたちが年齢に関係なく集い，さまざまな“遊び“をしていた．同時に，仲間同士のルールやエチケットを，教えられるよりも自分たちで学んでいた．そして，季節ごとの遊びから，季節の移ろいを肌で感じていた．

遊び疲れて家への途中にはお店があり，お店のおじさんおばさんが，気軽に声をかけてくれた．

これは，親や教師との“タテ関係”，子ども同士の“ヨコ関係”に加えて，“ナナメ関係”が築かれていく．この “タテ・ヨコ・ナナメ関係”が，かけがえのない地域の力になっていた．そして，この力は，地域独自の季節感を装い，子どもたちのよき経験値として刷り込まれていった．

そして現在，かって経験した“場”は遠い過去ものではあるが，“場”をつくること，“季節感”をもたせることは，出来ることであり，しなくてはならないことである．

即ち，子ども・高齢者が連れだって参加できるような催し，若い方がわくわくするような場の提供，これらによって，参加者それぞれの目線で，個々人が家族や地域の人たちとの，固い縛りではなくてゆるやかな絆（Weak-Ties）が形成されるだろう．このゆるやかな絆は，地域におけるそれぞれの立ち位置を確認することができ，経験したことを物語ることによって地域を誇らしく思うに違いない．こうであるなら，地域はいっそう元気になることを確信する．

 

＜プロジェクト概要＞

内容：人と地域を結ぶ絆“すわやまカウントダウン”を大晦日に開催したい！

URL：http://camp-fire.jp/projects/view/47682

目標金額：120,000円

募集期日：2017年12月26日（火曜）23時59分まで

リターン例：

・諏訪神社絵馬　3,000円

・書道家　薛翔文　揮毫色紙　5,000円

・Love Lock Kobe Ai Kagi　5,000円

・まちづくりノウハウレクチャ　10,000円

 

【CAMPFIREについて】

CAMPFIREとはアーティスト・映画監督・ミュージシャン・作家・スポーツ選手・プロダクトデザイナー・ジャーナリストといったクリエイターのためのクラウドファンディング・プラットフォームです。クラウドファンディングとは、アイデアを実現するために必要な創作費用を、そのアイデアに共感した友達・ファン・ソーシャルのつながり、そして世界中の人々から少額ずつ集めることができるプラットフォームです。