新人教育プログラムは　“1年間の路上清掃”「四方善し」を実践できる人材育成を目指す

　新入社員を対象に行っている清掃活動は、街のため、お客様のために考え、行動できる人材を育てるための教育プログラムです。地域密着企業として、不動産仲介やリフォーム・保険など、暮らしに関わるさまざまサービスを提供するミックでは、地域・お客様・自社・自分（家族）の四者にとって善いこと「四方善し」の理念の元、社員一人一人が、街を愛しお客様が望むもの以上のご提案ができる人材を育成する必要があると考えています。

　毎朝本社周辺、半径約200ｍの範囲を、入社１年未満の新入社員（2016年は24名入社※中途採用者1名含む）、社長、執行役員が加わり約28名が、路上のごみや落ち葉を清掃します。住民の方から「いつもありがとう」「ご苦労様です」とお声かけいただくこともあり、街に役立っていることを実感でき、やりがいも生まれます。

　この清掃活動は、本社周辺に留まらず、ミックの全店舗の周辺（駅前含む）地域でも実施しています。また、週1回はゴミを直接手で拾うことを義務付けしています。目線を低くし、ごみがないかを注意して見ることで、自身の心を磨き、感謝や気づく心を養い、お客様への気遣いや配慮のできる人材の育成にも役立つと考えています。毎日コツコツ地道な清掃活動が、地域の皆様に喜ばれ、2015年3月に横浜市港南区より「美化活動推進功労者」、同年6月には横浜市磯子区より「環境行動推進功労者」として、表彰をいただきました。

　地元に根づいた企業として、社員一人一人が街を愛し、お客様を思いやる気持ちは、地域や地域の人々との関わりの中でしか、育てることができません。「継続は力なり」でミックはこれからも、コツコツ地道に地域の清掃活動に取り組み、企業は「人」なりの人づくりに励んでいきます。