反射光に強いファイバレーザ溶接機『FLC-1000M-W-UJ-01A』の開発、販売【UW JAPAN株式会社】

UW JAPAN株式会社(東京都品川区)は、ファイバレーザの弱点である反射光を克服したファイバレーザ溶接機を開発し2015年5月11日販売を開始。

銅やアルミなどの高反射材に対する加工ニーズが多いことから、従来は傾けることや反射光の検出レベルに対する設定を厳しくしたり、ファイバレーザの弱点でもあるワークから発振器への反射光に対する影響に対して難儀していた。
新型機は株式会社フジクラ製の発振器を搭載することで、反射光の影響を受けない安定したレーザ出力が得られ、これにより直上照射を可能にした。
具体的に、従来はファイバに戻った反射光を検知してレーザ出力を停止させていたが、日本製発振器を搭載することで、現場の不安要素である『即対応』が難しいとされてきた海外製ファイバレーザ=ブラックボックスサポートをも、日本メーカならではの『きめ細かなで迅速なサービス体制』で実現。
<主な特徴>
・反射光に強いので、高反射材料の加工が得意となった。
・日本製発振器搭載により国内サービス体制が迅速に行える
・垂直照射が可能になり、垂直照射を必要とする加工が可能になった
・レーザ溶接機用途としての出荷実績が豊富(2015年度。4月現在14台出荷済)

■ 親会社:United Winners Laser Co.,Ltd.
中国名:深圳市联赢激光股份有限公司
品質とコストの両面で顧客ニーズを満たすことができる企業は数少ない。中国にはかつて100社以上のレーザ溶接機メーカが存在したが、現在では約40社程度となっている。これは製品を納入した後も顧客の生産状況に応じて24時間体制で技術サポートができる企業は限られていることが、一つの理由として考えられる。
 このような中、UW社(United Winners Laser Co., Ltd)は中国・深圳市に本社を置き、2006年9月に設立された。設立のきっかけは、24時間体制生産ラインを稼働している中国国内の顧客から、生産ラインを止めることなくアフターサービスが可能な国産レーザに対する需要があったことだった。当時は中国の製造業が増加の一途にあったが、製品価格が高価でアフターサービスの遅い海外製レーザ機器が主流の中、故障等の原因により生産設備を止めざるを得ない点が顧客の課題として挙げられていた。
 現在では中国国内に20拠点の販売網を持ち、合計354人の従業員を抱え、そのうち105人が技術者として働いている(2015年4月末現在)。学士院会員、牛憨笨先生を筆頭とする深圳大学光電子学研究所と技術提携を行うことで、多くの技術特許を持つ牛増強博士を主席技術者に迎え、国籍を問わず個性豊かな豊富な人材を幅広く採用している。技術系では精密機械、デジタル制御、制御関係の各分野、営業系では国内外で実績のある経験者や海外で十数年同等製品の研究をした経験を持つ人材等、大卒以上の学歴を持つ従業員は80%強を占めており、社内の平均年齢は28.4歳と若い。

■ UW JAPAN株式会社製ファイバレーザとは?
筐体等は中国製を使用し、心臓部である発振器は日本製(フジクラ製)であるほか、組み立て、出荷調整、検査は日本で行っており、レーザ加工ヘッドやXYZθステージ『EMA-063A』等の周辺機器も併せて販売しています。今後もUW製品を安心して日本で使用してもらうための品質保証と迅速なアフターサービスを充実させ、『安かろう悪かろう』という中国製品に対するイメージを持っているお客様に対しても、日本監修で製造したUW製品とすることで高品質ながらも低価格で購入できる点をイメージして頂けるように今後のレーザ機器需要開拓をしていきます。

【お試し頂けます!】
試してみたいサンプルがあれば実験室でお試し頂けます。

添付画像・資料

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企業情報

企業名 UW JAPAN株式会社
代表者名 千國 達郎
業種 精密機器

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