【賞金100万円】 ショートフィルムとつながる文学賞『Book Shorts』を設立  短編小説を公募し、受賞作品は様々なメディア展開

アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジアは、2014年8月1日(金)より、新プロジェクト「Book Shorts」を立ち上げ、短編小説の公募を開始しました。第1回の募集テーマは、おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作したショートストーリーです。

ショートショート実行委員会のプレスリリース見出し画像
 米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、2014年8月1日(金)より2015年度の開催に向け、新プロジェクト「Book Shorts(ブックショート)」を立ち上げ、短編小説の公募を開始しました。

 このプロジェクトでは、「Re-Story」をコンセプトに、ショートフィルムやラジオ番組などの原作となる優れた短編小説を、今年8月から2ヶ月間を1期として、来年3月末まで計4期にわたって募集します。応募作品のなかから各期で優秀作品を選定し、Book Shortsサイトに掲載。さらに、そのなかから大賞作品(ブックショートアワード)を1作品選び、2015年6月開催予定のSSFF & ASIAで表彰するほか、大賞作品のショートフィルム化、ラジオ番組化などを予定しています。

 第1回となる今回は、昔話や民話、小説などをもとに創作された短編小説(1,000字以上10,000字以内)を募集。応募は、公式サイト(http://bookshorts.jp/)から受付中です。WEBサイトでは、SSFF & ASIA 2014の審査員も務めた作家の湊かなえさんのインタビューも掲載中です。

【事務局からのメッセージ】
物語には、人の心を動かす力があります。文字が生まれる前の口承文学から、書物、舞台、ラジオ、テレビ、インターネットと、時代を経てその形は多種多様になりましたが、物語の持つ力は、どのように表現されても変わることはありません。それよりも形を変えることで、変わらないその本質を、より多くの視点から見つめることができるようになったのです。Book Shortsでは「Re-Story」をコンセプトに、優れた物語に様々な角度から光を当て再構築し、その力を色々な形で伝えていきます。

【プロジェクト概要】
■名称:Book Shorts(ブックショート)

■URL:http://bookshorts.jp/

■第一回募集内容:
おとぎ話や昔話、民話、小説(※)などをもとに創作した1,000字以上10,000字以内のショートストーリー。
アレンジやスピンオフ、新釈作品。
※パブリックドメインの作品に限ります。

■募集期間:
第1期 2014年 8月1日(金)〜2014年 9月30日(火)
第2期 2014年10月1日(水)〜2014年11月30日(日)
第3期 2014年12月1日(月)〜2015年 1月31日(土)
第4期 2015年 2月1日(日)〜2015年 3月31日(火)
※各期ごとに優秀作品を選定し、各期の締め切り1ヶ月後に当サイト上にて発表、作品を掲載します。
※大賞作品は各期の優秀作品の中から1作品を選定します。

■応募方法:Book ShortsのWEBサイトから(郵送、持ち込み不可。)

■大賞
・賞金100万円
・ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015での表彰
・ショートフィルム化
・FM放送局J-WAVE(81.3FM)にてラジオ番組化
など

■一般からの問い合わせ先 e-mail : info@bookshorts.jp

【Book Shorts公式ホームページ コンテンツのご紹介】
1、芥川賞作家 湊かなえ独占インタビュー
─短編小説やショートフィルムの面白さはどんなところにあると思われますか?
やっぱり面白い作品や引き込まれる作品というのは、無駄が無い。削って削って、削っていくなかで、自分が言いたいことや表現したいことがすごく浮き出てくると思うんですよ、彫刻みたいに。一度書いてしまったものや撮ってしまったものを削るのってもったいないと思うかもしれないけど、削ったところ、すごくギリギリのところにいい姿が見えたものが面白い作品なんだな、と感じました。

─今回スタートしたBook Shortsでは、短編小説を公募し大賞をショートフィルム化します。
湊さんの作品は、数多く映画化、テレビドラマ化されていますね。小説は、自分で完成させた一つの作品なので、映像化は後からついてくるご褒美みたいなものだと思っています。だから、書いたものをそのまま撮っていただくよりも、壊して、再構築して、小説の中では見えてこなかった別の姿が現れて、この話をこういう風に見たら、こんな見え方もあったんだ、という気付きや発見がある作品になって欲しい。そうなったものは、幸せな映像化だったなぁと感じます。

2、新釈・スピンオフ・アレンジ作品まとめ
文学の世界では、昔から名作をもとにした新しい物語が創作され続けています。
ここでは、数ある新釈・スピンオフ・アレンジ作品の中から、ブックショートおすすめのものをピックアップしていきます。

・新しい解釈や要素をあたえてみる
・時代や設定を変えてみる
・物語の視点を変えてみる
・後日談や続編を想像してみる

など、切り口は様々です。みなさまの執筆のヒントになれば幸いです。

『桃太郎』 芥川龍之介
桃太郎が鬼退治に向かった理由は仕事をするのが嫌だったから?芥川龍之介が描いた、正義の味方のイメージを覆す悪・桃太郎伝説。

『猿蟹合戦』 芥川龍之介
猿への仇打を果たした蟹たちの後日潭。彼らは警官に捕まり、主犯の蟹は死刑、臼や蜂は無期懲役に処せられた。芥川は断言する。「これは、事実である。」

『御伽草子』 太宰治
幼い娘のために絵本を読み聞かせる父。浦島太郎、カチカチ山、舌切雀・・・お馴染みのおとぎ話が、太宰流ユーモアによっていつの間にか別の物語に。

『新釈 走れメロス 他四篇』 森見登美彦
現代の大学生も、友のために疾走する(走れメロス)。挫折し、天狗になった誇り高き先輩(山月記)。京都を舞台に、ポップな青春小説として甦る名作の数々。

『バイバイ、ブラックバード』 伊坂幸太郎
太宰治、最後の作品『グッド・バイ』のオマージュ。太宰の死によって未完に終わった浮気男のストーリーを、伊坂幸太郎が現代に置き換え完結させました。

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 ショートショート実行委員会
代表者名 別所哲也
業種 エンタテインメント・音楽関連

コラム

    ショートショート実行委員会の
    関連プレスリリース

    ショートショート実行委員会の
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域