コマンドN20周年企画展「新しいページを開け！」開催！作家総数2,000人！秋葉原TVからTRANS ARTS TOKYOへ〜街と共にあるプロジェクトはここから

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1997年、東京・秋葉原に新たな動きが生まれました。アーティスト自らが企画し、資金を集め、場所を持ち、告知し、運営をし、まちへと還元するアーティストイニシアティブという考え方。その考え方を実践すべく5人のアーティストが集まりコマンドNの活動は始まりました。秋葉原TV、スキマプロジェクトからアーツ千代田 3331の立ち上げ、「TRANS ARTS TOKYO」の開催等、コマンドNは常にまちと共にあるアートプロジェクトを創造してきました。その間、国内外のアーティストが様々な形で参画、その数は2,000人を超えています。そして、2017年、20年をむかえたコマンドNは、満を持しての初の大規模展覧会を開催するとともに、これまでの参加作家やその過程を見ていただいた評論家の方々の寄稿による記念書籍も発行いたします。

Akihabara TV2 / 2000 / √R / "reflect”/LAOX ザ・デジタル館1F

タイトル：コマンドN20周年企画展「新しいページを開け！」

会期：2017年10月20日（金）～11月12日（日）

開場時間：11:00-20:00 ※最終入場時間 19:30

休場日：会期中無休

会場：アーツ千代田 3331 1F メインギャラリー

入場料：一般 800円／大学生・専門学校生・65歳以上 700円

※10名以上の団体様は各料金から100円割引

※千代田区民、高校生以下、障がい者およびその同伴者無料

※期間中トークイベント開催予定（別途参加料設定）

主催：一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN

協力：アーツ千代田 3331、EIZO株式会社

WEBサイト：http://www.commandn.net/20th_anniversary/

概要：

2017年20周年をむかえたコマンドNが手がけてきた様々な先駆的なアートプロジェクトを芸術、文化、経済、社会等の多面的な視点から振り返り、コマンドNの活動を今日的な意味から再定義していきます。また、バイリンガルの記念書籍を同時期に発行し、その社会的意義を詳らかにしていきます。

展示内容：

○秋葉原ＴＶ(1999,2000,2002)

多数のブラウン管モニターに、当時実際に電気店にて上映された映像が当時のままに絶え間なく映し出される圧巻のインスタレーション

○東京ラビットパラダイス（2001-2006）

東京を拠点とするアーティストの東京像を映像イメージで展開。海外巡回したインスタレーションを再現

○スキマプロジェクト（2001）

68組のアーティスト、クリエイターが参加したプランの展示記録写真とインタビュー、一部の作品の再現等を実施

○powwowルーム(1998-2007)

毎回旬なアーティストを1名呼び、プレゼン＆トークを展開したシリーズ「powwow」の部屋を再現。全41回の映像記録をデジタル化してモニターで視聴。大御所アーティストの若かりし頃の貴重な映像も

○コマンドNが駆け抜けた20年の歴史年表

実際に作品の一部を展示、映像上映するなど20年を見える化するプロジェクト

○アーツ千代田 3331以降

わわプロジェクト、TRANS ARTS TOKYOを紹介

コマンドNとは：

1997年、文化芸術活動に携わるメンバーにより立ち上げられ、活動を開始しました。以来13年の活動を経て、2010年より一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドNとして活動を続けています。

使われていない空き物件を自らリノベーションし、事務所、スタジオ、ギャラリーとして活用し、アーティストの発信の場作りを行ってきました。自らがアーティストである主要メンバーを中心に、様々なプランや実験的プロジェクトを展開しています。行政機関や大手企業との関係の中で進める機会も増え、2010年法人格を取得。アート活動そのものが、公共性の高い性質を持ち合わせている現れとして、今後もより広い層にアプローチしていきます。

2011年3月の東日本大震災を機に、文化的側面からアーティストが得意とする柔らかなアイディア、前向きな姿勢を生かし、震災復興にも取り組んでいます。

さらには2012年からは、東京、神田錦町にある旧東京電機大学跡地を活用したアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」を毎秋開催。2016年からは活動の拠点となる東京都心北部エリアをUP TOKYOエリアとし、これからの活動の場として展開しています。