RCMS、DevOpsをSaaS環境でも可能にする「RC版」提供を開始

株式会社ディバータは、7月16日、自社CMSサービス「RCMS」で、リリース候補版を意味する「RC版」ならびにRC版と正式版の相互切り替え機能を提供いたします。 これにより、Webサイトの運営者が好きなタイミングでバージョンアップすることができるようになり、今まで以上に新機能を採用しやすくなります。

関係者各位
プレスリリース 2014年07月16日
株式会社ディバータ

SaaS型CMSとして成長中のRCMS、
DevOpsをSaaS環境でも可能にする「RC版」提供を開始

株式会社ディバータ(東京都新宿区、代表取締役:加藤健太)は、7月16日、自社CMSサービス「RCMS」で、リリース候補版を意味する「RC版」ならびにRC版と正式版の相互切り替え機能を提供いたします。
これにより、Webサイトの運営者が好きなタイミングでバージョンアップすることができるようになり、今まで以上に新機能を採用しやすくなります。

[図:RC版提供開始]
https://www.r-cms.jp/direct/fileserver/fileserver_download/file_id=38

【RC版提供の背景】
最近では、DevOpsやImmutable Infrastructureというワードにも見られるように、運用フェーズにおいても継続的に開発を進めていくことが非常に重要な要素になっています。

しかし一般的に、SaaS(ASP)で提供されているサービスでは、多数の利用ユーザーを抱えているとバージョンアップのタイミングや内容に関して様々な問題や調整事項が発生します。それが機能を制限したり、バージョンアップそのものが滞る要因となります。

一方、バージョンアップの頻度が高いサービスでも、ソフトウェアの更新の予告はあるものの、利用ユーザーそれぞれが、好きなタイミングでバージョンアップをするということはできませんでした。そのため、ユーザーは先進的な機能の採用やバージョンアップ頻度の高いサービスには慎重になりがちでした。

【RC版を利用する効果】
今回、RCMSでは、RC版を正式版の前段階に用意し、一ヶ月の間、ユーザー(Webサイトの運営者)が好きなタイミングで、管理画面から即時にRC版と正式版を相互に切り替えられる仕組みを用意しました。

この機能により、ユーザーは自社の都合でバージョンアップを行なう事ができるため、ビジネス上の影響範囲が小さいタイミングでバージョンアップをしたり、自社用にカスタマイズした箇所の対応を事前に進められたりと、選択肢が増えることになります。万が一問題が発生しても、すぐに正式版へ戻すことが可能です。

そのためユーザーは、常に進化するRCMSをベースにWebを構築しつつ、積極的に、自社Webサイトへ先進的な機能を採用していくことができるようになります。

 想定利用シーン
 ・新たに、JSON出力をテンプレートで書けるようになるようなので、今すぐ試したい
 ・日常的に使うWYSIWYGエディタの変更があるようなので、動作確認をしてみたい
 ・データ更新が強化されるみたいだが、事前に問題が出ないことを確認しておきたい

【今後の展開】
RCMSは今後、自由なタイミングで瞬時にステージング環境を構築できる仕組みも提供する予定です。RC版とステージング環境構築の仕組みと合わせることで、高い頻度でRCMSプラットフォームをバージョンアップし続けるとともに、運用時の安定性を両立したサービス提供を進めてまいります。

■本件に関する資料
RC版説明資料:http://www.slideshare.net/tm_diverta/rc-20140710

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【RCMSの役割】
近年、マルチデバイスの普及とともに、Webサイトの役割も大きく変化しています。あらゆる事業活動にとってWebサイトの重要性は高まる一方で、常にデバイスや利用シーンの多様化に対応していかなければなりません。
しかし、過去に構築したWebサイトをリニューアルするには多大な工数を要することも多く、自社で新たにWebサイトを開発するコストは大きくなりがちです。既存のWebサイトを運用するにも、複雑さが増すとともにコストは増大していきます。

こうした課題に対し、RCMSは機能の追加開発と運用を担ってきました。10年前からWebサイトの構築プラットフォームとしてSaaS(ASP)で提供されており、様々なサイトの構築・運用を行いながらRCMSを進化させてきました。そのためRCMSを利用したサイトは、機能追加、環境変化への対応、セキュリティ・アップデートなどの負担が軽くなり、自社にとって重要な領域にフォーカスすることができるようになります。

【RCMS】
RCMSは「車輪の再発明をなくす」をコンセプトに開発を続け、導入社数は1700社を超えました。Webサイトを構築するために必要な機能の大半は標準機能として用意され、組み合わせることで多様なサイトを構築することができます。
データの連携・拡張が容易で、マルチデバイスや多言語に対応できる柔軟性を持っているため、金融機関・商社・メーカー・IT関連など、上場企業から中小企業に至るまで、幅広い企業で採用されています。

※RCMSは独立行政法人 情報処理推進機構の2008年度中小企業経営革新ベンチャー支援事業に採択されています。

■RCMS公式サイト
https://www.r-cms.jp/
・導入事例:https://www.r-cms.jp/case_study/
・RCMS OpenDev: http://develop.r-cms.jp/
・セミナーのお知らせ:https://www.r-cms.jp/events/

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■用語説明
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【CMS】
コンテンツ・マネジメント・システム(英: Content Management System)とは、Webコンテンツを構成するテキスト、画像、レイアウトなどのデジタルコンテンツ情報を一元的に管理し、サイトの構築や編集に必要な処理を行うシステムの総称です。

【RC版】
リリース候補版(英:Release Candidate)とは、正式な製品版に近い品質の段階で、製品化されるより前に利用者に提供されるバージョンです。パッケージソフトの分野では広く利用されており、製品版の品質向上に役立てられています。


■会社概要:
【会社名】 株式会社ディバータ
【所在地】 〒162-0843 東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F
【代表者】 加藤 健太
【設立日】 2005年1月27日
【資本金】 73,043千円
【URL】 http://www.diverta.co.jp/
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企業情報

企業名 株式会社ディバータ
代表者名 加藤健太
業種 ネットサービス

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