ハンディマックスバルカー用ゼロエミッションのデザインコンセプトを公開
エコマリンパワー株式会社は、現在進行中のゼロエミッション船デザインプロジェクトの一環として、様々な再生可能エネルギーソリューションや省エネ装置、電気推進、燃料電池を搭載する新しいハンディマックスバルカーの詳細を発表。
船舶デザインには再生可能エネルギーソリューション、電気推進、燃料電池を搭載
2022年4月27日、福岡 -エコマリンパワーは、現在進行中のゼロエミッション船デザインプロジェクトの一環として、様々な再生可能エネルギーソリューションや省エネ装置、電気推進、燃料電池を搭載する新しいハンディマックスバルカーの詳細を発表しました。この船舶デザインコンセプトは「Aquarius Eco Handymax II」と呼ばれ、デザインに含まれている技術はすべて現在すでに利用可能のものか開発中のものです。
「Aquarius Eco Handymax II」の船舶デザインには、「Aquarius 船舶用再生可能エネルギー」または「Aquarius MRE®」として知られる、帆による推進と太陽光発電の統合システムが採用されています。また、空気潤滑システム(ALS)を含む様々な省エネ装置、電気推進装置、燃料電池が追加されています。「Aquarius MRE®」は2021年に日本海事協会の基本承認を取得しており、このシステムに関する特許も出願中です。
「Aquarius Eco Handymax II」のデザインに組み込まれた技術の一部は、実際のハンディマックスバルカーに評価用として今年中に搭載され、プロジェクトの継続とともに更なる技術の導入が予定されています。本船に搭載された省エネ装置の性能は、船主と戦略的パートナーの協力のもとで評価されます。
エコマリンパワーの社長兼最高技術責任者であるグレッグ・アトキンソンは、「Aquarius Eco Handymax II は、陸上と船上での試験を含む長年の研究開発の成果です。しかし、デザインの焦点は特定のソリューションや技術にあるのではなく、大型船のゼロエミッション運航を達成するために、様々な代替電源や省エネ装置をいかに連携させるかにあります」とコメントしています。
「Aquarius Eco Handymax II」に関する研究開発は、エコマリンパワー研究所の枠組みの中で数社が協力して行っており、今年度中にさらに数社が参加する予定です。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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企業情報
企業名 | エコマリンパワー株式会社 |
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代表者名 | アトキンソン グレッグ |
業種 | 運輸・交通 |
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