モンゴルを襲う「ゾド」。寒雪害という厳しい環境にある子どもを支援するセーブ・ザ・チルドレンを、気軽に応援出来るチャリティー・アイテムが、1週間限定で販売スタート

■実施の背景

モンゴルと聞くと、見渡す限りに広がる壮大な緑の大地、放牧して穏やかに暮らす遊牧民（そして、モンゴル相撲）。「生きる強さ」を持った人々が穏やかに暮らす国、という認識の方が多いのではないでしょうか。

今、モンゴルでは都市化が急速なペースで進み、子どもたちに様々な問題が起きていること。そしてゾドと呼ばれる「遅発的災害」の影響により緊急的な支援が必要な状態にあります。

ゾドとは、夏季の干ばつ、冬季の異常な降雪、そして低温（場所によってはマイナス40℃以下）などが続くことで発生する気候事象です。もしこのままの状態が続くと、春から夏にかけて、さらに多くの家畜が死亡し、多くの遊牧民が財産・所得を失うことになり、緊急事態になることが懸念されています。

■NGO/NPOの活動内容

2016年の2月末現在、セーブ・ザ・チルドレンは、地方の事業地を中心に自主的に、また政府および国連といった国際機関と連携をとりながら、ゾド被害の状況把握を続けており、緊急支援方針と支援活動のメニューを組織内で議論し、まとめている段階です。

まだ具体的な内容は決定していませんが、例えば2万円のチャリティーで、

・ゾドの被害を受けている遊牧民1世帯につき「羊・山羊といった家畜100頭分の１カ月分の飼料代の提供」

・遊牧民1世帯5人に「2カ月分の衣食・衛生用品など物資の提供」

・8～12人の親元を離れて暮らす子どもたちへの「心理的ケア」や「補習授業のサポート」

が実施出来るようになります。

このような支援を提供することで、遊牧民およびその子どもたちが受けるゾドの深刻な被害を未然に防止し、被害を受けたとしてもその影響を最小限にとどめることができます。

【 NGO/NPOへのインタビュー記事はコチラから　http://jammin.co.jp/charity_list/160229scj/ 】

■商品のデザイン

今週のチャリティーは、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン。厳しい寒さにより影響を受けるモンゴルの子どもたちを始め、厳しい環境にある世界中の子ども達を支援しています。

＜デザイン＞

CHANGE NOW & FUTURE （今と未来を変えていく）というキーワードは、セーブ・ザ・チルドレン担当者が大事にしている言葉「子どもは未来だけでなく“今”も生きている。今の視点を持って、今を変えていくことが大切」からインスパイア。そして、futureの「e」の中に、子供達の笑顔を表現しています。

＜チャリティー先のNGO/NPOからのメッセージ＞

子どもたちの笑顔をモチーフに、「今と未来を変えていく」というメッセージを込めて頂きました。モンゴルの子どもたちの未来を変えるのは、今しかありません。チャリティー・アイテムを通じて、ゾドの被害の深刻化を防ぐ支援にご協力をよろしくお願いします（セーブ・ザ・チルドレン 法人連携部 加藤 遼也）

＜デザイナーからのメッセージ＞

アメカジのようなシンプルなデザインで、男女年齢問わずサラリと着て頂けます。上に何かを羽織るもよし、春先に向けて一枚で着るもよしのカジュアルなデザインに仕上がっています。モンゴルの子どもたちが、一日でも早く穏やかに暮らせるようになって欲しいとの願いを込めました（DLOP）

■ソーシャルウェアブランドJAMMINの特徴

① 1週間限定デザインによるチャリティーキャンペーンを毎週展開

JAMMINでは毎週、NGO/NPOの活動や素晴らしいストーリーからインスパイアされた、新作をリリースしています。また、ECサイトではNGO/NPOの活動を詳しく紹介することで、多くのNGO/NPOの活動を応援するきっかけを提供しています。

② アイテムご購入ごとに700円を寄付

JAMMINではわかりやすいチャリティーを目指しており、1アイテム購入ごとの寄付額を700円として販売しています。2015年末までに、88のNGO/NPOに関するキャンペーンを毎週開催し、集まった寄付は約370万円に上ります。

③ MADE IN JAPANのモノ作り

JAMMINではチャリティーだけでなく、ファッションも楽しんで欲しいとの考えています。そのためTシャツは長くモノ作りに携わる国内工場と開発・生産を進めています。またECサイトから販売することで“適性で、買いやすい価格”であることも目指しています。

【JAMMINのモノ作りに関する詳細はコチラから　http://jammin.co.jp/factory/　】