LINEチャットで漢方相談ができる「わたし漢方」が遠隔相談の実証実験を開始 【武田 卓 医師 (近畿大学東洋医学研究所 所長) の協力を得て漢方相談を半自動化】

 

わたし漢方株式会社（東京都渋谷区、代表取締役：水沼 未雅）は、この度LINEチャットを用いた遠隔の漢方相談の実証実験を開始し、まずは東京都内の提携医療機関・治療院の患者向けにサービスを開始しましたのでお知らせいたします。

人口の高齢化に伴う社会保障費の増大が深刻な課題となっている中、対症療法・治療が中心の保険診療/処方薬に加え、ひとりひとりの個人が主体となった健康増進・疾病の予防は社会的な要請です。

そうした中、個人が健やかな体と心を維持するためには、「未病」を重要視する東洋医学の考え方が、今後ますます重要となってきます。

「治療」主体の西洋医学の弱みを補完できる東洋医学は大きな可能性を秘めていますが、人々が気軽に漢方を始め、続けられる仕組みが整っておらず、その力を最大限に発揮できているとはいえません。

こうした課題を解決し、人々がより気軽に漢方を利用して「将来の自分の体は自分が守る」ことを実践していただくために、オンラインチャットを通して薬剤師に漢方薬に関する相談ができる「わたし漢方」のサービスを試験的に提供開始いたしました。

 

■遠隔漢方相談サービス「わたし漢方」とは

わたし漢方は、体調に悩みを持ち漢方の専門家に相談したい人々と、漢方薬に精通している薬剤師をつなぐ日本初のオンラインチャット相談サービスです。

近年急速に普及しているLINEのチャット機能を活用し、人々がいつでも思い立った時にスマホから薬剤師に悩みや体調を相談することで、その人の体質に合った漢方薬を薬剤師が一緒に選んで自宅に届けます。LINEでいつでも薬剤師と話すことができるため、薬を飲み始めてからも継続的に具体的な服薬に関する相談や体調管理のアドバイスを行えます。

体調がすぐれないけれど忙しくて病院や薬局に行く時間がない場合や、病院に行ったけれど不調の原因が見つからず、漢方薬を試してみたい時などに「わたし漢方」を利用することで、空き時間を利用して気軽に専門家に相談ができます。

わたし漢方は、武田 卓 医師（近畿大学東洋医学研究所　所長・教授）の監修を受けており、半自動で本格的な漢方相談を実現しています。

<利用の流れ>

1: LINEでのお友達追加

LINEにて「わたし漢方」アカウントを友達に追加いただきます

2: 事前質問への回答

LINE上で、お悩みに応じた事前の質問に回答いただきます

3: 薬剤師がマンツーマンでカウンセリング、漢方処方を提案

事前回答を元に、薬剤師がマンツーマンでお一人お一人の体質のカウンセリングを行い、一緒に漢方薬をお選びします

4: 漢方薬を自宅に配送

ご希望の方には漢方薬を最短翌日に自宅に届けます

5: 服薬中も継続的に相談

LINEアカウントに話しかけることによって、服薬中も気軽に薬剤師に相談できます

 

■まずは都内の医療機関・治療院向けに提供

「わたし漢方」にご賛同いただいている医療機関・治療院との連携を東京都内で開始しました。連携機関から紹介いただいた患者さまに無料で漢方相談サービスを提供することで、個々の患者様の一層の健康増進と治療意識の向上に取り組んでいます。

連携機関からは、「漢方相談と連携することで差別化につながる」「漢方薬に興味を持つ患者は多く、よく質問を受けるが知識が無く困っていたので、相談先を紹介できて助かる」「LINEできめ細やかなフォローをしてもらえるので、患者さんの治療意識向上に役立っている」との声をいただいています。

 

■わたし漢方株式会社の概要

会社名：わたし漢方株式会社

所在地：東京都渋谷区渋谷２丁目４－９　第二本間ビル３階

設立：2017年5月

代表者：代表取締役　水沼 未雅 (薬剤師・薬学博士)

事業内容：オンライン漢方相談サービス「わたし漢方」の運営

URL：http://www.watashikampo.com/

 

■経営者略歴

代表取締役　水沼未雅：薬剤師。京都大学薬学部を卒業後、東京大学薬学研究科にて薬理学分野で博士号（薬学）を取得。アストラゼネカ株式会社に入社し、循環器系新製品の価値向上のため、医師・研究者と連携し研究活動、科学コミュニケーション活動を全国展開。その後、戦略コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て2017年5月にわたし漢方株式会社を創業。

 

■お問い合わせ先

わたし漢方株式会社　水沼

電話: 03-6452-6468 /メール: pr@watashikampo.com