8月1日、秋田県上小阿仁村の里山を舞台に現代アートを中心に約70作品を展示する「KAMIKOANIプロジェクト秋田2015~ただ、ここに、在り続けたい。~」開幕

8月1日、秋田県上小阿仁(かみこあに)村を舞台に現代アートを中心とした約70作品を展示するアートプロジェクト「KAMIKOANIプロジェクト秋田2015~ただ、ここに、在り続けたい。~」が開幕しました。9月13日までの44日間、上小阿仁(かみこあに)村八木沢(やぎさわ)集落をメイン会場とし、全3会場で多彩なイベントが開催されます。

8月1日(土)から9月13日(日)の44日間、秋田県上小阿仁(かみこあに)村八木沢(やぎさわ)集落をメイン会場としたアートプロジェクト「KAMIKOANIプロジェクト秋田2015~ただ、ここに、在り続けたい。~」が開幕しました。

「KAMIKOANIプロジェクト秋田」は、新潟県十日町市で開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」初の飛び地イベントとして2012年からスタートしました。4回目となる今年は、秋田県内外の32作家が現代アートを中心とした約70点の作品を出展します。会場では、村の風土と融合した作品を無料でお楽しみいただけます。土・日曜日を中心に音楽・舞踏・伝統芸能など多彩な催しがあります(一部有料)。作品を巡り、イベントに参加しながら、日本の里山のすばらしさを堪能していただけます。

今年初参加となる現代美術作家の滝沢達史さんは、村に滞在しながら廃校となった小学校の素材や上小阿仁(かみこあに)村ならではの素材を使いながら作品を仕上げていきます。また、秋田杉を使った作品が多いのも特徴です。ご注目ください。

 

タチ(松本慎吾)

 

Bearer of a message(木村剛士・二宮諒)

 

 

▼「KAMIKOANIプロジェクト秋田2015」公式サイト:http://kamikoani.com/

 

※秋田県北秋田郡上小阿仁(かみこあに)村は、秋田県のほぼ中央に位置する人口約2,500人の山村。基幹産業は農林業で、特に国有林野を有し、古くは藩政時代から「天然秋田杉の里」として知られています。

 

 

■上小阿仁(かみこあに)村の魅力とアーティストの想像力が融合

本プロジェクトのテーマである「ただ、ここに、在り続けたい。」という言葉には、めまぐるしい現代社会の新しさよりも、むしろ残っている文化を深めることに新しい価値を探そうとする想いがこめられています。この村とアーティストの想像力が交差することで、ここでしか見られない作品やイベントが実現できます。新しい感性によって残された風土や文化に磨きをかけ、そこに新しい価値を付け加えていく。それが「KAMIKOANIプロジェクト秋田」です。

 

■「KAMIKOANIプロジェクト秋田」開催概要

・会期:2015年8月1日(土)~9月13日(日)午前9時~午後5時(屋外作品は鑑賞自由) ※会期44日間・期間中無休

・会場:秋田県北秋田郡上小阿仁(かみこあに)村 八木沢(やぎさわ)、沖田面(おきたおもて)、小沢田(こさわだ)の3会場

※大館能代空港より車で約60分、秋田市内より車で約90分、会期中の土・日曜日(8月22日を除く)は秋田駅および秋田県庁より予約制シャトルバスを運行します。屋内会場はすべて廃校となった小学校です。

・入場料:無料(一部イベントには事前申し込みやチケットが必要なものがあります)

・主催:KAMIKOANIプロジェクト秋田実行委員会(会長 小林悦次:上小阿仁村村長)

・ディレクター:芝山昌也(しばやま・まさや/金沢美術工芸大学准教授、元秋田公立美術大学准教授、大地の芸術祭2015出品作家)

 

■「八木沢会場」での開催概要

・会場:八木沢公民館(旧八木沢分校・秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面字西山下3-7)他 屋外展示

・開館時間:屋内午前9時~午後5時(カフェは午前10時~午後4時:開催日注意)、屋外作品観覧自由

・プロジェクトのメイン会場となる八木沢集落は、細く長い一本道を抜けた先にふと現れます。村の奥地にあり、十数人が暮らす小さな里山集落です。もともと沖田面小学校八木沢分校だった八木沢公民館が会場の拠点となります。

八木沢公民館(開場時間:午前9時~午後5時)には、陶芸・漆造形作品を展示します。また期間中の土・日曜日とお盆期間(8月12日~17日)は、八木沢カフェ(午前10時~午後4時)を営業し、地元上小阿仁(かみこあに)村のお母さんたちによる手づくり夏野菜カレーや地元特産の食用ほおずきジュースなどを販売します。また棚田が広がる屋外に現代アートをメインとした作品を展示するほか、秋田杉で作った舞台を設置し、各イベントを披露します。ここでは緑豊かな集落全体が会場となっています。

「舞踏フェスティバル」……大駱駝艦よる金粉ショー

8月23日(日)午後3時~午後4時(八木沢会場・棚田舞台)、申し込み不要、入場料500円

「上小阿仁音楽散歩」……秋田県出身の青谷明日香さんやCM音楽でも活躍の青葉市子さんらが登場

9月5日(土)正午~午後4時(八木沢会場・棚田舞台)、入場料前売り2,000円、当日2,500円

「八木沢ウォーキング」……ウォーキングインストラクターの河村純子先生と一緒に作品を鑑賞ウォーキング

9月10日(木)午前10時~午後4時、要申し込み、参加費1,000円(昼食付き)

 

■「沖田面会場」での開催概要

・会場:旧沖田面小学校(秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面字野中335)

・開館時間:午前9時~午後5時

・白く静かな校舎が展示会場となっている沖田面会場では、4人の作家(阿部乳坊(彫刻)、江幡京子(写真)、北島遊(油画)、滝沢達史(現代美術))が滞在しながら作品を制作するアーティスト・イン・レジデンスを実施しています。8月1~2日・7~9日・14日は作品制作現場をご覧いただけますので、制作現場に漂う生のエネルギーを全身で感じてみてはいかがでしょうか。8月14日以降は完成した作品の展示を行います。また、過去のレジデンス作家の作品も展示しています。

「滞在制作の現場から」……4人のレジデンス作家によるアーティストトーク

8月15日(土)午後1時30分~午後3時(沖田面会場音楽室)、申し込み不要、入場無料、定員80名

 

■「小沢田会場」での開催概要

・会場:地域センター(旧小沢田小学校・秋田県北秋田郡上小阿仁村小沢田字向川原72-2)

・開館時間:午前9時~午後5時

・上小阿仁村役場や「道の駅かみこあに」にも隣接する村中心部の小沢田会場は、赤い屋根が印象的な旧小沢田小学校です。ここでは秋田県にゆかりの深い作家による現代美術・彫刻絵画などの作品を展示しています。また、「あきたアートプロジェクト(秋田市)」と連携した「100〼(マス)詣展」には、地元上小阿仁村の彫刻作家畠山耕一さんによる地元産秋田杉を使った作品も展示します。

「岩崎鬼剣舞(岩手県北上市)の実演と映画『究竟の地~岩崎鬼剣舞の一年~」の上映」

9月6日(日)午後2時~午後3時30分(小沢田会場隣接・上小阿仁村生涯学習センター)、申し込み不要、入場無料

 

■KAMIKOANIプロジェクト秋田2015ポスターについて

「2008年上小阿仁村に地域おこし協力隊」として赴任してきた水原聡一郎(みずはら・そういちろう)さんを今年のポスターとして起用しました。水原さんは神奈川県の出身。継承できなくなっていた八木沢番楽の復活にも活躍し、プロジェクトにも上小阿仁村にも欠かせない存在です。

「ここの血が入ってきたのかもしれません。」撮影場所:旧八木沢分校

 

 

 

■KAMIKOANIプロジェクト秋田オリジナルグッズについて

全3会場でオリジナルグッズを販売します。

・Tシャツ(デザイン全4種)2,500円(税込)

・手ぬぐい(デザイン全2種)1,000円(税込)

・ポストカード(デザイン全5種類)1枚150円(税込)

・KAMIKOANIプロジェクト秋田カタログ(2012~2014年記録)1,200円(税別)



添付画像・資料

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企業情報

企業名 KAMIKOANIプロジェクト秋田実行委員会
代表者名 会長 小林悦次
業種 旅行・観光・地域情報

コラム

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