サタケ、アラパラが共同ブランドを発表 ― 歴史ある「ヘンリー・サイモン」の名前が復活 ―
サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、製粉機器において戦略的パートナーシップを組むアラパラ社(本社:トルコ共和国チョルム市、会長:イスマイル・アラパラ)と、共同ブランド「ヘンリー・サイモン」の名を冠した製品シリーズを今後発売していきます。
サタケとアラパラ社は、2015年6月29日に製粉分野における包括提携契約の締結後、製粉機器の共同開発を行い、2017年秋に共同ブランドで製品の相互販売を開始することになりました。共同ブランド名は、製粉業界で100年以上の歴史を持つ「ヘンリー・サイモン」です。
「ヘンリー・サイモン」の由来は、1878年イギリス・マンチェスターで創立され、のちに世界最大の製粉機メーカーとなったヘンリー・サイモン社です。長きにわたり革新的な発想力と技術力で製粉機器業界をリードし続けた同社ですが、1988年、同じくイギリスで創立された製粉機器メーカーと合併してロビンソン・ミリング・システムズ社に社名を変更したことで、ヘンリー・サイモン社の名前は惜しまれつつも消滅しました。その後1991年にサタケが同社の株を100%取得して完全子会社化し、「ヘンリー・サイモン」の使用権もサタケが取得しています。今回のアラパラ社との共同開発・相互販売にあたり、発想力と技術力で革新的な製品を世に送り出すというコンセプトがヘンリー・サイモン社の企業精神と合致していることから、同名を共同ブランドとして復活させることになりました。
なお、2017年4月10日からアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ市で開催される製粉業界の展示会IAOM(International Association of Operative Millers)に2機種を参考出展します。展示機種はローラーミル(ロール式製粉機)とピュリファイヤ(小麦粉純化機)で、共同開発で培った技術力を反映した、新しい機器ラインアップとなっています。例えばローラーミルでは業界初の赤外線カメラを使った製粉ロール温度検知装置が搭載され、製粉状態のモニターや動作異常などの早期発見が可能になりました。
今後もサタケとアラパラ社は両社の持つ強みを融合させることにより共同開発・販売を推し進め、ヘンリー・サイモンのブランド名でグローバルな商圏拡大を目指します。
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企業情報
企業名 | 株式会社サタケ |
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代表者名 | 佐竹 利子 |
業種 | 機械 |
コラム
株式会社サタケの
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