伝統の手工芸「加賀ゆびぬき」の10年以上続く大規模作品展示会が有終の美を飾ります。2017年1月東京・有楽町にて第6回目となる「加賀ゆびぬき結の会作品展」を開催

石川県金沢に伝わる加賀友禅のお針子さんたちが自分用に作ったのが始まりとされる、裁縫道具の「ゆびぬき」。その美しさが評価され、今では手工芸、アクセサリーなどとして広く親しまれています。その伝統ある「加賀ゆびぬき」を全国に普及する「加賀ゆびぬき結の会」の作品展を2004年に初めて開催して以来、たくさんの女性たちの間で支持が広がりながら門下生も着実に増えていきました。これにともない出品数が増え続けたことで会場の確保等が困難になってきたことから、13年目を迎える2017年、「加賀ゆびぬき結の会作品展~絹糸万華鏡 最終巻~」と題した展示会を開催し、首都圏最大規模の「加賀ゆびぬき」の催しにひと区切りを付けることとなりました。2017年1月、東京・有楽町に匠の技のかぎりが一堂に集結します。

金沢伝統の手工芸「ゆびぬき」の普及活動を行う、加賀ゆびぬき結の会(主宰:石井康子)は、2017年1月23日(月)~28日(土)の6日間、東京・千代田区有楽町の東京交通会館2階ギャラリーにおいて「加賀ゆびぬき結の会作品展~絹糸万華鏡 最終巻~」を開催します。「加賀ゆびぬき」のすばらしさをできるだけ多くの人に知ってもらいたいという願いを込め、最終回となる今回の作品展示会の来場者を3,000人に見込んでいます。

 

 

2014年結の会作品展 会場風景

 

 

▼加賀ゆびぬき結の会:http://quilt-yui.com/

 

■伝統手工芸ならではの実用性と趣向を兼ね備える「加賀ゆびぬき」

裁縫道具としての「加賀ゆびぬき」は、石川県金沢に伝わる加賀友禅のお針子さんたちが自分用に糸かがりの「ゆびぬき」を作ったのが始まりとされています。その色彩豊かな絹糸の美しさが評価され、今では「ゆびぬき」だけにはとどまらず、帯留めやネックレスなど、さまざまなアクセサリーなどにも応用され、趣味としての手工芸など、広く親しまれています。

 

市販されているゆびぬきは、指に慣れてくると穴が空いたり、サイズが合うものがないなど使いづらい点がありますが、「加賀ゆびぬき」は自分の指のサイズに合わせて作ることができるのが特徴です。また、幅や内径を変えることによってゆびぬき以外のアクセサリーを作ることが可能です。

 

 

たたずまいも手仕事の風合いを感じさせる上品な趣向があり、実用性と意匠性の両方を兼ね備えている伝統的な手工芸「加賀ゆびぬき」を多くの人に知ってもらう活動を日々行っているのが、「加賀ゆびぬき結の会」です。

 

■「加賀ゆびぬき結の会」の発足

2003年1月に東京・銀座で開催された、「加賀ゆびぬき」の代表的な作家、大西由紀子さんによる個展が好評を博したのを契機とし、「加賀ゆびぬき」は世間の関心を呼ぶようになりました。現在、大西由紀子さんは金沢を拠点に普及活動にたずさわっており、NHK出版から『絹糸でかがる加賀のゆびぬき』(2006年)を上梓するなど著書は多数に上ります。

 

今回の展示会を開催する「加賀ゆびぬき結の会」は、2003年の大西由紀子さんの銀座での個展をプロデュースした石井康子(「加賀ゆびぬき結の会」現主宰)が、予想を超えた個展の反響にこたえるために大西さんと相談のうえ同年に首都圏で開いた教室が母体となっています。

 

 

■NHKや文化出版局に取り上げられてさらに認知度が高まる

「加賀ゆびぬき」の知名度が自然と上昇して行くにつれて、メディアからの引き合いは増えていきました。NHKの番組「おしゃれ工房」や「すてきにハンドメイド」に加賀ゆびぬき作家の大西由紀子さんが出演した際は、多くの問い合わせがあり、一日体験ができる都心の教室ではキャンセル待ちができるほどの反響でした。

 

また、2014年には文化出版局から結の会講師陣協力の元、石井康子が『四季を彩る 加賀のゆびぬき』を、上梓しました。

 

 

2016年秋には、日本ヴォーグ社の『手づくり手帖vol.10初秋号』で「加賀ゆびぬき」特集が組まれ、多彩な写真と共に「加賀ゆびぬき」について石井康子が解説。こちらも好評をいただいています。

 

 

■「加賀ゆびぬき結の会作品展」が最終回となる背景

「加賀ゆびぬき結の会」普及組織の門下生が出品する「加賀ゆびぬき結の会作品展」を2004年に初めて開催して以来、多くの女性たちの間で支持が広がり門下生も着実に増えていきました。

 

これにともない作品展への出品数が増え続けたことで、全国の教室の門下生の作品をまとめて一か所で展示するに見合った広さの会場を確保することが難しくなりました。そこで2017年の東京・有楽町での作品展をもって一区切りとすることとしました。

 

2004年に開催した初めての作品展での参加出品者は50名程度でしたが、最終回となる今回の作品展では、約230名の生徒・講師の作品が一堂に会することになります。

 

 

■地道で着実な「加賀ゆびぬき」の普及活動を今後も展開します

また「加賀ゆびぬき結の会」の発足当時は3クラスの構成でしたが、現在では首都圏を中心に静岡・仙台・長野などで結の会講師陣が開催する教室は約30か所、生徒数は300名以上に達しています。

 

「加賀ゆびぬき結の会」としては従来、各地の教室においても自主的な作品展などを開催しており、これからも現状の教室体制を維持・強化しながら、「加賀ゆびぬき」のすばらしさをより多くの人に伝える活動を地道に続けてまいります。

 

 

【加賀ゆびぬき結の会について】

 代表者:主宰 石井康子

 設立: 2004年10月

 電話番号:070-6661-5424

 URL:http://quilt-yui.com/

 活動内容:

 ・伝統手工芸「加賀ゆびぬき」の普及活動

 ・伝統手工芸「加賀ゆびぬき」の教室運営

 

 

 

 

 



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企業情報

企業名 加賀ゆびぬき結の会
代表者名 石井 康子
業種 その他サービス

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