「事業復元力改善支援サービス」を開始

株式会社ヒルベット・ソリューション(千葉県千葉市中央区、代表取締役社長:小山隆)はこのほど、製品製造プロセスやサービス提供プロセスの障害による中断からの復元力の改善を支援する「事業復元力改善支援サービス」を開始しました。

現状の課題
現状の製品製造プロセスやサービス提供プロセスは、多数の内部および外部要素からなる複雑な構成をしていますが、このプロセス上の単体もしくは複数の構成要素でトラブルが発生した場合、これらが複雑に影響しあっているので、どこにどれくらい影響を及ぼすのかを予想するのが困難になり、結果として製品の製造やサービスの提供が長期間停止するような危険性を内包したままのプロセスになっている可能性があります。

課題に対する解決策
・現状の製品製造プロセスやサービス提供プロセスに対して、このプロセス上の単体もしくは複数の構成要素を、仮想的に特定の時間機能停止の状態にさせて、それが製品供給プロセスやサービス提供プロセスに及ぼす影響を分析します。
・分析の結果から、ボトルネックになりそうな構成要素に対して、さまざまな被災シナリオにおける構成要素群のボトルネック度(業務活動の目標復旧時間と稼動停止時間との乖離度)の総和が最小になるように予防・低減策を検討します。
・特定した影響範囲をデータベース化して、実際にトラブルが発生した場合に原因を絞り込む際の情報として利用します。

分析ステップ
BCMS構築・運用支援ツール(弊社開発ソフトウェア)を使用して、以下の分析を実施します。
・製品製造プロセスやサービス提供プロセスを構成する業務活動を明確にします。
・業務活動で使用する自社の構成要素(設備、装置、人、情報、製品、材料等)を明確にします。
・業務活動で利用する仕入先、外注先等を明確にします。
・業務活動で利用する社会インフラ(電力、通信、鉄道、道路、上下水道等)を明確にします。
・構成要素間の相互依存関係を明確にします。
・各業務活動の目標復旧時間を明確にします。
・インシデントシナリオ(製品製造プロセスやサービス提供プロセス上の単体もしくは複数の構成要素が特定の時間機能停止する状態)を設定します。
・インシデントシナリオごとに、構成要素間の依存関係をもとに各構成要素の稼動停止時間とボトルネック度を計算します。
・全ケースにおいてボトルネック度の総和が大きい構成要素に対して、ボトルネック度の総和を最小化するような予防・低減策を検討します。

企業情報

企業名 (株)ヒルベット・ソリューション
代表者名 小山隆
業種 その他サービス

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