車椅子に乗ってても、楽しい旅行を！～車椅子専用ガイドブックin京都～

★★★車椅子の方のための京都のガイドブックを作成・出版したい！★★★

https://readyfor.jp/projects/kyotokurumaisu

初めまして、塩沢加菜（しおざわかな）と申します。

皆さんは車椅子に乗って旅をしている方を見かけたことはありませんか？

私は1回しか見たことがありません。

車椅子に乗る方も少なくないはずなのに、なぜ？

私の母は足にガンを患った為、3年前から車椅子を使っています。

京都が好きで「行きたい！」と言っていたので、去年、車椅子利用になって初めて京都へ連れて行きました。

車椅子を押して歩く京都は人で溢れていて、介助している私には辛すぎました。

観光名所もそうですが、道には人の壁、ぎゅうぎゅうのバス・・・都会で車を運転したことがないのでレンタカーを借りることもできず、タクシーをつかまえて乗り込むのにも一苦労・・・ついに、

「車椅子で外出するもんじゃないよ！邪魔だもん！」

不便さと介助の疲れでイライラが募り、何も悪くない母に八つ当たり。

これが、冒頭の「なぜ？」の答えに繋がるんじゃないかと思います。

「車椅子で街中に出ることに抵抗や不安があるから出たくない」と。

車椅子で外出するのは、乗る本人はもちろん、介助する人も影響を受けます。

健常者の人の視線、スムーズに移動・観光できないもどかしさ、そこから来る精神と肉体の疲れ。

全ての人がそうではないとしても、少なくとも同じ思いをされた人はいる。

そう思ったのをきっかけに、「もう車椅子の旅行なんて嫌だ」と思わなくて済むにはどうすればいいかを考えて、思い立ったのがバリアフリー情報を盛り込んだガイドブック作成でした。

★★★車椅子の方のための京都のガイドブックを作成・出版したい！★★★

https://readyfor.jp/projects/kyotokurumaisu

2015年8月28日より、ガイドブック作成実行するために支援をお願いしています。

90日間かけて150万円を集めています。

自己資金だけでまかなえるものではないので、皆様からのご協力をいただけましたら幸いです。

【本プロジェクト内容】

京都の街中を車椅子で観光する際の、各所のバリアフリー対策や専用トイレの有無、拝観料など、市販のガイドブックには載っていない情報を盛り込んだ専用ガイドブック作成です。　

あらかじめ目的地の情報があれば、不安や戸惑いもなくせますし、行ったのに「車椅子では拝観不可」だったりというストレスも軽減できます。

寺社仏閣・ホテル・レストラン・車椅子でも通りやすい道を重点的に取材し、１冊の本にまとめようというものです。

【クラウドファンディングとは】

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

支援金も目標金額に達成しなかった場合には、支援者のもとに戻り、実行者のものにはならない仕組みですが、達成した場合はお礼の品もご用意しております。

母のために、自分のためにと思い立ったプロジェクトですが、いつか多くの車椅子利用の人のためになる日を目指して頑張ります！！

ありがとうございます！！

塩沢加菜（塩を沢さん加えた菜っぱと書きます）

2015年9月8日