O2Oをはじめ、FinTech（金融技術）やIoTなど先端応用技術の研究・開発を行う専門組織「Showcase Lab.」を新設

■新組織設立の背景

当社はこれまで金融・不動産・人材・ＥＣ業界を中心に、10年間に渡って6,100を超えるWebサイトの入力フォーム最適化サービス等の提供を通じて、Web利用ユーザの利便性向上と顧客企業の成約率(コンバージョン率)の向上に寄与してきました。

一方、インターネットはリアル店舗での購買や決済手段、家電や業務用機器の遠隔操作に活用されるなど、活用領域が広がっているのが現状です。また、金融庁の金融審議会から規制緩和の方針が打ち出されたのを契機に金融（Finance）と技術（Technology）の融合による新たな金融サービスのニーズが高まっています。３メガバンクをはじめとする銀行、そして証券、カード業界など金融機関に多くの顧客を有する当社としてはこうしたニーズに即応したサービスの開発、提供が急務となっております。

このような現状を踏まえ、当社はインターネットユーザにとって、より利便性が高い付加価値サービスを提供していくために、自社商品開発とは別ラインで新たな領域の研究を行う専門組織を設立するに至りました。今後自社のみならず、様々な専門技術を持ったパートナー企業とコラボレーションを図りながら、研究や実証実験、研究成果の報告を行ってまいります。

なお、ラボの初代所長には、当社のCTO（最高技術責任者）であり、当社の主力製品ナビキャスト フォームアシストなど多くの製品開発をリードしてきた取締役 弓削田公司が就任いたします。

成果については、当社公式ホームページ（http://showcase-tv.com/）およびテクノロジーブログ「bitWave」(http://bitwave.showcase-tv.com/)にて随時公開する予定です。

また、当社のデータマネジメントプラットフォーム「ConversionDMP」が保有するビッグデータをもとに、より精度と費用対効果の高いマーケティングプランを総合提案する新事業部門「データマーケティング事業部」も新設いたしました。

こちらの事業部長には、これまでの主力事業であるeマーケティング事業部を統括してきた取締役 高山慎太郎が就任いたします。

■主な研究分野

Web情報の分析技術、Web端末認識技術、ビッグデータ解析と機械学習（ディープラーニング）のほか、

・O2O（オンライン to オフライン）分野：位置情報解析、店舗内オペレーションのクラウド化など

・FinTech（金融技術）分野：ユーザ与信分析、決済代替手段の提供など

・IoT分野：ハードウェアの遠隔操作、新型コミュニケーションツールの開発など

■株式会社ショーケース・ティービーについて

ショーケース・ティービーは、国内・国外において数々の特許を取得した独自のWebサイト最適化技術により、Webサイトを「見やすく・わかりやすく・入力しやすく」するクラウドサービスと、DMPを活用したWebマーケティング支援サービスを提供しており、インターネット通販業界、金融業界、人材サービス業界、不動産業界など6,100を超えるWebサイトに導入いただいております。