桜開花カウントダウン、注目の「600度の法則」とは!? 気象予報士・船木氏が解説 連動する金麦「桜咲く、春の金麦プレゼント」キャンペーンも3/2(月)スタート

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研では、これから迎える“お花見シーズン”に向けて、今回、桜開花の「600度の法則」に注目しました。

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生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区、URL:http://www.trendsoken.com/)では、これから迎える“お花見シーズン”に向けて、今回、桜開花の「600度の法則」に注目しました。

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日本の春を彩る風物詩、桜。短い期間に花開き、散りゆく、桜の華やかさと儚さを楽しむお花見は、四季折々の情緒を大切にする日本人にとっては、やはり特別なものだと呼べるでしょう。そのお花見のシーズンを間もなく迎えるにあたり、今回トレンド総研で注目したのが、桜開花の「600度の法則」です。

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※桜開花の「600度の法則」とは…
「2月1日以降の毎日の最高気温を足し上げ、その累計値が600度を超えた日に桜が開花する」とする法則。
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はじめに、この桜開花の「600度の法則」について、過去3年間の気象データから、その精度を検証しました。その上で、この「600度の法則」をテーマにした、サントリー「金麦」が展開する「桜咲く、春の金麦プレゼント」キャンペーンを紹介します。この「600度の法則」について詳しく調べるために、アンケート調査を行ない、気象予報士の船木 正人氏にお話をうかがいました。


■ レポート内容

1. 「600度の法則」の実力は!? 天候データより、カウントダウンの精度をチェック
2. お花見シーズンに注目! サントリー「金麦」のキャンペーンをピックアップ
3. 迫るお花見シーズンの到来に合わせて、日本人の桜への意識の高さを調査
4. 気象予報士・船木 正人氏に聞いた、桜開花の「600度の法則」と桜の開花予想


■ 1. 「600度の法則」の実力は!? 天候データより、カウントダウンの精度をチェック

毎日の最高気温を足し上げていくだけで桜の開花日が分かるというのが、桜開花の「600度の法則」です。確かに手軽にできるものなのですが、その精度はどの程度のものなのでしょうか。過去3年間分、2012年~2014年の気象データをもとに、全国10都市を対象にして、その的中精度を調べてみました。

[利用データ]
データ引用元:気象庁(URL:http://www.jma.go.jp/
調査対象地点:日本全国 10都市
 北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、東京都(千代田区)、新潟県(新潟市)、
 愛知県(名古屋市)、京都府(京都市)、大阪府(大阪市)、広島県(広島市)、
 愛媛県(松山市)、福岡県(福岡市)
対象期間:3年間(2012年、2013年、2014年)

まず、昨年2014年に注目すると、東京都と愛知県、京都府の3都市については、桜開花の「600度の法則」による開花予想がぴったり的中していることが分かります。また、4都市は1日のズレで、大部分の都市においてはかなり高い精度で開花日が的中していることが分かります。また、こうした傾向は、2013年、2012年も同様です。桜開花の「600度の法則」の精度の高さを確認することができたと言えるでしょう。

「600度の法則」には特別な知識は必要ありません。ただ、毎日の最高気温を足し上げていくだけです。その手軽さにもかかわらず、こうした精度で桜の開花日を当てられるのは、ちょっと驚きの結果だと言えるでしょう。
ただし、その一方で、北海道(札幌市)のみは傾向が異なるようです。宮城県(仙台市)以南の各都市とは気候が大きく異なるためか、精度が大きく下がってしまいます。北海道については、桜開花の「600度の法則」の対象外と考えた方が良いかもしれません。


■ 2. お花見シーズンに注目! サントリー「金麦」のキャンペーンをピックアップ

そんな桜開花の「600度の法則」ですが、サントリービール株式会社の「金麦」では、この「600度の法則」と連動した「桜咲く、春の金麦プレゼント」キャンペーンを、2015年3月2日(月)より開始しました。このキャンペーンについても紹介します。

キャンペーン名:桜咲く、春の金麦プレゼント
サイトオープン日:2015年3月2日(月)

サントリー「金麦」が開始したこのキャンペーンでは、株式会社KADOKAWAが運営する「Walker plus」とタイアップし、桜開花の「600度の法則」をテーマにした特設Webサイトをオープンしました。全国1,000ヶ所のお花見スポット情報をチェックできる本サイトでは、全国を10のエリアに分けて、各エリアにおける2月からの最高気温の累計値が発表されます。
「600度の法則」の精度の高さは、前述の通りです。お花見シーズンを心待ちにしながら、日に日に600度に近づいていく本サイトのカウントダウンをチェックしてみるのも、楽しいかもしれません。

また、本サイトでは、各エリアの最高気温の累計値が300度を超えた日から開始されるプレゼントキャンペーンも実施する予定です。お花見に関するアンケートに回答した人の中から、抽選で3,000名に「金麦」12本(350ml 6缶入り×2パック)をプレゼントします。最高気温を足し上げて600度になる頃、”桜の開花がはじまる”と予想されるタイミングで、「金麦」がプレゼントとして届けられるそうです。
その他にも、「お花見スポットの人気ランキング」や「夜桜スポットの紹介」など、本サイトには、お花見を盛り上げる様々な企画がたっぷりです。間もなく迎えるであろうお花見シーズンに向けて、是非、一度チェックしてみては、いかがでしょうか。

キャンペーンページURL:http://hanami.walkerplus.com/cp/


■ 3. 迫るお花見シーズンの到来に合わせて、日本人の桜への意識の高さを調査

今回紹介したキャンペーンや「600度の法則」など、お花見や桜をテーマにした話題は毎年、大きな話題を集めます。そこで、日本人の桜への意識の高さを明らかにするために、アンケート調査を実施しました。

[調査概要]
調査名:桜に関する意識・実態調査
調査対象:事前調査で“お花見好き”と回答した20代~40代の男女 500名 (性別・年代別に均等割り付け)
調査期間:2015年2月2日(月)~2015年2月5日(木)
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

◆ 8割以上が「お花見の予定あり」、人気のスポットも明らかに!

初めに「今年、お花見に行く予定がありますか?」とたずねたところ、「恐らく行くと思う」という人も含め81%が今年もお花見に行くと回答。そこで、お花見好きがオススメできる「これまでに見てきた中で最も桜がキレイだったと思うスポット」を具体的にたずねてみると、「上野公園」(東京都)や「大阪城公園」(大阪府)、「弘前公園・弘前城」(青森県)等が多く寄せられたほか、北は「函館五稜郭公園」(北海道・48歳男性)、南は「吉野公園」(鹿児島県・39歳男性)まで全国の桜の名所の名前が挙がりました。
お花見の予定を立てる時期に気になるものといえば、桜の開花予想。お花見好きの中で、すでに「今年、テレビやインターネットで桜の開花予想を見た」という方は13%と意外に少数派でした。そこで「今年の桜の開花予想は当たると思うか」ときいてみると、4人に1人が「当たらないと思う」と考えており、お花見の予定を立てる時、開花予想があまり頼られていないという結果に。一方、お花見好きの方が実際にお花見をした時の開花状況を詳しく聞いてみると、81%の方が「開花状況がいまいちでガッカリ」という経験をしていることが分かりました。ベストな開花状況を自身で把握することは、“お花見好き”にとってもなかなか難しいと思われているようです。

◆ 驚きの声も多数! 桜開花の「600度の法則」は、“お花見好き”の9割にとって「予想以上」

このように、楽しみにしている人は多いものの自身の桜の開花予想は外れがちなのが現状のようです。では、「600度の法則」をお花見好きはどう評価するのでしょうか。「600度の法則」を知っているかどうかについてたずねると、「聞いたことがある」と回答した方は全体の15%にとどまります。桜開花の「600度の法則」は、まだまだ“知る人ぞ知る”開花予想の方法のようです。
そこで、桜開花の「600度の法則」を説明した上で、「どの程度の精度だと思いますか?」とたずねました。すると、“お花見好き”の多くが、あまり精度は高くないだろうと考えていることが分かりました。先述の北海道を除く9都市における過去3年間の天候データによれば、「600度の法則」の精度は、「80%以上の確率で、前後3日以内で開花日を当てられる」といった実力でした。ところが、今回の調査では、実際の結果に満たない精度だと予想した人が89%と、およそ9割を占めました。そして、実際の精度を見てもらったところ、「『600度の法則』の信頼性が思った以上に高くて驚いた。(東京都・男性29歳)」、「『600度の法則』、使えるなと思いました。」(茨城県・女性28歳)といったコメントが寄せられました。「600度の法則」がお花見好きの予想を超えるものだったと換言できそうです。
ちなみに、お花見のお供と言えば美味しい飲み物。「お花見の際に飲む機会の多いもの」を複数回答形式できいてみると、6割以上と過半数が支持したのは、「ビール・発泡酒・新ジャンル」でした。特に30~40代の男性からは7割以上の高い支持を得ました。2位以下には、「お茶系飲料」(33%)、「ジュース」(31%)とノンアルコール飲料が続いており、お花見の時のアルコール飲料と言えば「ビール類」が定番のようです。先述のサントリー「金麦」のキャンペーンも活躍が期待されます。


■ 4. 気象予報士・船木氏に聞いた、桜開花の「600度の法則」と桜の開花予想

最後に、桜開花の「600度の法則」や桜の開花予想全般について聞くために、気象予報士の船木 正人氏に取材を依頼。開花予想のメカニズムや「600度の法則」の楽しみ方についてお話をうかがいました。

◆ Q. 桜の開花予想について、その予想の方法をお教え下さい。

今年2015年の桜の開花は、北日本では少々早めになるかもしれませんが、全国的には平年並みか少し早めと予想されています。こうした開花日の予想において重要になるのが、前年の夏以降の気候です。
桜の花のつぼみは、前年の夏の頃から育ち始めるのですが、寒くなる冬には一度休眠してしまいます。年が明け徐々に暖かくなってくると、そのつぼみも目を覚まし、再び開花に向けて育ち始めます。そのため、桜の開花予想では、冬の気候の影響は大きくありません。桜の開花のタイミングは、前年夏~秋にかけてと、年明け1月末以降の気候により決定すると言われています。特に、直前の気候の影響を受けやすいのだとすると、桜開花の「600度の法則」は理に適っていると言えるかもしれません。
また、桜はその他の植物よりも開花の予想がしやすいと言われています。桜と言えば、「ソメイヨシノ」をイメージする人が多いかと思いますが、この「ソメイヨシノ」は、1本の原木から接木により増やすことを続けてきました。クローンなどと言われることもありますが、どの木も同様の特長を有します。その開花日も、1本1本の木の個性や土地の影響よりも、気候、特に気温の影響によるところが大きいのです。

また、桜開花の「600度の法則」は、色々な楽しみ方がありそうですね。カウントダウンするだけでは、もったいないかもしれません。例えば、500度になったタイミングであれば、週間天気予報を見てみましょう。気温を足し上げてみて、いつ開花するのか、ワクワクするのも楽しいでしょう。また、桜は開花しただけでは終わりません。その本番は、やはり満開の時です。開花後も、700度、750度と、満開のその時を心待ちにしてみるのも楽しいのではないでしょうか。

◆ 船木 正人 (ふなき まさと)
-気象予報士-

1979年生まれ。1999年に気象予報士資格を取得。2001年明治大学農学部農芸化学科を卒業。
2008年に株式会社オフィスNickNackを設立し、代表取締役就任。
テレビ朝日「スーパーJ チャンネル」をはじめ、
お天気キャスターとしてニュース番組の気象情報コーナーへの出演経験多数。
趣味は料理、日本酒、自転車など。現在、テレビ朝日「ワイド! スクランブル」にレギュラー出演中。

オフィスNickNack HP URL:http://nicknack.tv
ブログ URL:http://ameblo.jp/funaki-masato/

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