「鉄道より“エコ”なパーソナルモビリティ」、電気学会 産業応用部門大会で展示へ〜Well to Wheelでの温室効果ガス排出量が国内旅客鉄道以下となる道路運送車両の一提案〜

ソーラーカーチーム プロミネンスは、2010年8月24日から27日まで開催される平成22年電気学会産業応用部門大会において、Well to Wheelで国内旅客鉄道より低炭素となる原付ミニカーEV・Prominence Commuting Device (PCD)を実車展示致します。

国内のソーラーカー競技会や電気自動車競技会への参加を中心に活動するソーラーカーチーム プロミネンス(本拠地 長野県長野市・代表 宮村 智也)は、2010 年8 月24 日から27 日まで芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区)で開催される平成22年電気学会 産業応用部門大会1)において、プロミネンスが試作した原付ミニカーEV・Prominence Commuting Device (以下PCD)を実車展示致します。

PCDは、成人1名の移動により発生するWell to Wheel(1次エネルギ資源採取から最終使用まで)での温室効果ガス排出量を国内旅客鉄道以下とするバッテリ駆動のEVです。試作にあたっては基幹部品に個人が1つから入手できるものを採用し、ごくありふれた工具で製作可能な構造とすることで第三者による再現性を確保しています。また、PCDは実証実験を実施するため原付ミニカーとして番号標の交付を受けており、実際に公道を走行することが可能です。

PCDは公道における実走試験の結果、市街地〜郊外における実用走行においてWell to Wheelでの温室効果ガス排出量が17g−CO2/人キロ2)と国内旅客鉄道の温室効果ガス排出量(19g−CO2/人キロ3))を下回ること、および原付バイク並みの動力性能が確認されており、社会的要請が高まりつつある低炭素型交通手段としての選択肢になりうるといえます。

今回の実車展示は電動車両の更なる発展を願う同大会関係者のご厚意により実現の運びとなりました。PCDの同大会展示が広く内外の研究者、技術者をはじめとする関係各位へのご参考となり、今後の電動車両開発やその普及への一助となることを祈念し、ここにご案内するものです。

なお、PCDは(財)日立環境財団 第8回環境NPO助成および日本ナショナルインスツルメンツ(株)のご支援を得て試作致しました。

・添付資料:「Prominence Commuting Device」仕様
・本件に関するお問い合わせは下記へお願い致します

 ソーラーカーチーム プロミネンス 宇都宮研究所
  電話  : 028-664-3903
  URL : http://www.team-prominence.org/
  e-mail : miyamura@team-prominence.org

1) 平成22年電気学会産業応用部門大会ホームページ:
http://www.gakkai-web.net/gakkai/jiasc/hp/index.html

2) 長野市内市街地〜郊外実用走行における電力消費量から
環境省の「温室効果ガス排出量の算定方法」を用いて算出

3) 国土交通省:運輸部門における二酸化炭素排出量(2008年度)による

以 上

企業情報

企業名 ソーラーカーチーム プロミネンス
代表者名 宮村智也
業種 その他非製造業

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