iRexとイースト、日本でのiLiad読書端末の販売・技術支援で合意

 iRex社(本社オランダとイースト株式会社は、デジタル書籍および新聞を含む電子ペーパーのための読書端末iRex社のiLiad(イリアッド)について、イーストが日本での販売支援、技術支援を行うことで合意した。

 2007年4月23日、iRex社(本社オランダ、http://www.irextechnologies.com/、社長Hans Brons)とイースト株式会社(本社東京都渋谷区代々木、http://www.est.co.jp、社長 下川和男)は、デジタル書籍および新聞を含む電子ペーパーのための読書端末iRex社のiLiad(イリアッド)について、イーストが日本での販売支援、技術支援を行うことで合意した。

 欧州では国際新聞技術研究協会(Ifra)のeNewsプロジェクトでiLiadが採用され、電子新聞の実験が開始されている。
 基礎技術としての電子ペーパーは多くの企業が開発しているが、量産体制があり商品化されている電子ペーパー端末はiLiad他数社のみで、ノートパソコンと同じXGAの解像度や16階調の写真表示はiLiadの大きな特徴となっている。
 iRex社が持つ海外での出版・新聞業界へのサービス経験と、イーストの日本国内における「出版・新聞業界」での経験を合わせることによって、国内での電子ペーパーと読書端末市場の活性化を行う。

 iRex社は2005年創業。ロイヤルフィリップスエレクトロニクス社を起源とし、同社が出資したベンチャー企業である。電子ペーパーデバイスの主要な開発者で、ヨーロッパ、中国でデジタルメディアの出版社とリテーラーに電子コンテンツ配信サービスを提供している。

 イーストは1985年創業のソフトウェア会社で、NewsMLを使った新聞ソリューション、電子出版、電子辞書サーバなど、インターネットをベースにした、様々なサーバ・アプリケーションを開発、運営、販売している。

 iRex社長 Hans Bronsのコメント
『iRexは、我々のソリューションを日本の書籍と新聞の出版市場で貢献する上での最適のパートナーとしてイーストを指名しました。この提携を通して、日本での電子ペーパーを使用したデバイスの普及に弾みをつけ、電子ニュース配信でのブレイクスルーを期待しています。この関係が長く続き、我々の顧客および潜在顧客にとって有益なものとなることを期待します』

 イースト社長 下川和男のコメント
『このようなデバイスに最初に出会ったのは、1992年のGo! PenPointでした。1998年にはRocket eBook、2004年にはSigmaBookとLIBRIeを積極的に支援しました。このようなシンプルなデバイスの登場の必要性を感じており、今回、iRex社の先端デバイスとソリューションを日本の皆様にご紹介できることを嬉しく思っています』

 本件についてのお問い合わせは、iLiad@est.co.jp まで。


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