KADOKAWA Contents Academy、マレーシアの私立大学とマンガコースの共同開発に関する契約に調印

株式会社KADOKAWAの子会社で、海外におけるクリエイター育成スクールを展開するKADOKAWA Contents Academy 株式会社が、2017年3月9日、マレーシアの私立大学、KDU UNIVERSITY COLLEGEと、KDUのクアラルンプールキャンパスにて、新コースの共同開発に関する調印式を行った。同社はすでに台湾・タイで直営校を運営しているが、ディプロマを取得できる大学の本科へカリキュラムを提供するモデルの発表は今回が初めてとなる。

KADOKAWA Contents Academy 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:古賀鉄也、以下KCA)は、2017年3月9日、マレーシアの私立大学、KDU UNIVERSITY COLLEGE(所在地:マレーシア・クアラルンプール、以下KDU)と、KDUのクアラルンプールキャンパスにて、新コースの共同開発に関する調印式を行いました。

写真左からParamount GroupのCEO Mr. Jeffrey、KDU副学長Professor Dr. Hiew、
KCA代表 古賀、在マレーシア日本大使館一等書記官の黒沼氏

KDUは1983年に設立。マレーシアの私立高等教育機関の中では最も歴史のある学校の一つとして知られ、クアラルンプールに2キャンパス、ペナンに1キャンパスを持つ総合大学です。

近年では、同大学のゲーム開発学部がマレーシアでトップレベルの技術力を誇るなど、コンテンツ分野の学部に力を入れていることからKCAとの新コースの共同開発へと発展。KCAが直営校を置く台湾・タイでのノウハウを活かし、プロのSequential Artist(※1)を育成するカリキュラム『Sequential Art Course』をKDU向けに設計、作成することとなりました。

 

調印式当日は、KDU、KDUの親会社にあたるParamount Corporation Berhad、KCAのほか、在マレーシア日本大使館、投資誘致機関のInvest KL、JETRO Kuala Lumpur、KADOKAWA Gempak Starzの方々にもご列席いただきました。

来賓によるスピーチも行われ、「2017年は、マレーシアと日本の外交関係樹立60周年にあたる。マレーシアは、過去のLook East政策からの流れで、日本にとっては重要な友好国の一つで様々な交流を行っているが、経済面が中心だった。今回の契約はマルチメディアやサービスが教育分野での交流を進める上でのマイルストーンになる」と、新コースの共同開発に期待を寄せるメッセージをいただきました。

スピーチ後、来賓と関係者に見守られる中、KDUの副学長であるProfessor Dr. HiewとKCA代表の古賀との間で契約書にサインが取り交わされ、記念品の交換も行われました。

 

『Sequential Art Course』は、2018年上旬を目処にComputing & Creative Media学部内での開講を予定しています。2年間、約1,000時間に及ぶ授業を通して、マンガの描き方だけではなく、基礎となるデッサンや遠近法、透視図、ストーリーの構築方法、魅力あるキャラクター作りのポイントなど、マンガ制作で必要となるノウハウの全般を学ぶことが出来ます。

 

日本のコンテンツ制作ノウハウを伝え、マレーシアでも現地クリエイターの育成を目指すKCA。今後はKDUが盛んに行っている現地企業との産学連携に関する協業についても検討していく予定です。

 

※1Sequential Artとは

英語圏で連続するイラストや文字を用いた表現方法を指し、日本の「マンガ」とほぼ同義だが、より学術的な意味合いで使われている。



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企業情報

企業名 KADOKAWA Contents Academy株式会社
代表者名 古賀 鉄也
業種 教育

コラム

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