携帯電話を活用した低コストワンタイムパスワード　MITS OTPが機能を大幅強化

SI（システムインテグレーション）事業とエンタープライズ携帯ソリューション事業を展開する株式会社アイディーエス（所在地：東京都港区　代表取締役社長：熊谷卓也）は、大幅に機能強化されたワンタイムパスワード・ソリューションMITS OTPの新バージョンであるMITS OTPバージョン5を発表しました。

MITS OTPは、携帯電話を活用したワンタイムパスワード・ソリューションです。
登録されたエンドユーザ本人の携帯メールアドレスにワンタイムパスワードを返信することによって、セキュアなシステム環境を実現。エンドユーザにハードウェアトークン(キーホルダー型やカード型のデバイス)を配る必要はなく、シンプルで低コスト、管理面でも優れたワンタイムパスワード認証システムの構築を可能にしています。
また、本人の記憶という一要素だけに頼った数字やイメージのマトリクス認証とは異なり、本人の記憶であるID・パスワードと本人が所有する携帯電話を組み合わせた二要素認証によって強固なセキュリティを実現しています。
更に、携帯電話のブラウザ機能とメール機能だけを使用しているため、携帯電話の機種に制限はありません。

2003年に発売開始以来、数々の機能を強化した新バージョンを発表してきましたが、このたび大幅な機能強化を実現したバージョン5を発表しました。機能強化のポイントは以下の通りです。

１． PCやPDAや携帯電話といった総てのリモートアクセスデバイスに対応
従来は、PCやPDAからのリモートアクセス時のワンタイムパスワード・ソリューションとしてのMITS OTP、携帯電話からのリモートアクセス時の端末認証であるMITSの二つの製品を提供していましたが、MITS OTPバージョン5ではMITSの機能を組み込むことによって、MITS OTPの1つのライセンスだけでPCやPDAや携帯電話といった総てのデバイスからのリモートアクセス時のなりすましを防止できるようになりました。
２． IPsec-VPN,SSL-VPN,ファイヤーウォールなどのネットワークセキュリティ製品との連携検証
インターネット上のセキュリティを確保する為のIPsec-VPN,SSL-VPN,ファイヤーウォールなどで、ジュニパー、F5、アベンテイル、エリアビイなどの主要ネットワークセキュリティ製品とのRadius認証連携事前検証を順次行っています。
３． アクティブディレクトリなどのLDAP認証基盤との連携
アクティブディレクトリなどで管理しているユーザ情報を利用することにより、ユーザ管理の一元化を可能にしました。
４． 運用管理・ログ管理機能の強化
ユーザ情報の登録、変更、削除などの運用管理、いつ誰にどんなワンタイムパスワードを発行したかなどのログ管理を総てWebブラウザ化することによって容易な導入と運用管理を実現できます。

今回のバージョンアップに伴い、総てのネットワークベンダーやネットワークインテグレーターとのパートナーシップを強化していく予定です。

株式会社アイディーエス

■設立：1996年12月
■所在地：〒108-0073　東京都港区三田3-9-9　森伝ビル8Ｆ
電話：03-5484-7811
ＦＡＸ：03-5484-7519
■代表取締役社長：熊谷 卓也
■事業内容：（1）システムインテグレーション事業
（2）携帯端末関連製品事業
■資本金：10,051,000円
■ ホームページ：http://www.ids.co.jp


この件に関するお問い合わせ
〒108-0073　東京都港区三田3−9−9　森伝ビル8階
株式会社アイディーエス　担当：ITソリューション営業部　マーケティング部門　泉谷
TEL:03-5484-7811 FAX:03-5484-7519

《関連URL》
http://www.ids.co.jp/