眼鏡が現代アートに!フランス在住の職人が創り上げた眼鏡を被写体にした写真展『眼鏡catch up アート??』展が8月3日より都内で開催。

北村拓也の眼鏡ブランド『北村Domont』の眼鏡を被写体にした写真作品の展示です。職人仕事によって創り上げられた眼鏡が、写真作家・高倉大輔氏による「職人×アート」な感覚の撮影によって現代アートとしてコラボレーションしました。会場ではオーダーメード眼鏡の相談受付も行います。8月3日〜同月13日まで、会場はOFSギャラリー(東京都港区)です。

フランス在住の眼鏡職人、北村拓也による眼鏡ブランド「北村Domont」は、8月3日〜13日まで『眼鏡 catch up アート??』展をOFSギャラリー(東京都港区)にて開催します。

1点ずつ手作業で製作された眼鏡を被写体に、写真作家・高倉大輔氏が撮影しました。職人がつくった眼鏡と現代アートのコラボレーションであり、眼鏡職人による精巧な仕事をアートに近づけるための展示会です。開催期間中は、会場に北村拓也が常駐して、オーダーメード眼鏡の相談受付も行います。

▼OFSギャラリー(眼鏡 catch up アート??):http://ofs.tokyo

 

■被写体は眼鏡ブランド「北村Domont」の眼鏡

『眼鏡 catch up アート??』展は、眼鏡業界ではこれまでになかった、眼鏡と現代アートとのコラボレーションです。「眼鏡を見る」ための展示会であり、オーダーメードの眼鏡の相談受付も行います。

被写体となった眼鏡を製作した「北村Domont」は、フランス在住の眼鏡職人である北村拓也による2014年にスタートしたオーダーメード眼鏡ブランドです。1950年設立の歴史あるフランスの眼鏡工房Dorillatに所属しています。

「北村Domont」を運営する北村拓也は、眼鏡作りで有名な福井県鯖江市で職人としてのキャリアをスタートさせました。その後、世界中の眼鏡工場や眼鏡店を回って知見を広め、現在はフランスに滞在して大量生産の眼鏡とは異なる1点ずつの製作を続けています。2017年現在の販売先はフランス、日本、アメリカ、ベルギーです。

<北村Domontの特徴>

・セミオーダーを中心とした1点物の眼鏡(顔、鼻の大きさ測定を行い、サイズを各々のお客様に合わせます)

・素材はべっ甲、バッファローホーン、アセテート(欧州でべっ甲を用いた製作ができる職人がいる工房は2工房のみです)

 

■「monodramaticシリーズ」で有名な写真家・高倉大輔

高倉大輔氏は東京在住の写真作家です。バックボーンである演劇とグラフィックデザインから着想を得たmonodramaticシリーズなどで知られています。

<高倉大輔氏>

立教大学在学中から俳優として演劇を始め、その後、グラフィックデザイナー、写真作家として独自の世界観で作品を発表しています。

代表作の写真作品『monodoramatic(モノドラマティック)』シリーズの作品は、国内外で評価され、2015年にルーヴル美術館地下のCarrousel du Louvreで開催されたフォトフェア「fotofever」においては、高倉氏の作品がメインビジュアルとしてポスター、カタログの表紙などに使われました。

また雑誌PEN(2016/9/1号 NO.412)では特集ページ『世界を揺るがし、もっと面白くする若手10組。』にて紹介されました。主な受賞歴に「ヤングポートフォリオ」(選:細江英公、森山大道、北島敬三/清里フォトミュージアム)、「”PX3 2015”(Professional)Portrature-SelfPortrait/1st Prize」などがあります。

高倉氏は今回の『眼鏡 catch up アート??』展での展示作品「monodoramatic/The parallels on your eyes」について、以下のように語っています。

(高倉氏によるコメント)

You have your multiple world.

眼鏡、という言葉はなぜ、目と鏡なのだろうと思った。鏡の前に立つと、そこには自分が写っている。左右が反転した、少し違う自分だ。日本では古来から鏡は神事に使われ、別の世界と繋がるためのものであった。眼鏡はつまり、別の世界を見るための装置であり、その装置を着けた人は普段とはすこし違うその人として見られることになる。眼鏡の数だけその人の世界は増殖し得る。

北村氏の眼鏡は、着用するその人にぴったりと合うように作られる。それだけぴったりと、はっきりとその人の世界を拡張させる。その世界を写真作品として表現できればと思います。

 

<『眼鏡 catch up アート??』展概要>

・場所:OFSギャラリー(東京都港区白金5-12-21 OUR FAVORITE SHOP内)

・期間:8月3日(木)〜13日(日)12:00-19:00 最終日は17:00まで

・アクセス:

東京メトロ日比谷線広尾駅徒歩13分、東京メトロ南北線及び都営地下鉄三田線白金高輪駅徒歩15分

都営バス(橋86/田87/黒77系統)恵比寿三丁目下車徒歩2分

JR恵比寿駅からタクシー5分

 

■3Dプリンターでは再現できない職人仕事のアートな価値にフォーカス

『眼鏡 catch up アート??』を提供するきっかけとなったのは、職人仕事がアートに近づくという考えからです。これからの時代は3Dプリンターやグローバリゼーションによって“安くて良い物”の普及がますます進んでいくと思われます。そのことで眼鏡職人も含めた、多くの手仕事が淘汰されていくでしょう。

そうした時代状況の中、北村拓也の眼鏡作りのコンセプトは、50年後も100年後も職人というものが失われないためのアプローチです。その方法のひとつとして「職人仕事がアートに近づく」という考えを持っています。

手作業の商品に“安くて良い物”といった指標を求めるのではなく、アートが持っている“感動、驚き”といった物差しを手作りの物にも加えてほしいという思いから、“職人×アート”という感覚の下で高倉大輔氏に作品をお願いすることになりました。

今回以降の眼鏡×アートのイベントは予定しておらず、眼鏡ブランド「北村Domont」はこのたびの『眼鏡 catch up アート??』をオーダーメード(一点物)眼鏡の普及につながるアピールのきっかけにしたいと考えています。

当イベントは11日間の開催であり、開催中に200人の来場者を目指しています。

 

【北村Domontについて】

本社:Dorillat

URL:http://dorillat.fr/

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:Dorillat

担当者名:北村拓也

TEL:0033646802602

Email: eye-takuya@hotmail.co.jp



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企業情報

企業名 Ets. Dorillat
代表者名 Anne Dorillat
業種 その他製造業

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