「支援する・される」から「支える・支えられる」へ 「子ども相互のつながりを意識したヤングケアラー支援プロジェクト」の寄付者募集〜2024年1月31日まで〜
プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社長 野池雅人、京都市上京区)は、公益財団法人京都地域創造基金(理事長 新川達郎、京都市伏見区)をプロジェクトオーナーとする寄付型クラウドファンディング「子ども相互のつながりを意識したヤングケアラー支援プロジェクト」(目標金額1,000,000円、募集最高金額5,000,000円)を、2023年12月4日から2024年1月31日まで、ふるさと応援クラウドファンディング「エントライ」で募集しています。実施団体のNPO法人こどもソーシャルワークセンター(理事長 幸重忠孝、滋賀県大津市)は、日々の生活から離れて子どもらしく過ごせる居場所づくりをしています。本プロジェクトでは若者ケアラーの声から活動をつくり支え合う「ピアサポート」を軸にした居場所活動・ピアサポーター同士の交流にかかる費用の一部を寄付にて募集します。
【ヤングケアラーを取り巻く現状】
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもを指します。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。家事をこなすなどの生活が「当たり前」で、自身がヤングケアラーという認識がない子どもも少なくありません。
文部科学省が公表しているデータではヤングケアラーという言葉を聞いたことがないと答えた人は全体の80%を超え、認知度の低さがうかがえます。
さらに、国が令和2年度におこなったヤングケアラー実態調査において、17人に1人がヤングケアラーと呼ばれる状態にあることが明らかになりました。
ヤングケアラーに対する支援の場は必要性を増しています。
【NPO法人こどもソーシャルワークセンターについて】
こどもソーシャルワークセンターでは、虐待・貧困・いじめ・不登校・発達課題などを抱える子どもを既存の制度に縛られず、地域の中で子どもを支える活動やモデル事業づくりを行っています。特に子どもたちの夕刻を支える活動「トワイライトステイ」や食を中心にした居場所活動「子ども食堂」づくりとその運営サポートに関しては、大きな成果をあげたこともあり全国からも注目される取り組みとなっています。
センターに訪れる子ども・若者たちの中には、ヤングケアラー状態にある・または過去ヤングケアラー状態にある子が多くいます。子ども・若者たちは「大人」の役割をせず、「子どもらしくありのまま」の自分で居ることができる場を求めています。
このような子どもを取り巻く課題について、福祉や教育を中心に専門機関や専門家による相談や支援がある程度整ってきました。しかしこれらの専門機関の多くは行政や制度の壁によって課題別の対応を行うために、複合的な課題を抱える子どもや制度の狭間で対応が難しい子どもはあちこちの専門機関をたらいまわしにされる状況を生み出しています。また子どもの支援は年齢によって区切られやすく課題が解決しないままに問題の先送りをしたまま社会に放り出されることも決して少なくありません。
そこで今までの制度だけで子どもを救うのではなく、子どもたちが生きていく身近な地域で生活している市民の力を借りながら事業を展開し、子どもたちがどのような環境で育っても安全と安心を感じながら生きていくまちづくりや社会を変えていく事業に展開していく必要が出てきました。
【NPO法人こどもソーシャルワークセンター 「居場所」づくり】
こどもソーシャルワークセンターでは、高校生世代以上の若者ケアラーたちがその経験を活かして同じ境遇の仲間をサポートする「ピアサポーター」と位置付け、当事者性を活かして活躍できる複合的支援体制を構築しています。
(1)ピアサポーターの合宿・啓発活動
高校生・学生世代の若者ケアラー同士の交流とヤングケアラーの意見を聴くワークショップなどを行う合宿を長期休みに実施しています。またヤングケアラーを知ってもらうために滋賀県内のイベントでの啓発活動や、ヤングケアラーのパネル展示会を開催しました。そこでもピアサポーターが案内役として説明を行い、直接市民の声を聴くことでヤングケアラーを知ってもらうことの難しさや意義を感じています。
(2)体験活動
ヤングケアラーの子どもたちが家から離れて、本来の子どもらしい姿で過ごせます。また普段はできない楽しい体験ができる場をつくります。ピアサポーターが企画運営に携わり、当日もおにいさんおねえさんとして子どもたちに関わります。月1回実施予定です。
(3)配食活動
ヤングケアラーの子どもたちがいる家庭へお弁当や食料品の配食を行います。スタッフとともにヤングケアラー当事者のピアサポーターも一緒に届けに行き、訪問を重ねる中で関係のできた子どもたちは体験活動にも誘っていきます。月1~2回実施予定です。
(4)居場所活動
ヤングケアラー当事者のピアサポーターが体験活動の企画や運営を通じて交流でき、家から離れてゆっくり過ごすことのできる場をつくります。
またこどもソーシャルワークセンターの活動拠点である滋賀県では、令和4年度よりヤングケアラーを対象としたピアサポート等の相談やオンラインサロンなどを実施する民間団体の活動を支援する「ヤングケアラー支援体制強化事業」を実施しており、当団体は滋賀県と連携して活動を行っています。
【コミュニティ財団との連携による寄付の仕組み】
エントライを通じて寄付者から集めた寄付金を公益財団法人 京都地域創造基金にお渡しします。寄付金は地域課題解決に取り組む団体に助成され、地域活動へと活用されます。寄付者には寄付金受領証明書が送付され、寄付金控除等の税制上の優遇措置を受けることができます。
【インターネットから購入可能で、事業報告が閲覧可能】
「en.tryエントライ」からプロジェクトへの寄付が可能で、寄付者は、ご支援いただいた資金で実現した事業と地域活性の様子を、寄付者向けブログや「en.tryエントライ」ウェブサイトから確認していただくことができます。
■プロジェクト募集ページ https://www.en-try.jp/funds/168
■特集ページ https://www.en-try.jp/feature/community-foundations
【プロジェクト概要】
プロジェクト名 | 子ども相互のつながりを意識したヤングケアラー 支援プロジェクト |
プロジェクトオーナー | 公益財団法人 京都地域創造基金 |
プロジェクト実施団体 | 特定非営利活動法人 こどもソーシャルワークセンター |
目標金額 | 1,000,000円 |
募集最高金額 | 5,000,000円 |
募集期間 | 2023年12月4日(月)〜 2024年1月31日(水) |
【会社概要】(2023年12月4日現在)
会社名 |
プラスソーシャルインベストメント株式会社 |
所在地 |
〒602-0862京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284 |
役職員数 |
15名 |
設立 |
2016年4月14日 |
資本金 |
9,500万円(資本準備金含む) |
事業内容 |
証券化事業、第二種金融商品取引業、コンサルティング事業 |
登録 |
第二種金融商品取引業者:近畿財務局長(金商)第396号 |
加入協会 |
一般社団法人第二種金融商品取引業協会 |
役員 |
代表取締役社長 野池雅人 取締役 吉澤保幸 取締役 里内博文 監査役 石原俊彦 斉藤真緒 |
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企業情報
企業名 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 |
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代表者名 | 野池 雅人 |
業種 | 金融・保険 |
コラム
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