紫外線（UV）ダメージを計測するアダプタの試作機を開発

株式会社ゼータ・ブリッジ（本社：東京都品川区 代表取締役：安藤 尚隆）は、このたび紫外線から受けるダメージを計測するアダプタを試作しました。

従来の紫外線計測器は、照射される紫外線量を計測するものでした。本技術によって紫外線の照射量に加えて、肌が受けているダメージを計測することができるため、個人差が大きい紫外線の危険度の把握のみならず、紫外線対策の効果を把握できるようになります。

今後、当社は、テストマーケティングを行ったのち、製品量産を進め市場への投入を検討してまいります。

●開発の背景

紫外線の有害性は広く知られているところです。従来より紫外線量を計測する機器が流通していますが、紫外線量ではなく紫外線から受けるダメージ量を知りたいことではないのか？と考え研究開発を行ってまいりました。

●開発した計測システム

1.太陽側と肌側の2点を同時に計測します。太陽側からの照射量と、一旦皮膚に浸透した紫外線の一部が再び皮膚外に拡散する量から、肌へのダメージ量を計算、推測するシステム設計になります。紫外線量に関わらない各個人の紫外線ダメージの受け易さや（敏感度）や、日焼け止めクリームなど紫外線対策の効果を把握できるようになります。（特許出願中）

2.スマートフォン（イヤホンジャック）に差し込む仕様になります。計測結果をスマートフォン画面に表示します。

●今後の展開について

今回の試作機を基に、一般消費者向けの商品化を目指してまいります。

量産化に先立ちまして、テストマーケティングで市場性をはかる予定です。

【株式会社ゼータ・ブリッジ会社概要】

2001 年 10 月に設立。「気になるを次のアクションに」をコンセプトとして、ソニー株式会社から提供される各種認識エンジンを活用した「画像認識エンジン”フォトナビ”」や「CM メタデータ製作・販売」等のサービスを提供しております。

■URL 　http://www.zeta-bridge.com/