高円寺＜本の長屋＞で開催。ウクライナとロシアを子どもの本で語る「戦争が奪う子どもたちの未来」平和への対話

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ウクライナの絵本ユニットAgrafkaの絵本編集を手掛ける田中優子さん（株式会社みにさん・田中優子事務所）によるウクライナの絵本と支援についてと、ロシアと長年交流を深めてきた子どもの本ジャーナリストまついきみこ（マイティブック）が2021年に参加した第37回国際児童図書評議会（IBBY）世界大会モスクワや国際アンデルセン賞などロシアの絵本や図書館が取り組んできたことについてを語ります。子どもの本を通じた国際理解を掘り下げ、子どもの本がこれまで描いてきた希望で、どの国に住んでいても子どもたちの未来を奪うことのない世界を願う平和への対話です。

2023年7月に開店したマイティブックの一箱書店「MightyBookShop」が入居する《高円寺本の長屋》で8月5日に開催します。

2022年2月24日、ウクライナがロシアから攻撃を受け、以来両国の争いは収まらず1年以上が過ぎました。ウクライナの子どもたちの悲しみや怒り。国際社会で避難されながら生きていかなければならなくなったロシアの子どもたち。これから先何十年も生きていく子どもたちの未来への夢や希望を、大人が起こした戦争で奪うことは許されません。

どの国に住んでいても、子どもたちは平和な地球で生きていく権利があるはずです。

子どもの本が先の大戦以降掲げてきた「国際理解と寛容」の旗を、今一度大きく振りたいと思います。

＜開催概要＞

開催日：2023年8月5日（土)

時間：15:00～17:00　（受付は14:30）

参加費：1000円　定員：30名　

※参加者には当日マイティブックが販売する書籍や支援グッズの購入に使用できる1000円相当のクーポンをお渡しします。

※終了後に交流会も予定しております。

場所：本の長屋（高円寺コクテイル書房 3 軒隣り）
※本の長屋のマイティブックショップ

東京都杉並区高円寺北3-8-13　TEL / 03-3310-8130

参加申し込み：https://x.gd/mightybookからお申し込みください。

イベントに関するお問合せ：info@mightybook.net

参加申し込み後のキャンセルもこちらのメールアドレスからお願いします。

PEAKERS

田中優子●株式会社みにさん・田中優子事務所代表。河出書房新社で「文藝」編集部勤務後、翻訳出版書籍編集を中心に従事。版権業務も担当し、版権輸入だけでなく日本語の本を海外へ輸出する事業も担当。2020年春に起業し、ショーン・タンの日本における代理人を務める。また編集者としてエドワード・ゴーリーやウクライナの絵本ユニットAgrafkaのによる絵本を手掛ける。Agrafkaの最新刊は『旅するわたしたち On the Move』。他にショーン・タンのECショップShaunTan_JP STORE (https://shauntan-jp. stores.jp) と、自らのセレクトショップみにさんストア (https://minisanoyt.theshop.jp)を運営。

まついきみこ●子どもの本の出版社マイティブック代表・子どもの本と教育環境ジャーナリスト。2014年モスクワブックフェアで開催された絵本作家あべ弘士さん講演会のコーディネートや2021年国際児童図書評議会世界大会モスクワに参加した際に全ロシア外国文献図書館で講演を行うなど、子どもの本でロシアとの友好を深める。2022年2月、東京都中野区に新設された中野東図書館の開館記念展示「ロシアの人たちが描いた新美南吉のお話『てぶくろをかいに』絵本表紙展」を国際交流基金モスクワ日本文化センターと協力して行うが、開催中に戦争が始まる。