・SNSの利用率は33%!!SNSやブログを利用して情報を得る割合は53%で、それは、男性は「パソコンやデジカメなど電子機器」を、女性は「レストラン」、「旅館やホテル」、「化粧品」を選ぶ時などに多い。・また現在購入検討中の商品の1位「乗用車」、2位「株式」、3位「30インチ以上液晶テレビ」。

株式会社シーエヌエスが四半期単位で行なっている、インターネットユーザーを対象とした大規模アンケート調査「生活者アンケート」第17弾で、友人と取り交わす事の多い話題や、SNS(ソシャルネットワークサービス)、ブログの利用状況を探ってみた所、以下のような結果が浮き彫りになった。

1■友人を取り交わす事の多い話題では・・・・
 男性は「車に関する話題」が43%で最も多く、次いで「テレビ番組関する話題」、「時事問題や社会問題に関する話題」と続き、女性の場合「テレビ番組に関する話題」が最も多く55%、次いで「お勧めレストランなどグルメに関する話題」、「料理に関する話題」、「美容、ダイエットに関する話題」が続いている。
なお「車に関する話題」、「お勧めレストランなどグルメに関する話題」、「料理に関する話題」は、年代では20代後半から30代の層に多く、「美容、ダイエットに関する話題」は20代に最も多い。また「テレビ番組関する話題」は、年代が若くなるに従い多くなり、「時事問題や社会問題に関する話題」は逆に、年代が高くなるに従い多くなる傾向にある。
 ちなみに10代、20代前半の層は「音楽に関する話題」や「好きな芸能人やアーチストに関する話題」、「ファッションに関する話題」が最も多く、他の年代層と若干趣を異にしている。
2■SNSの利用状況は・・・・
 「よく利用する」14%、「たまに利用する」19%で、SNSの利用率は33%とおよそ1/3。なお「今後利用したい」とする潜在利用層の割合は24%、「利用していないし今後も利用しない」は35%で、いわばSNS拒否層は1/3強存在する。
ちなみに性別では、男性に比べ女性の、また年代別では20代、ライフステージ別では未婚層のSNS利用率が高い。なお就労形態別に見ると、学生層のSNS利用率が6割と際立って高いのが目に付く。
3■ブログやホームページの運営状況では・・・・
 「ブログもホームページも運営している」が11%、「ホームページを運営している」6%、「ブログを運営している」16%で、ブログのみの運営率が最も高い。
なお性別に見ると、ホームページのみの運営率は男性の方が高く、ブログのみの運営率は女性の方が高い。また年代別では、ブログ、ホームページとも、10代もしくは20代前半層の運営率が高く、いずれも、年代が高くなるに従いその運営率は減少する。
4■SNSやブログを利用して情報を得る頻度は・・・・
 「よくある」14%、「たまにある」39%、「ない」47%で、半数強はSNSやブログを利用して情報を得ている層である。なおSNSやブログを利用して情報を得ている割合は、男性に比べ女性の方が高く、また年代では20代、就労形態では学生や自由業の割合が高い。
5■SNSやブログを利用して情報を得る時は・・・・
 「パソコンやデジタルカメラなど電子機器を選ぶ時」、「レストランや料理屋を選ぶ時」、「旅館やホテルを選ぶ時」が3大利用時になっているが、これを性別に見ると、男性は「パソコンやデジタルカメラなど電子機器を選ぶ時」、「TVやDVDレコーダー、オーディオなどAV機器を選ぶ時」、「旅館やホテルを選ぶ時」の順だが、女性は「レストランや料理屋を選ぶ時」、「旅館やホテルを選ぶ時」、「化粧品を選ぶ時」の順で、SNSやブログで情報を得る主たる目的が、男性は商品選び、女性は場所選びになっている。
 なお「パソコンやデジタルカメラなど電子機器を選ぶ時」や「旅館やホテルを選ぶ時」の利用は、年代が高くなるに従い高くなるが、逆に「化粧品を選ぶ時」の利用は年代が若くなるに従い高くなる傾向が見られる。また「レストランや料理屋を選ぶ時」に関しては、20代の割合が最も高い。

また、殆ど平行して実施した第17回生活者アンケートの臨時版で、戸外で過ごす余暇や購入商品の状況を探ってみたところ、以下のような結果が浮き彫りになった。
1■戸外で過ごす余暇は・・・・
 1位「ショッピング」、2位「ファミリーでの外食」、3位「図書館、本屋、レコードショップ巡り」、4位「周辺の自然の中などを散策」、5位「知人宅へ訪問してのお喋り」になっており、この傾向は男女ともほぼ同一であるが、上位3項目である「ショッピング」、「ファミリーでの外食」、「図書館、本屋、レコードショップ巡り」に関しては、女性が余暇に挙げる割合が高く、特に「ショッピング」に関してその傾向が顕著である。
 ちなみに「ショッピング」を余暇に挙げる割合は、20代後半から30代前半層に最も高く、「ファミリーでの外食」を余暇に挙げる割合は、30代後半から40代前半の層に高い。また「図書館、本屋、レコードショップ巡り」や「知人宅へ訪問してのお喋り」を余暇に挙げる割合は10代に最も高く、その割合は年代が高くなるに従い減少している。また「周辺の自然の中などを散策」を余暇に挙げる割合は、60代以上の高年層に最も高く、年代が若くなるに従い減少する傾向にある。
 なおその他の項目では、10代の「カラオケボクッス」を挙げる割合が高いのが目に付くが、この割合は「図書館、本屋、レコードショップ巡り」や「知人宅へ訪問してのお喋り」同様、年代が高くなるに従い減少してくる。
2■最近1年間に購入した商品の上位5品目は・・・・
 1位「ゲーム機器」、2位「コンパクトデジタルカメラ」、3位「ノートブックパソコン」、4位「乗用車」、5位「株式」の順になっている。なお「株式」は、男性の場合購入率のトップを占めており、年代では60代以上の層の購入率が最も高い。また「ゲーム機」は末子が小学生の世帯や学生層の購入率が高い。
3■今後購入したいと思っている商品の上位5品目は・・・・
 1位「乗用車」、2位「30インチ以上液晶テレビ」、3位「ノートブックパソコン」、4位「ディスクトップパソコン」、5位「コンパクトデジタルカメラ」である。なおこれら5品目を挙げた割合は、いずれも女性より男性が高く、年代別には、「乗用車」は40代〜50代前半層に高い。なお「30インチ以上液晶テレビ」は高年代になるに従い購入意向率が高くなっている。
 ちなみに10代の若年層の場合、最も購入意向率の高いのは「ゲーム機器」になっている。
4■具体的購入検討段階にある商品の上位5品目は・・・・
 1位「乗用車」7.9%、2位「株式」7.5%、3位「30インチ以上液晶テレビ」7.3%、4位「ノートブックパソコン」6.4%、5位「ゲーム機器」5.3%の順で、購入意向で中位に位置していた「株式」が上位に顔を覗かせるようになる。
 なお「乗用車」は経営者や役員層、「株式」は男性60才以上の高年層の、「30インチ以上液晶テレビ」は55才以上の高年層の検討率が高い。
 
この調査結果を、性別、年代別、ライフステージ別、就労形態別などで集計したレポートを、現在無償で提供させて頂いております。
また調査結果は、○○に回答した層を対象に、その詳細を知るために新たなサーベイをかける等マーケティングパネラーとして活用する事が出来ますので、是非ご利用下さい。
 
この件に関するお問い合わせは下記まで。

株式会社シーエヌエス
http://www.cns-tokyo.co.cp/ 
〒160-0017
東京都新宿区左門町9−6
TEL03-3341-8025
FAX03-3341-8023
担当者 山岸 格
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