TEDxで講演しました

2015年9月18日の、”The Future of Education”をテーマとしたTEDxTokyo Salonにて弊社役員加藤エルテスがプレゼンテーションを行ないました。

当TEDxのテーマは、“Future of Learning” (学びの未来)であり、ICTやデータサイエンスが教育をどのように変えていくのか、また、変えていくべきなのかについて様々な切り口からセッションが行われました。加藤の他には炭谷俊樹氏(ラーンネット・グローバルスクール代表・神戸情報大学院大学学長)、若宮正子氏(メロウ倶楽部 Vice Chairman、NPO法人部ブロードバンドスクール協会理事)がプレゼンテーションを実施しました。

 

【講演要旨】

教育の未来とデータサイエンスは切り離して論じることはできません。今まで教育分野にはあまりデータが活用されてきませんでしたが、子どもにとっての学びの対象や、学習の過程、定着の効率性を可視化することで、今までよりも遥かに優れた効果をあげることができることが分かっています。

TEDxでは、その際に懸念される「教育がデータでできるようになると、人の心が置き去りにされてしまうのではないだろうか」という懸念について、丁寧に掘り下げました。

データサイエンスが活用されることで、今までのように、「全員が、同じものを、同じペースで学ばなければならない」制約から開放されることが論じられました。個々の生徒の学習状況を可視化することや、それに応じた学習ペースのカスタマイズを行うことが、親や教師の手を煩わせずに実現するようになるためです。

データサイエンスは子どもを自由にする一方で、親・教師の自由度も高めます。採点や記録といった手間から開放されて余った時間を、興味が有ることについて一緒に話したり、頑張りを褒めたり、勉強以外の遊びや触れ合いに時間をとる余裕が生まれます。

データサイエンスは道具に過ぎず、それ自体が教育の未来を作るわけではありません。道具を使う私達の意志こそが未来を作るものであり、その重要性を述べました。

(当講演については、後日TEDxTokyoのウェブサイト http://www.tedxtokyo.com/ にて公開予定です。)



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企業情報

企業名 RISU Japan
代表者名 今木智隆
業種 教育

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