先端複合材料(CFRPなど)向け超音波アレイプローブ
今回開発した先端複合材料(CFRPなど)向け超音波アレイプローブ「曲探」は、当社が開発した独自構造により、曲げたり、たわみを持たすことが可能なうえ、広帯域・高感度化を実現します。湾曲部がある航空機主翼(CFRP)の欠陥検査や鋳鍛造品、溶接部などの粗表面の検査に適用可能です。
超音波検査・計測ソリューション事業を手掛けるジャパンプローブ株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長 小倉幸夫、Tel:045-242-0531、以下 ジャパンプローブ)は、先端複合材料(CFRPなど)向けに自在にフィットする!曲がる!広帯域・高感度*超音波フレキシブルアレイプローブ*「曲探(きょくたん)」を開発し、2014年5月1日より販売を開始いたします。
http://jp-probe.com/seihin/kyokutan/kyokutan_kk.html
==================================
■従来の超音波アレイプローブの課題
==================================
従来の超音波アレイプローブ(以下 アレイプローブ)には、以下のような課題がありました。
1) 検査部位が凹凸を有する場合、アレイプローブ自体は変形しないので超音波を十分に送受信させることができず、欠陥の検出精度が劣る。
2) 検査部位が曲面の場合、曲面ごとにアレイプローブが必要となり、費用がかさむ。
3) 曲げたり、撓み(たわみ)を持たすことができる可撓性を持たせたアレイプローブも実用されているが、超音波の周波数帯域が狭く、時間分解能が悪く、感度も低い。そのため、表面直下に存在する欠陥の検査や減衰の大きい複合材料などの検査に適さない。
==================================
■様々な形状の検査を実現する新たな超音波アレイプローブの可能性
==================================
今回ジャパンプローブが開発した広帯域・高感度超音波フレキシブルアレイプローブ 「曲探」(以下 曲探)は、可撓性を有するコンポジット振動子、整合層、ダンパー材*で構成されています。この3層構造により「曲探」は以下を実現いたしました。
1) 平面、曲面、凹凸など様々な形状の被検体への超音波検査が可能。
2) 「曲探」1台で複数の形状の被検体の検査が可能、高いコストパフォーマンスを実現。
3) 広帯域かつ高感度(従来比6db向上)の超音波検査を実現。その結果、表面直下に存在する欠陥、近接欠陥、および超音波減衰の大きい炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アルミダイキャスト、溶接部などにも適用が可能。
http://www.jp-probe.com/topics/topics_140418_y.html
==================================
■拡がる超音波アレイプローブの用途
==================================
「曲探」は、航空機の主翼やヘリコプターのローターの検査などに応用可能で、航空機メーカ(エアバス、ロールスロイス等)において実用化が検討されています。医療分野では、頸動脈の血栓や乳癌の検査などで活用が検討されています。また今回開発した「曲探」は、航空宇宙、自動車、家電、プラント、道路・橋梁、医療など多種多様な方面での活用が期待されています。
==================================
■「曲探」販売開始
==================================
ジャパンプローブでは、2014年5月1日より「曲探」の販売を開始いたします。定価は80万円(税別、標準仕様)、初年度の販売は50台を計画しています。
==================================
■販売開始キャンペーン「無料サンプルテスト」
==================================
ジャパンプローブでは、「曲探」の販売を開始するにあたり、無料サンプルテスト・サービスを5月1日(木)より3ヶ月間実施いたします。
http://www.jp-probe.com/toiawase/toiawase.html
==================================
■実用新案登録出願中:実願2014-001764
==================================
・用語の説明
1) 広帯域:周波数帯域が広いこと。広帯域では波数を少なくすることができる。
2) 高感度:超音波を受信する信号の強さが大きいこと。高減衰材の検査には高感度が必要。
3) アレイプローブ:ひとつの筐体に多数の振動素子が入っているプローブ。多数の振動素子をまとめて制御できるため柔軟かつ高速な検査が可能。
4) 時間分解能:近接した欠陥を分離して検出できる能力。
5) コンポジット振動子:セラミックスに溝を加工し樹脂を充満させ柔軟性を持たせた振動子。
6) 整合層:超音波を効率よく送受信できるようにした層。
7) ダンパー材:送信した超音波の波数を少なくし、広帯域にするために発信した超音波を吸収する材料。
==================================
■ジャパンプローブについて
==================================
ジャパンプローブは、1979年に超音波検査用プローブの専門メーカーとして創業いたしました。
当社は、超音波検査・計測技術のキーデバイスであるプローブ、パルサ・レシーバ及び先進的な超音波検査・計測システムの研究開発・製造・販売を行っています。
http://jp-probe.com/seihin/kyokutan/kyokutan_kk.html
==================================
■従来の超音波アレイプローブの課題
==================================
従来の超音波アレイプローブ(以下 アレイプローブ)には、以下のような課題がありました。
1) 検査部位が凹凸を有する場合、アレイプローブ自体は変形しないので超音波を十分に送受信させることができず、欠陥の検出精度が劣る。
2) 検査部位が曲面の場合、曲面ごとにアレイプローブが必要となり、費用がかさむ。
3) 曲げたり、撓み(たわみ)を持たすことができる可撓性を持たせたアレイプローブも実用されているが、超音波の周波数帯域が狭く、時間分解能が悪く、感度も低い。そのため、表面直下に存在する欠陥の検査や減衰の大きい複合材料などの検査に適さない。
==================================
■様々な形状の検査を実現する新たな超音波アレイプローブの可能性
==================================
今回ジャパンプローブが開発した広帯域・高感度超音波フレキシブルアレイプローブ 「曲探」(以下 曲探)は、可撓性を有するコンポジット振動子、整合層、ダンパー材*で構成されています。この3層構造により「曲探」は以下を実現いたしました。
1) 平面、曲面、凹凸など様々な形状の被検体への超音波検査が可能。
2) 「曲探」1台で複数の形状の被検体の検査が可能、高いコストパフォーマンスを実現。
3) 広帯域かつ高感度(従来比6db向上)の超音波検査を実現。その結果、表面直下に存在する欠陥、近接欠陥、および超音波減衰の大きい炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アルミダイキャスト、溶接部などにも適用が可能。
http://www.jp-probe.com/topics/topics_140418_y.html
==================================
■拡がる超音波アレイプローブの用途
==================================
「曲探」は、航空機の主翼やヘリコプターのローターの検査などに応用可能で、航空機メーカ(エアバス、ロールスロイス等)において実用化が検討されています。医療分野では、頸動脈の血栓や乳癌の検査などで活用が検討されています。また今回開発した「曲探」は、航空宇宙、自動車、家電、プラント、道路・橋梁、医療など多種多様な方面での活用が期待されています。
==================================
■「曲探」販売開始
==================================
ジャパンプローブでは、2014年5月1日より「曲探」の販売を開始いたします。定価は80万円(税別、標準仕様)、初年度の販売は50台を計画しています。
==================================
■販売開始キャンペーン「無料サンプルテスト」
==================================
ジャパンプローブでは、「曲探」の販売を開始するにあたり、無料サンプルテスト・サービスを5月1日(木)より3ヶ月間実施いたします。
http://www.jp-probe.com/toiawase/toiawase.html
==================================
■実用新案登録出願中:実願2014-001764
==================================
・用語の説明
1) 広帯域:周波数帯域が広いこと。広帯域では波数を少なくすることができる。
2) 高感度:超音波を受信する信号の強さが大きいこと。高減衰材の検査には高感度が必要。
3) アレイプローブ:ひとつの筐体に多数の振動素子が入っているプローブ。多数の振動素子をまとめて制御できるため柔軟かつ高速な検査が可能。
4) 時間分解能:近接した欠陥を分離して検出できる能力。
5) コンポジット振動子:セラミックスに溝を加工し樹脂を充満させ柔軟性を持たせた振動子。
6) 整合層:超音波を効率よく送受信できるようにした層。
7) ダンパー材:送信した超音波の波数を少なくし、広帯域にするために発信した超音波を吸収する材料。
==================================
■ジャパンプローブについて
==================================
ジャパンプローブは、1979年に超音波検査用プローブの専門メーカーとして創業いたしました。
当社は、超音波検査・計測技術のキーデバイスであるプローブ、パルサ・レシーバ及び先進的な超音波検査・計測システムの研究開発・製造・販売を行っています。
企業情報
| 企業名 | 東京湾大感謝祭実行委員会事務局 |
|---|---|
| 代表者名 | 吉野 生也 |
| 業種 | 旅行・観光・地域情報 |









