クラリオン、SDLのテクノロジで39言語44Webサイトを短期間で展開し、グローバルビジネスの成長を加速

車載情報システムソリューションのグローバルリーダーであるクラリオンは、翻訳ソリューションおよびグローバルコンテンツ管理ソリューションのグローバルリーダーであるSDLのデジタルエクスペリエンスソリューションと翻訳ソリューションによって39言語44Webサイトを短期間で展開し、全世界の顧客にそれぞれの文化に即した体験をタイムリーに提供できるようになったことを発表しました。

SDL(本社 英国メイデンヘッド、LSE:SDL、http://www.sdl.com/jp/)は2016年5月10日、車両情報システムプロバイダーとして市場をリードするグローバルメーカー、クラリオン株式会社(以下クラリオン)がSDL Webと翻訳ソリューションを活用した新たな多言語Webサイトの展開により、グローバル規模のビジネス成長を加速していることを発表しました。同社は、はじめに日本語と英語のサイトを一新し、さらにわずか7か月で39言語42カントリーサイトへの展開を実現しました。SDLのソリューションを導入する以前は、各カントリーサイトのローカリゼーションプロセスが一元化できず、各国の顧客に対し顧客の母語で一貫した情報発信が効率的にできないことが大きな課題となっていました。

 

クラリオンがSDLを選択した理由は、全世界の顧客へ、よりパーソナライズされたユーザー体験を、地域の文化に即した形で柔軟に提供するためです。既存のシステムでは、グローバル規模でWebプレゼンスを高めるには不十分でした。既存のシステムは各カントリーサイトのローカリゼーションプロセスが一元化できず、情報のグローバル展開が全サイトで効率よくタイムリーに行えず、それが大きな課題となっていました。そこで、同社では、言語とコンテンツの運用効率と拡張性で定評のあるSDLソリューションの採用に至りました。

 

直観的で柔軟性の高いSDL Webの導入によって、クラリオンは一元化されたローカリゼーションプロセスで、一貫性の高い44ものカントリーサイトを、各国のマーケターに制作と編集の権限も与えながら、効率的に展開することができたのです。これには、SDL WebのBluePrinting® テクノロジが大きく貢献しています。このテクノロジは多言語で展開される複雑なWebサイトの管理を容易にするユニークな機能です。

 

「SDL Web導入後、課題であったローカリゼーションの効率は改善され、各市場への情報提供スピードが飛躍的に短縮されました。これにより、マーケティングチームはより重要な業務に時間を割くことができるようになりました。」とクラリオンのグローバルブランドコミュニケーション部 部長、上原章子氏は話します。

 

クラリオンは、さらに、カスタマーエンゲージメントとデジタルエクスペリエンスをより向上させるため、アジア言語および北南米の言語の翻訳にSDLの翻訳サービスを採用しました。そして、多言語翻訳のさらなる効率化のために、SDL Webと連携した翻訳管理システム、SDL WorldServerの導入を開始しました。

 

「顧客ベースの広さを考慮した時、コンテンツ管理に対する統合的アプローチは必要不可欠です」と クラリオンのグローバルブランドコミュニケーション部、今西規之氏は話します。「SDLの包括的なソリューションによって、すべての言語にわたって一貫したメッセージの伝達が容易になり、当社のすべてのコミュニケーションチャネルを同期できます。SDLのソリューションを導入後、当社はビジネス上のさまざまな成果つながっていると感じています。多言語化が業績向上のカギを握っていることを確信しています。」

 

SDLのCEOのAdolfo Hernandezは次のようにコメントしています。「当社は、デジタルチャネルにおいてあらゆる顧客に対しその母語でメッセージを届けることの重要性を理解しています。クラリオンがSDLのテクノロジにより、カスタマーエクスペリエンス向上や市場拡大を実現し、最終的に海外の売上を増加させるのを見るのは喜ばしいことです」

 

 

■SDLのニュースリリースページ

http://www.sdl.com/jp/about/news-media/press/2016/clarion-accelerates-globalization-with-sdl-technologies.html

 

■関連ソリューション

SDL Web:http://www.sdl.com/jp/cxc/digital-experience/web-experience-management/

SDL WorldServer:http://www.sdl.com/jp/cxc/language/translation-management/worldserver/

 

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SDLについて

SDL(LSE:SDL)は、グローバルコンテンツ管理およびランゲージソリューションをリードしています。 この分野で20年以上の実績を持つSDLは、収益性の高いデジタルエクスペリエンスの実現を促進することで、企業のグローバル規模の成長を支援しています。 グローバル企業上位100社のうち79社が、SDLとともに、多数のブランドやWebサイトをあらゆる言語やデバイスで提供する際に拡大するコンテンツ管理の複雑性を解消し、 グローバル化を加速しています。 詳しくは、http://www.sdl.com/jp/ をご覧ください。Twitter、LinkedIn、Facebookでも情報発信しています。

 

クラリオンについて

クラリオン株式会社は、1940年に東京で創業し、2006年より日立グループの連結子会社となりました。現在、米国Automotive NewsにてOEMサプライヤー世界トップ100社の1社に選ばれています。カーオーディオおよびエレクトロニクス分野のグローバルリーダーとして、自動車向けの音響システムから、ナビゲーションやカメラシステム等、車両クラウド情報システムおよび車両セーフティシステムに関する研究、開発、エンジニアリング、設計、製造、販売、マーケティングを行っています。クラリオンは、その高機能でありながら使い易さを追求した革新的な製品開発力で市場から高い評価を得ています。クラリオンのWebサイトは http://www.clarion.com をご覧ください。



企業情報

企業名 SDLジャパン株式会社
代表者名 チャン・イン・リー
業種 コンピュータ・通信機器

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