オリジナルブランドのスポーツ手袋を販売開始。独自コンセプトのゴルフ手袋でアマゴルファー市場を開拓

ファッション・ビューティー

野球のバッティンググローブやゴルフグローブなどの企画・製造を行う株式会社レガン（香川県木田郡三木町　社長／砂川泰三）は、本年4月より、自社オリジナルのスポーツ手袋「941」（ナイン・フォー・ワン）の企画製造・販売を開始することとなりました。

野球のバッティンググローブやゴルフグローブなどの企画・製造を行う株式会社レガン（香川県木田郡三木町社長／砂川泰三）は、本年4月より、自社オリジナルのスポーツ手袋「941」（ナイン・フォー・ワン）の企画製造・販売を開始することとなりました。

■トップアスリート向けの手袋製造技術と素材のノウハウをオリジナル商品に生かす

当社は1962年創業。1970年代から野球とゴルフ用の手袋や、ファッショングローブの受託生産（OEM）を中心に事業を行っています。大手スポーツメーカーからの手袋のOEMでは業界でトップクラスの実績を持ち、一流のプロ野球選手やプロゴルファーも当社の製造した手袋を使い世界で活躍しています。

近年はゴルフ・野球とも競技人口の減少で受注数量が低下。ランニングやアウトドアなど他分野の手袋の開発も手掛けていますが、トップアスリート向けの手袋供給で培った技術やノウハウを生かすとともに、顧客ニーズを直接商品に反映させるため、このたび初めて、オリジナル製品を企画・製造・販売することとなりました。

■業界初、ワンシームのアマチュア向けゴルフグローブ

このたび初めて商品化したのは、ゴルフグローブ「941」（ナイン・フォー・ワン）シリーズ。

941は、プロゴルファーやトップアマ用の手袋の仕様を基準に、薄さ、柔らかさ、高い機能性を目指して、特に若い世代のアマチュアゴルファーのために開発しました。

最大の特徴は当社独自の「ワンシーム構造」であること。ワンシームは一度のミシン縫いで甲と手のひらのパーツを縫い合わせ、握りやすさ、指の動かしやすさ、フィット感を同時に満たす独自製法。手のひらや指の部分に縫い目がないため、より素手に近い感覚でクラブを握ることができます。構成するパーツが少なく構造がシンプルなだけに、立体的に仕上げるには特殊な縫製技術を必要とします。

甲の部分はニット素材にシリコンをプリントして適所加圧。手のひら部分は特徴のある人工皮革と合成皮革を機能によって使い分けています。

■941は「九位一体」のコンセプトを表す「NINE FOR ONE」

製品名の「941」は、スポーツ手袋に求められる「機能性」「デザイン」「構造」の3要素をさらに3分割した9つの要素を一体化する「九位一体」というレガン独自のコンセプトを表したネーミングです。

今後、スポーツ手袋の統一ブランドとしてシリーズ展開していく計画です。

■プレイスタイル、コンディションに合わせた3タイプ

941は、ゴルファーが求めるプレイスタイルやコンディションに合わせて素材を替え、機能性をカラーで差別化した3タイプを用意しました。

□価格：１枚1,728円（税込み・参考価格）

□サイズ：男性用のみ、各S、M、L

(1)強いグリップ力を追究した合成皮革を使用「真紅（しんく）」

(2)繊細な感覚と柔軟性が特徴の合成皮革を使用「黄金（こがね）」

(3)雨天に強く万能性を追究した人工皮革を使用「紺碧（こんぺき）」

■香川県三木町のふるさと納税返礼品として好評