STRグローバル アジア・パシフィック 2012年7月期ホテルパフォーマンス調査を発表
STRグローバル(本社:ロンドン)は2012年7月期アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の結果は混交していることがわかりました。
2012年7月期のアジア・パシフィックの稼働率は68.3%(-2.2%)、ADRはUS$136.06(+0.2%)、RevPARはUS$92.86(-2.1%)となりました。(USドル換算、カッコ内は昨年同月比増減率)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール・ウィンクル(Elizabeth Randall Winkle)は次のようにコメントしています。「当社発刊のアジア・パシフィックホテルレビューによると、調査対象である15カ国うちタイおよびフランス領ポリネシアは昨年同月比RevPAR増減率が2桁上昇しました。まずタイの稼働率は2012年7月に67.8%を記録し、2006年7月に達成した67.1%以来最も高くなりました。ADRはTHB3,062と、ピークであった2008年7月のTHB3,315を下回っています。国全体の客室需要は2012年通年で+10.3%上昇していますが、これはタイ国政府観光庁の発表によると主に中国からの外国人観光客の増加に起因するものと考えられます。一方フランス領ポリネシアの稼働率は2012年7月に70.4%を記録しました。これはタイ同様に、2006年の観測以来2007年7月に記録した68.1%を上回りました。2009年に発生した世界同時不況による稼働率の下降後、2010年以降のほぼ毎月、諸島全体は稼働率および客室需要の上昇が見られます。同期間の客室在庫の減少が市場全体のパフォーマンスを押し上げています。7月の平均客室単価を見ると過去6年間の同月比で最高値を記録しました。」
2012年7月のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-最も稼働率が上昇をしたのはハノイ(ベトナム)64.8%(+23.7%)でした。
-最も稼働率が下降をしたのはジャカルタ(インドネシア)73.1%(-10.3%)、クアラルンプール(マレーシア)78.4%(-10.0%)でした。
-次の3都市でADRが好調でした。ジャカルタ(インドネシア) IDR954,878.37 (+21.6%)、続いて台北(台湾)TWD5,554.87 (+18.6%) 、プーケット(タイ)THB3,155.18 (+16.9%)
-次の3都市でRevPARが15%以上上昇しました。プーケット THB2,309.32(+26.2%)、ハノイVND1,432,239.53(+25.0%)、東京(日本)11,375.45円(+19.9%)
-デリー(インド)INR3,383.47(-14.4%)は最もRevPARが下落しました。
-日本のパフォーマンスは 稼働率78.3%(+3.4%)、ADR11,590.56円(+3.9%)、RevPAR 9,071.63円(+7.4%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率 73.7% (-1.1%) ADR AUD170.70(+3.5%)RevPAR AUD125.88(+2.4%)
中国
稼働率 64.1% (-2.5%) ADR CNY726.89 (+2.1%) RevPAR CNY466.01 (-0.4%)
インド:
稼働率 52.8% (-2.0%) ADR INR5,511.92 (-2.4%) RevPAR INR2,910.05 (-4.3%)
日本:
稼働率 78.3% (+3.4%) ADR JPY11,590.56 (+3.9%) RevPAR JPY9,071.63 (+7.4%)
シンガポール:
稼働率 88.4% (-2.8%) ADR SGD289.94 (+2.8%) RevPAR SGD256.45 (0.0%)
※昨年比増減率は2012年と2011年を比較した増減率。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の45,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2012年7月現在約450軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等
)に対し様々なデータを提供しています。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査しています。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行しています。また、日本語を含む多言語によるサービスを展開しています。
参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール・ウィンクル(Elizabeth Randall Winkle)は次のようにコメントしています。「当社発刊のアジア・パシフィックホテルレビューによると、調査対象である15カ国うちタイおよびフランス領ポリネシアは昨年同月比RevPAR増減率が2桁上昇しました。まずタイの稼働率は2012年7月に67.8%を記録し、2006年7月に達成した67.1%以来最も高くなりました。ADRはTHB3,062と、ピークであった2008年7月のTHB3,315を下回っています。国全体の客室需要は2012年通年で+10.3%上昇していますが、これはタイ国政府観光庁の発表によると主に中国からの外国人観光客の増加に起因するものと考えられます。一方フランス領ポリネシアの稼働率は2012年7月に70.4%を記録しました。これはタイ同様に、2006年の観測以来2007年7月に記録した68.1%を上回りました。2009年に発生した世界同時不況による稼働率の下降後、2010年以降のほぼ毎月、諸島全体は稼働率および客室需要の上昇が見られます。同期間の客室在庫の減少が市場全体のパフォーマンスを押し上げています。7月の平均客室単価を見ると過去6年間の同月比で最高値を記録しました。」
2012年7月のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-最も稼働率が上昇をしたのはハノイ(ベトナム)64.8%(+23.7%)でした。
-最も稼働率が下降をしたのはジャカルタ(インドネシア)73.1%(-10.3%)、クアラルンプール(マレーシア)78.4%(-10.0%)でした。
-次の3都市でADRが好調でした。ジャカルタ(インドネシア) IDR954,878.37 (+21.6%)、続いて台北(台湾)TWD5,554.87 (+18.6%) 、プーケット(タイ)THB3,155.18 (+16.9%)
-次の3都市でRevPARが15%以上上昇しました。プーケット THB2,309.32(+26.2%)、ハノイVND1,432,239.53(+25.0%)、東京(日本)11,375.45円(+19.9%)
-デリー(インド)INR3,383.47(-14.4%)は最もRevPARが下落しました。
-日本のパフォーマンスは 稼働率78.3%(+3.4%)、ADR11,590.56円(+3.9%)、RevPAR 9,071.63円(+7.4%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率 73.7% (-1.1%) ADR AUD170.70(+3.5%)RevPAR AUD125.88(+2.4%)
中国
稼働率 64.1% (-2.5%) ADR CNY726.89 (+2.1%) RevPAR CNY466.01 (-0.4%)
インド:
稼働率 52.8% (-2.0%) ADR INR5,511.92 (-2.4%) RevPAR INR2,910.05 (-4.3%)
日本:
稼働率 78.3% (+3.4%) ADR JPY11,590.56 (+3.9%) RevPAR JPY9,071.63 (+7.4%)
シンガポール:
稼働率 88.4% (-2.8%) ADR SGD289.94 (+2.8%) RevPAR SGD256.45 (0.0%)
※昨年比増減率は2012年と2011年を比較した増減率。
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STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の45,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2012年7月現在約450軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
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企業情報
| 企業名 | STRグローバル |
|---|---|
| 代表者名 | 石田恵 |
| 業種 | 旅行・観光・地域情報 |
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