フラワー・ロボティクス、RoboCup2015 Global Partnerに就任 新設されるRoboCup Design Awardのサポートも実施します

フラワー・ロボティクスは、2015年7月に合肥市(中国)で開催されるRoboCup 2015 International Competition & SymposiumのGlobal Partnerに就任いたしました。今大会より新設されるRoboCup Design Awardのサポートを行ないます

フラワー・ロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松井龍哉、以下フラワー・ロボティクス)は、2015年7月17日~23日に合肥市(中華人民共和国)で開催されるRoboCup 2015 International Competition & SymposiumのGlobal Partnerに就任いたしました。あわせて今大会より新設されるRoboCup Design Awardのサポートを実施いたします。




※本リリースは下記URLよりDLいただけます

日本語) http://www.flower-robotics.com/release/150416_FR_PRESS_RELEASE_ja.pdf

英語) http://www.flower-robotics.com/release/150416_FR_PRESS_RELEASE_en.pdf


RoboCupは、「2050年にサッカーの世界チャンピオンチームに勝利する」自律型ロボットのチームを作ることを目標として、ロボット工学と人工知能の融合・発展に寄与する研究を推進しています。RoboCup Federationと世界の国と地域のRoboCup委員会により世界大会を実施しています。


フラワー・ロボティクスは、2001年の創業から”ロボットを日常の風景にする”ことを経営・技術開発共通のビジョンとし、ロボットの企画・設計・開発・販売をおこなってきました。

また、代表の松井はRoboCup出場経験のあるロボット開発者であり、研究から産業へと転身した開発者が後進のサポートをする点に、フラワー・ロボティクスがスポンサーを担う意義とインパクトがあると確信しています。

技術革新とものづくりの両面から進化していくプロダクトであるロボットは、新たな産業として大いなる可能性を秘めています。ロボットエンジニアリングの最高峰の大会であるRoboCupを支援することで、ロボット業界の活性化に貢献し、引いてはロボットが日本の産業に好影響を与える存在となるための支援を行ないたいと考えています。


また、RoboCup2015より、ロボットのデザイン性を評価するRoboCup Design Awardを新設いたします。今回フラワー・ロボティクスがGlobal Partnerへ就任するにあたり、「人の暮らしに馴染み、社会に求められ、受け入れられるものを作る」という思想がロボットエンジニアに浸透することを期待し、デザイン性を評価するアワードの創立を提唱いたしました。デザイン性とはロボットのスタイリングではなく、RoboCupのルールに従ったシンプルかつ機能的で、バランスの取れた設計となっているか。さらに、チームのアイデンティティを表現しているかを評価いたします。


RoboCup Design Awardについて

設立の経緯

ロボットエンジニアにデザインに対するマインドをもたせ、育てることを目的としています。

RoboCupには、競技に取り組む過程で生まれた技術革新が新産業を生み、科学技術で社会を前進させるという使命があります。産業化のためには優れた機能だけでは不充分で、いかに人の暮らしに馴染み、求められるものを作ることができるかという視点が重要になります。


期待すること

技術の産業展開こそ社会に活力を与え、世の中を動かす力になります。そのためにもっとも必要なことが技術の民主化、つまり技術を誰でも使いこなせるようにデザインの力を使い洗練させていくことです。

デザインという思想をRoboCupに取り入れることは、「ロボットと社会」との繋がりをより深める試みとなります。デザイン思想をもつチームやエンジニアが評価されるような流れが生まれ、デザインによって革新的な技術が社会に普及する流れが促進されることを期待しています。


概要と評価

ロボットのスタイリングを評価するのではなく、各リーグのレギュレーションの中で、シンプルかつアイデンティティの伝わる設計をしているかを評価いたします。また、ロボットとしての機能を満たしていることを前提とするため、壊れにくい設計をしているか、修理がしやすいかという部分も評価基準となります。審査はRoboCup Federationとフラワー・ロボティクスから選任した担当者が実施いたします。


◆Global Partner就任にあたり(フラワー・ロボティクス代表 松井龍哉)

近年、ITイノベーションはソフトウェアからハードウェアへの広がりを見せています。その中で、テクノロジーとものづくりの融合であるロボットへの期待感も高まっています。

フラワー・ロボティクスでは、“ロボットを日常の風景にする”ことを理念としています。ロボットが電化製品レベルにまで一般化し、日用品のように扱われる景色を現実のものとするためには、ロボットを産業として成立させることが不可欠です。日本の開発力、技術力の一つの体現であるロボットは新たな産業として大いなる可能性を秘めています。

しかし、産業化のためには成熟した他業界からもヒト、モノ、カネが流れてくる必要があります。今回、ロボットエンジニアリングの最高峰の大会であるRoboCupを支援することで、当社はロボット分野で活躍するエンジニアや組織への注目度を上げ、人材と資金がロボット業界に流れてくる循環を作る一助となることを目指していきます。

ロボットが産業として成り立ち、大きく育つことによって、国内に新たな雇用を生み出すことが可能になると考えます。フラワー・ロボティクスではロボットがこれからの未来に与える可能性を確信し、発展のために尽力していく方針です。



◆RoboCupについて

RoboCupは、ロボット工学と人工知能の融合、発展のために自律移動ロボットによるサッカーを題材として日本の研究者らによって提唱されました。

西暦2050年に「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」

という夢に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としたランドマーク・プロジェクトです。 現在では、サッカーだけでなく、大規模災害へのロボットの応用としてロボカップレスキュー、家庭や職場など身近な環境でのロボットの活用を目指すロボカップ@ホーム、次世代の技術の担い手を育てるロボカップジュニアなどが組織されています。

‐参考リンク

RoboCup:http://www.robocup.org/

ロボカップ日本委員会:http://www.robocup.or.jp/original/

RoboCup2015:http://www.robocup2015.org/



フラワー・ロボティクス株式会社について

フラワー・ロボティクスは、2001年の創業から”ロボットを日常の風景にする”ことを経営・技術開発共通のビジョンとし、ロボットの企画・設計・開発・販売までを行うファブレスメーカーとしてヒューマノイドロボット「Posy」、「Palette」などを自社開発してきました。

現在、日常に溶け込む家庭用ロボット「Patin(パタン)」を開発しています(2016年発売予定)。

‐参考リンク

HP:http://www.flower-robotics.com/

Patin:http://www.flower-robotics.com/patin/

Facebook:https://www.facebook.com/flowerrobotics



添付画像・資料

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企業情報

企業名 フラワー・ロボティクス株式会社
代表者名 松井龍哉
業種 機械

コラム

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