死を覚悟した体験をしてもなお、アフリカの輝かしい未来のために奮闘する大学生。日本人だから気づけた日本人にしかできない世界を救うプロジェクトにご協力ください。

アフリカはタンザニア。後進国と呼ばざるを得ないこの国に1人の大学生がハンディーキャップを抱える子供たちの自立支援を目的とする団体で海外インターンシップに挑戦しています。そこには沢山の問題が山積みとなっておりました。明日子供たちに与える食事を飼うのもギリギリな資金。子供たちの様子を管理できていないスタッフ。決して栄養価が高いとは言えない子供たちの食事。そんな問題をニワトリを飼育することで改善を図るプロジェクトを立ち上げました。順調にご支援が募り始めたある日、私は強盗に襲われました。死を覚悟した渦中、強盗とのやりとりの中からそれでもこの国を自分が、そして日本が良くしなければ世界は絶望の中に居続けることを感じ、開放後もタンザニアで奮闘することを決意。帰国まで残り2週間を切った今、後進国であるこの国と日本人だからできる世界を救う方法を伝え、皆さんに行動を起こして欲しいです。

タンザニアのハンディーキャップを抱える子どもの自立支援をサポートするMEHAYO Centre(所在地:タンザニア モロゴロ州)は、2015年8月31日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「ニワトリの飼育でタンザニアの子どもたちに幸せを届けたい」プロジェクトを開始しました。

[URL]https://readyfor.jp/projects/MEHAYO_CHICKENPJ

 

◯私がここにいる理由

 

 

はじめまして。

明治大学国際日本学部3年生の正本和希と申します。

現在、大学3年生の夏休みを利用してアフリカの現状を肌で感じるためにタンザニアのモロゴロ州という町にあるハンディーキャップを抱える子供たちの自立支援を目的とする団体「MEHAYO Centre」にて海外インターンシップに挑戦しております。

自分は現在世界各国で生じている「格差」ってどうすれば小さくすることができるかに興味を持っています。

日本で何不自由なく幸せにくらしている私。

しかし、地球の裏側では銃を突きつけ合ったり、飢餓で苦しんだりと幸せとは程遠い生活をしている人がいることが事実としてあります。同じ時代にいるのに格差というものは人類が始まって依頼存在し続けます。

そこに違和感を感じております。

 

特に自分が大学で専門としていることがらがアフリカ情勢です。

みなさんはアフリカといえばなにを思い浮かべますか?

できるかぎり答えてください。と質問されたらポジティブなことよりネガティブなことがあげられるのではないでしょうか?自分もそうですし、現状アフリカ諸国には解決すべき問題が山積みです。

しかし、ポジティブな面もあります。豊富な資源や若者の人口が非常に多いことなど今後アフリカ諸国が発展していく可能性は存在します。私はこのポイントに惹かれ、今後アフリカが世界をリードするような社会を実現できたらいいな。そうなれば今アフリカのネガティブなことも少しずつ小さくなり、格差が縮まることにもつながるのではないかなと考えております。

以上が私が今タンザニアにいる動機です。

 

 

◯"僕は彼らを変えることはできない"

 

当初日本を旅立つ前に、「少しでも子どもたちの将来を照らせるような活動ができれば」と意気込み出発しました。ところが、その意気込みは初日で砕かれることになります。彼らは言葉が通じません。通じたとしても自分にはスワヒリ語を話すスキルがありません。教育どころかコミュニケーションもままならない状況でした。自分の無力感と彼らの将来が非常に狭くなっている現実をつきつけられました。

 

僕は彼らの人生を変えることはできない。

 

率直にこう思いました。そんな自分にできることはなにか。それは直接的に彼らにとってプラスになるようなことではなく、彼らの周りの環境を整えること、それくらいしかできないと思いました。

 

 

◯山のような問題から見つけた自分ができること

 

そう考えてから私は偉そうに聞こえますが、この団体を運営している責任者としての視点で過ごしていました。時間の使い方、スタッフの態度、使われていない敷地、子どもたちの自由すぎる行動。問題は山のようにありました。その中でも資金面と子どもたちの健康、そしてスタッフの働き方について特に問題意識を持ちました。

この団体の資金不足は深刻です。子どもたちに明日与える食料や薬を賄うのもやっとです。

また、子どもたちの食べ物はほとんど毎日変わりません。専門知識がない私でも栄養不足であると感じました。

さらに、この団体のスタッフは子どもたちの様子を管理できておらず、自分の仕事をなんとなくやっております。そんな彼らが見ている子どもたちから自立は生まれるでしょうか。

この3つの問題を少しずつ改善できる策が本プロジェクトになります。

 

 

◯ニワトリからタンザニアの子どもたちに幸せを

 

施設内にはもともと鶏舎がありますが、今は空っぽの状態です。そこでニワトリを飼い、生産される卵を収入の糧にします。もちろん卵は直接子どもたちの食料にもなります。さらに、家畜を飼うことは容易なことではありません。この仕事を通して、スタッフにそして子どもたちに責任感をうえつけさせます。時間はかかりますが、少しずつ解決に向かうと考えております。

 

<内訳>

ニワトリ100羽=220,000tzs

餌代(半月分)  =1.380,000tzs

鶏舎整備    =100,000tzs

計=1,700,000tzs

 

これを200羽分目指します。

1,700,000tzs×2=3,400,000tzs(約¥200,000)

その他費用(手数料,郵送料含む)=¥500,000

 

合計¥250,000

 

 

◯彼らの義務と私の義務

 

ここにいるほとんどの子どもたちは生まれてすぐに重い病にかかってしまい、ハンディーキャップを抱えることになった子供が多いです。WHOの調べによると、2010年全世界でのマラリアによる死者のうち、91%がサハラ砂漠以南のアフリカ地域で起きています。そのうちの70%以上が5歳未満の子供です。

この施設にいる子どもたちは生きる権利はもちろん義務もあります。このアフリカの現状と自分を次世代に伝え、少しずつ上記の数値を減らしていく義務があると思います。

だからこそ彼らの住む環境を少しでも良くする義務がスタッフにはあり、自分のような研修生にもあると考えます。

この小さな町の小さな団体にこのプロジェクトの成功が、ないよりあったほうが世界はちょっとだけ幸せになるはずです。そしてこのプロジェクトが1回きりでなく、次なる問題、さらには別の場所で生じている問題を解決するきっかけになってくれれば幸いです。

 

 

◯死を覚悟した出来事からの学び

 

このような想いをもってスタートさせたプロジェクト。順調にご支援のほうが集まり始めたある日、自分は日本のある団体にアドバイスを貰うため、ダルエスサラームという都市からの帰路にて強盗にあいました。

車に無理やり押し込められ、人気のないところに連れて行かれ、金目の物を次々と盗られました。最初は冷静だった私も瓶を片手に「殺す」という脅しの言葉が増えるごとに死を覚悟しました。

そんな渦中、彼らが私に言った言葉。

 

「これが俺ら貧困国の仕事だ」

 

この言葉を聞いて世界は自分が思っていたよりも絶望にいると心から思いました。

日本では沢山の雇用があるなか、貧困国は犯罪に手を染める選択肢が普通に存在することをリアルに知りました。

なんとか解放された後、すぐに日本に帰りたいと一瞬思いましたがそれ以上に、先進国である日本がこの状況を変えなければ世界は絶望の中に居続けると強く思い、自分がタンザニアにポジティブインパクトを残すことがこの絶望から抜け出す小さな一歩だと信じ、残って活動することを決めました。

 

 

◯日本人にしかできない世界を変える可能性

 

日本は世界的にみて恵まれています。そんな恵まれている国にしかできない世界の変え方があると信じています。

MEHAYOには自分のような研修生が世界中から来るのですが、この団体のためにアクションを起こした人は日本人の自分以外いません。この状況を受け、私は日本人であることに誇りを持ちました。特別頭もよくなく、スキルのない私でさえ、問題に気づけてアクションをとれたのなら、多くの日本人が世界に出ればきっと世界はよくなります。

私が願っていることはただひとつ。

 

“日本人がこの世界を絶望から救うリーダーとなる"

 

どのような形でも構いません。

このプロジェクトに直接ご支援いただく

この記事を読んで世界を考えてみる

実際世界に飛び込んでみる

このプロジェクトがタンザニアの子どもたちを救うだけでなく、世界をよくする種になることを祈っています。

 

 

 

【ご支援方法】

3000円・10000円・30000円のご支援を受け付けており、子どもたちからのサンクスレター・コーヒー豆や東アフリカの伝統衣装"カンガ"などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは9月30日23時〆切であり、目標金額の25万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

 

 

 

【クラウドファンディングとは】

 

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

 

 

【今後の展望】

達成後の流れ

✢9/30

ご支援締め切り

✢10/1~11/30

引換の品配布完了

✢12月上旬

送金予定

✢12月中旬から1月初旬

鶏舎リノベーション後、ニワトリ(100羽)購入

✢6月頃

ニワトリ(100羽)購入

 

※ニワトリ購入を2段階に分けているのは、一気に200羽ですと、世話が十分に行き届かないことや、スタッフのキャパシティーを懸念したためです。

※もう100羽のニワトリ購入を半年後にした理由は、ニワトリは飼い始めて半年で卵を産むらしいです。よって、一段階のニワトリが卵を生産可能になった後にもう100羽購入することで無理なく進めることを目的としします。

※代表者帰国後も現地と連絡を密に取りプロジェクトを中期的に進めていきます。

 

 

「プロジェクト名:ニワトリの飼育でタンザニアの子どもたちに幸せを届けたい」

https://readyfor.jp/projects/MEHAYO_CHICKENPJ

 

 

【MEHAYO Centreについて】

 

住所:P.O box 654 Morogoro Tanzania

創立者:Mama Linda

設立:1995年4月15日

URL:http://www.mehayo.org

事業内容:ハンディーキャップを抱える子供たちの自立支援

 



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企業情報

企業名 正本和希
代表者名 正本和希
業種 その他サービス

コラム

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