アーティスト舘鼻則孝氏とクリエイティブディレクション契約締結 ミュージアムとレストランの融合｢COURTESY(コーテシー)｣9月下旬OPEN

株式会社アクトコール（東京都新宿区、代表取締役社長：平井　俊広）は、このたび、世界的なアーティスト 舘鼻則孝氏とグループ全体のクリエイティブディレクション契約を締結いたしました。

当社グループは、「暮らしを豊かに」をコンセプトに、常に時代を先取ることを心がけ、様々な事業・サービスを展開しておりますが、今後のグループ全体の事業領域の拡大と差別化において、新たにクリエイティビティ（創造性）という視点が不可欠であると考え、エグゼクティブ クリエイティブディレクターとして舘鼻氏に参画いただくことになりました。

この新しい視点が、必ずグループ全ての事業において、お客様に新たな価値観を生み出すものと考えております。

最初の取組みとして、現在建設中の「赤坂インターシティＡＩＲ」（平成29年9月開業）にオープンする「COURTESY（コーテシー）」を全面的にディレクションいただきます。「COURTESY（コーテシー）」は、好評を頂いている「パンとエスプレッソと」「アルカナイズ」の飲食サービス事業によって得た経験とノウハウに、“アート”という新たな価値観を加えて展開する事業です。

「暮らし」の分野にて理想の現実に向け挑戦を続けていくアクトコールと、アートの世界で活動領域に限界を設けずチャレンジし続ける同氏の、今後の取組みにご期待ください。

舘鼻則孝氏 プロフィール

1985年、東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。

シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で幼少期から手でものをつくることを覚える。

東京藝術大学では染織を専攻し遊女に関する文化研究とともに友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。卒業制作であるヒールレスシューズは花魁の下駄から着想を得たものである。

近年はアーティストとして展覧会を開催する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2016年3月には、仏カルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督「TATEHANA BUNRAKU」を公演した。

作品はニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア＆アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。

舘鼻則孝氏 コメント

活動の領域に限りをつけて歩むことは、プロフェッショナルなことではありますが、私は安定を好みません。

挑戦することにはいつもやりがいを感じています。そのこと以上に、アクトコールという会社は私が関わる以前から、とてもクリエイティビティーのある社風であることも大きな理由となりました。

それは私の知らない世界でのクリエーションで、たくさんの人が関わりたくさんのコラボレーションが生まれていました。

「私たちにとっては、挑戦しないことの方がリスクなんです」とスタッフの方が仰っていたのがとても印象に残っており、私の歩んできた道程とも重なりました。表現の多様性を求める私のスタンスとアクトコールの挑戦する姿勢が、これからの時代にあたらしいものを生み出します。

コーテシーは、私が手がける最初のプロジェクトとなります。

建築空間を手がけるという意味では、私にとっても新たな挑戦となります。

コーテシーという名前は私が考えたものですが、単にレストランの名前を表す言葉というわけではなくプロジェクト自体の姿勢を表す言葉でもあります。アートの世界では作家と所属画廊の関係を表す言葉ですが、今回は私たちとお客様との関係を描いた言葉だと思っています。

レストランとしての店舗自体のクリエイティブディレクションはもちろんのこと、アーティストとしての舘鼻則孝にもフォーカスした空間作りになっています。中心となる大型のアート作品の他、多数の作品がお客様を囲む設計になっており、ギャラリー空間で食事を楽しめるというようなアトラクティブな時を提供します。

また、料理長を務める山本篤史シェフによるメニューも、私の作品とコラボレーションをした内容になっています。

COURTESY（コーテシー）概要

名称：ＣＯＵＲＴＥＳＹ（コーテシー）

住所：東京都港区赤坂１－８－１　赤坂インターシティＡＩＲ　１Ｆ

オープン日：平成29年９月29日（予定）