和紙を織り込んだ織物「瀬美庵織」が、パリで開催される世界最高峰のファッション素材見本市に初出展。新たな“メイド・イン・ジャパン”ブランドを世界に向けて発信

「瀬美庵織(せびあんおり)」は、耐久性に優れ年月が経っても風合いが変わらない和紙織物です。2月7日(火)~9日(木)(現地時間)にフランス・パリで開催される世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(Premiere Vision/PV)ファブリック」の卓越した技術をもった職人のみが出店できるオートクチュールエリア「メゾン・デクセプション(Maison d'Exception)」への初出展が決定しました。2017年はかぎられた出展枠に世界から約40ブランドの応募があり、最終的に2ブランドが選出。そのうちの1つが「瀬美庵織」です。

日本全国の和紙を用いて独自の技法で織り上げた和紙織物の制作と販売を手がけている株式会社セミアリッチマテリアル(本社:大阪府大阪市、代表取締役:淺田佑治)運営の「瀬美庵織(せびあんおり)」は、2月7日(火)~9日(木)(現地時間)にフランス・パリで開催される世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(/PV)ファブリック」の卓越した技術をもった職人のみが出店できるオートクチュールエリア「メゾン・デクセプション(Maison d'Exception)」に初出展します。

 

昨年度のPremiere Vision / Maison d'Exception

 

 

▼ 「プルミエール・ヴィジョン(PV)ファブリック」卓越した技術をもった職人のみが出店できるオートクチュールエリア「メゾン・デクセプション(Maison d'Exception)」公式ウェブサイト(フランス語):http://www.maisondexceptions.com/maison-dexceptions-fr/

 

 

 

▼ 「瀬美庵織(せびあんおり)」公式ウェブサイト:http://cevianori.com

 

瀬美庵織 庵主 淺田佑治(アサダ ユウジ)

 

■ジャパンブランド「瀬美庵織(せびあんおり)」が世界最高峰のファッション素材見本市に出展

 

セミアリッチマテリアルが手掛ける「瀬美庵織」は、日本古来の伝統工芸である和紙と手織りの技術を活かして横糸に和紙を織り込んだ生地で、水に濡れても破れにくい素材です。高い耐久性と通気性があり、防虫、脱臭、除菌、防カビ・抗菌効果に優れ、50年後も変わらない風合いを保つ織物です。

京都の糸メーカーと共同で開発したオリジナル糸と和紙とを織込むことで、生地が光の反射でキラキラと光り、見る角度によって表情を変える独自の色や柄を演出しています。

 

セミアリッチマテリアルが手掛ける「瀬美庵織」が、2月7日(火)~9日(木)(現地時間)にフランス・パリで開催される世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(Premiere Vision/PV)ファブリック」の卓越した技術をもった職人のみが出店できるオートクチュールエリア「メゾン・デクセプション(Maison d'Exception)」への出展ブランドの1つに選出されました。

 

この展示会には、毎年、世界各国からトップブランドのバイヤーなど約5万人が訪れ、「メゾン・デクセプション(Maison d'Exception)」には毎年固定で世界から約24の一流ブランドが出展しているほか、今年は限られた出展枠に世界から約40ブランドの応募があり、最終的に選出された2ブランドのうちの1つが「瀬美庵織」です。展示会には、あらかじめ招待されたラグジュアリーブランドや高級ブランド の関係者、世界の一流バイヤーが中心に訪れます。

 

※他社の参考写真引用

 

下記は、出展が予想されるおもなブランドです。

アレキサンダー・マックイーン、イヴ・サン=ローラン、ヴァレンティノ、ヴェルサーチ、エルメス、カルヴェン、グッチ、クリスチャン・ディオール、クロエ、ジバンシー、シャネル、ジョルジオ アルマーニ、ジルサンダー、ステラ マッカートニー、スリーワン フィリップ リム、セリーヌ、トム フォード、ドリス ヴァン ノッテン、ドルチェ&ガッパーナ、バーバリー、バレンシアガ、フェンディ、プラダ、ミュウミュウ、ボッテガ・ヴェネタ、マーク ジェイコブス、メゾン マルタン マルジェラ、ランバン、ルイ・ヴィトン

 

セミアリッチマテリアルでは、このブランドのうち最低3社と複数年契約を結ぶことを目標に、「瀬美庵織」を生地として使ってもらえるようアピールしていく予定です。

 

 

■日本の伝統工芸を活かした技法とモノづくりで世界に挑戦

 

「瀬美庵織」は、日本古来の伝統工芸として狂言師・故野村万之丞氏の舞台衣装に採用され、各界で活躍する政治家や芸能人のプライベートスーツに使われるなど、その魅力は国内外で高い評価を獲得しています。

 

独自に積み重ねてきた技法で繊細な色彩と日本独特の美しい織物の制作が可能になった「瀬美庵織」の魅力を、日本だけでなく世界へも伝えていくためには、職人の卓越した技法と、和紙と糸とを丹念に織りこんでいく地道なモノづくりへの取り組みが欠かせません。

 

しかし、世界遺産にも登録された和紙の職人は年々へりつづけ、伝統工芸に携わる従事者は全盛期の1974年の従事者数が約30万人に対し2010年を過ぎた頃から約1/5*になり6割が60歳以上となり。和紙職人でいえば後継者が数名しかおらず、存続の危機を迎えている地域もあります。またこうした職人に興味や関心はあっても、「食べていけない」「家族を養えない」といった切実な問題もあり従事できない現状です。

*全盛期の1/5:伝統品産業復興協会の調べ

 

セミアリッチマテリアルでは、日本の手漉き和紙をおもな素材とする「瀬美庵織」がこれらの生産者と連携・協力し世界ですぐれた生地として認められ、生地ブランドとして発展・普及していくことが、日本全体の産地復活と後継の職人の育成につながり社会への貢献にも必ず役立つと考えています。

「世界へ誇れる瀬美庵織」を目標として、生地の魅力を世界へ発信する挑戦はこれからも続きます。

 



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企業情報

企業名 株式会社セミアリッチマテリアル
代表者名 淺田佑治
業種 ファッション・ビューティー

コラム

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