もうすぐお彼岸－今年のお彼岸時期は9月20日から26日 ＜お墓参りの基本とよくある質問＞

お盆の時期も過ぎ、9月に入って近づくのがお彼岸です。

毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日の合計7日間が秋彼岸にあたるため、

今年は9月20日から26日がお彼岸となります。

お彼岸にはお墓参りにでかける方も多いのではないでしょうか。

お墓参りは、是非ご家族みんなで出かけ、親がご先祖様を祀る姿を後の世代に受け継いでいきたいものです。



仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋（東京都新宿区）は、

仏事全般に関するご相談に電話やメールを通じて365日・無料でお答えする

「大野屋テレホンセンター」を開設しております。

下記にお墓参りの手順と、当センターに寄せられるよくある質問をまとめました。



＊＊＊ 2013年秋のお彼岸の日程 ＊＊＊

彼岸入り：9月20日

お中日 ：9月23日（秋分の日）

彼岸明け：9月26日



■お墓参り

お墓参りに行ったらまず、お墓の清掃をしましょう。

雑草が生えていたり、ゴミが散らばっていたりしては仏様に心のこもったご供養ができません。

掃除に必要なものや、お墓にお供えするものは、事前に準備しておきます。

また、お墓の前では墓石よりも体を低くして合掌し、心を込めてお参りします。



【持ち物】

●お線香

●ろうそく

●マッチ (ライター)

●お花や櫁（しきみ＝常緑樹の一種）

●お供物 (お菓子や果物、故人の好きだったもの等)





【掃除】⇥

●雑草や落ち葉などを取り除きます。

●お墓の敷地に植木がある場合は剪定します。

●墓石は水をかけて洗い流します。

●水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。

●墓石の彫刻部分は、歯ブラシで細かい汚れを落とします。

●洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。



【お供え】

●お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。

●水鉢にきれいな水を入れます。

●花立てに供花の長さを整え、お供えします。



お供え物は持ち帰りましょう。

持ち帰らずにいると猫やカラスに食い散らかされたり、缶などは墓石に錆びを付けてしまう事が

ありますので必ず持ち帰り、ご家族で召し上がると良いでしょう。



■お彼岸のよくある質問



【お彼岸にお祝い事をしてはだめ？】

Q．9月23日に引越ししようとしたら、母にお彼岸中にするものじゃないと反対されました。

そういうものでしょうか。26日の彼岸明けにするのだったら大丈夫でしょうか。



A．昔から『お彼岸やお盆の期間中にはお祝い事や引越し等はしないほうが良い』と言う方もいますが、

その根拠となる仏教的な禁忌や統計は全く御座いません。

忙しい毎日のなかで、つい怠りがちになってしまう先祖へのご供養を、

せめてこの期間だけは最優先しましょう、という気持ちからだと思いますので、

ご一家で事前にご先祖様へのご報告と諸処のご祈念をしておかれるとよろしいのではないでしょうか。



【初彼岸には何をする？】

Q．家族が亡くなって初めてのお彼岸である「初彼岸」を迎えますが、何かすることはありますか？



A．初盆（新盆）と違って、初めてのお彼岸に特にしなくてはいけないことはありません。

通常のお彼岸と同じように、お仏壇やお墓を綺麗にしてお参りするほか、

お寺とのお付き合いがある場合にはお寺での「彼岸会」（ひがんえ）と呼ばれる法要に参加します。





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