アクシス、高フレームレート、フルHDTV解像度のビデオプロセッシングのための新しいARTPEC-5チップを発表

ネットワークカメラやビデオエンコーダのための次世代システムオンチップARTPEC-5。デュアルコアマルチプロセッサー設計をベースに、より大容量のキャッシュと高いメモリースループットを実現。向上した処理能力とパフォーマンスで、インテリジェントビデオの処理と映像分析アプリケーションの性能をより高めます。

ネットワークカメラのリーディングカンパニー、アクシスコミュニケーションズ株式会社 (本社:東京都新宿区、以下アクシス) は、新しいARTPEC-5チップを発表します。本チップは、フルHDTV解像度(1080p)における、H.264 ハイプロファイル (HiP) 映像圧縮規格と高フレームレート(60fps)によるエンコードをサポートします。よって、今日一般に普及しているHDTVビデオ監視ソリューションと比較し、2倍のフレームレートと解像度であるといえます。高フレームレートによって、例えば高速に移動する車両のナンバープレートを認識する必要がある場合など、素早い動きをする被写体の詳細をとらえることができます。また、フルHDTVの解像度により、有事の際に求められる画像を、広範囲を撮影しつつも、妥協することのない詳細レベルで提供することができます。

ARTPEC-5により、アクシスのネットワークカメラやビデオエンコーダ製品は電力消費を最大限に抑えることが可能です。前世代製品に比べてより多くの映像ストリームを同時に扱うことが可能で、より高速なSDカードインターフェースをサポートし、エッジストレージとして利用できます。よってアクシスはビデオ監視における非常に高度な要求に応えられる、より進んだ画像処理性能を持つカメラを設計できるようになります。

ARTPEC-5のデュアルコアマルチプロセッサー設計と共に、キャッシュ容量は増大し、メモリースループットも向上しています。そのため、インテリジェントビデオと映像分析アプリケーションの処理性能がより高まります。AXIS Camera Application Platformを利用して、エンドユーザーは様々な映像分析アプリケーションを選択し、アクシスのカメラにアップロードすることが可能です。認識やカウント、検知やトラッキングといった高度な機能を提供するアプリケーション群を取り揃えています。

AXIS Camera Application Platformでは、サードパーティのソフトウェアプロバイダーがアクシス製品に対応するアプリケーションを開発することができます。アプリケーションの開発者はAxis Application Development Partner (ADP)プログラムに参加して、すべてのアクシスカメラにおけるアプリケーションの動作を確かなものにする、ソフトウェア開発キット(SDK)と互換性ツールの提供をアクシスから受けることができます。

ARTPEC-5チップが初めて搭載される製品は、「新製品となる、高性能6チャンネルビデオエンコーダブレード「AXIS Q7436」です。

企業情報

企業名 アクシスコミュニケーションズ株式会社
代表者名 梅田拓朗
業種 コンピュータ・通信機器

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