日本マクダーミッド×関東学院大学、表面処理技術での産学連携スタート

平成26年1月1日、日本マクダーミッド(株)と関東学院大学は表面処理技術分野の共同研究に関する契約を締結した。共同で行う研究内容は、表面処理及びその材料の研究開発技術に関するイノベーションだ。具体的には、金属・樹脂への表面処理及びその材料の研究である。

平成26年1月1日、日本マクダーミッド(株)(川崎市、代表取締役社長:ジュリアン・ベイショア)と関東学院大学(横浜市)は表面処理技術分野の共同研究に関する契約を締結した。

共同で行う研究内容は、表面処理及びその材料の研究開発技術に関するイノベーションだ。具体的には、 金属・樹脂・ガラスほか様々な物質への表面処理及びその材料の研究である。企業側は市場動向、需要などの情報と現場での経験をもち、大学側は豊富な技術データと専門知識を有する。企業は大学の技術供与を受け、大学はその技術を産業界で実証することが可能となるので、双方に利益をもたらす連携となる。

研究に加え、さらに大学は教育・指導を提供し企業の人材育成をサポートするという。また、企業としては新卒採用にも期待ができる。関東学院大学、研究スタッフのクリス・コルドニエ氏と日本マクダーミッド(株)社長のジュリアン・ベイショア氏は同じ北米出身のバイリンガルであることから、グローバルな人材育成にも大きく貢献するであろう。

本プログラムを担当している関東学院大学特別名誉教授の本間英夫先生は、共同研究について、「マクダーミッド社とのコラボレーションができ、光栄に思っております。日本の素晴らしい表面処理技術をぜひ海外に発信して欲しいです。」 と語った。

これに対し、日本マクダーミッド株式会社のジュリアン・ベイショア代表取締役社長は、「優秀なめっき技術者が在籍している関東学院大学のご支援により、当社の得意先への対応においても良い影響があると期待しています。また、企業で頑張りたい卒業生のご入社も大歓迎です。」と、同社として初めての産学連携への意気込みを表した。

関東学院大学、材料・表面工学研究所について
工学博士本間英夫関東学院大学特別栄誉教授を中心に、プリント回路、エレクトロニクス、表面技術に おいて数々の表彰を含む基礎・応用に渡る研究活動を行っている。工学部金沢八景キャンパスのほか横浜市工業技術支援センターにサテライトオフィスを構え、産学連携への造詣も深い。
詳細はhttp://mscenter.kanto-gakuin.ac.jp/index.htmlを参照。

日本マクダーミッド株式会社について
表面処理薬品の世界的なトップメーカーであるMacDermid, Inc.(米コネチカット州)の日本法人で、日本市場において40年以上にわたり堅実な企業活動を続けている。プリント基板の表面処理、自動車などの部品の表面処理用薬品を中心に自社開発品の製造・販売を行う。川崎市の本社にはR&Dセンターをもち、顧客ごとの個別対応やアフターサービス体制も整っている。
詳細はhttp://www.macd.co.jpを参照。

企業情報

企業名 日本マクダーミッド株式会社
代表者名 ベイショア・ジュリアン
業種 エネルギー・素材・繊維

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