教育環境研究機構／墨田区教委、プロジェクター施工検査の安全保証を採用

「安全PJ取付保証」を手掛ける、一般社団法人教育環境研究機構（所在地：東京都文京区）は、墨田区教育委員会がプロジェクター施工検査の安全保証に「安全PJ取付保証」を採用したことを報告します。

【背景：2020年に向けて常設プロジェクタの導入が進む日本】
学校現場では「分かりやすい授業」「表現力を育む学び」などの目的で、電子黒板をはじめとした拡大提示装置の導入が進んでいます。政府が平成25年6月に発表した世界最先端 IT 国家創造宣言においても「2020年までに全ての小学校、中学校、高校、特別支援学校に電子黒板の整備」の指針が定められたことも後押しして、学校現場に電子黒板機能の付いたプロジェクタの導入が進んでいます。

常設プロジェクタは壁や天井への取付工事となることから、従来のデジタルテレビやテレビ型の電子黒板と比べ、より安全に対する配慮が求められます。しかし、「全ての教室環境を調査し、適切な施工方法を選び、安全に配慮された施工品質を担保すること」を調達仕様書で定めることは難しく、施工業者のなすがままに取付工事が完了し、安全品質に不安を残すことが多いのが現状です。

施工に関する専門知識がない場合、補強工事や取付手法の指示を施工者に出すことができず、万が一の場合、経年と共に機器が落下する等に事故に繋がる可能性があります。
当社団法人は、施工者と教育委員会様／学校様との知識格差を埋め、教室での安全を守るため、定められた安全基準に沿い、適切な施工方法の選択と施工後の安全検査を第三者の立場から行い、それらの品質を保証する「安全PJ取付保証」を実施しております。

【全国3500教室で導入されている検査基準「安全PJ取付保証」】
「安全PJ取付保証」では、定められた安全基準に基づき適切な施工方法を確定させる仕組みです。
第三者の立場から施工品質を解析・検査することで、教室での安全を守りたいという理由から「安全PJ取付保証」をご利用頂く教育委員会様／学校様が増えており、今回は墨田区教育委員会さまで導入して頂きました。

＜墨田区教育委員会の採用理由＞
1：黒板への電子黒板の取付工事において安全性を担保が容易にできる
各校の教室環境は開校年度によっても異なり調達仕様書で安全性に関する全ての条件を記載するのは難しいですが、施工基準を安全PJ取付保証が提供することで容易かつ安全に配慮された施工品質を実現。

2：第三者機関が安全性を担保
安全PJ取付保証は、第三者の専門的知見から取付図面や現場調査、取付方法、取付結果までの全工程をチェックしてくれる仕組みです。最も不安な施工品質の安全性について、低コスト・高品質で担保してくれます。施工状況や検査結果はしっかりレポートされるので、施工と検査の工程はしっかりと見える化されています。

【今後の展望】
今後も安全PJ取付保証を通じて学校環境の安心・安全な環境に貢献していく所存です。

【一般社団法人教育環境研究機構について】
事務所：〒112-0002　東京都文京区小石川３－６－１５
代表者：稲田百合
Tel: 03-6869-5510　FAX: 020-4622-4542
URL：http://rice-inc.jp/
事業内容：学校の常設プロジェクタ型電子黒板の施工検査基準の作成