食品や土壌の放射線量を簡単な作業で簡易測定できる「geiger-food」を開発

γ線検出能力の高いGM管を複数配置し、1300種類の食品データベースとタッチパネルPCで簡単な操作で食品の放射線量を簡易測定出来る機器「geiger-food」を発表した。

 タケルソフトウェア(所在地:福島県南相馬市 代表 山崎潤一)は、γ線検出能力の高いGM管を複数配置することにより、食品や土壌に含まれる放射性物質から出てくるγ線を検出しベクレル値を表示する「簡易食品放射線測定器 geiger-food」を開発したと発表した。

今回発表する「簡易食品放射線測定器 geiger-food」の概要は次の通りである。

■製品・サービス詳細

 従来のシンチレーション検出器を使用した放射線測定機は、非常に高価であり核種判定が行えるメリットがあるものの、基準線源に対してのキャリブレーションを事前に行わなければならないことや、検出容器に食品を詰める際の煩わしさなどがあった。

 そこで、高価なシンチレーション検出器を使わず安価なGM管を使用し、取り扱いも簡便化させなおかつタッチパネルで操作を簡単に行える「簡易食品放射線測定器 geiger-food」が開発された。

 従来GM管はγ線検出能力が低いため緊急時の食品放射線には適さないと言われていたが、GM管の中にもγ線感度が比較的高い物がありそのGM管を複数本配置することで感度を向上させている。

 測定手順はBG(バックグランド測定)、基準線源測定を行った後に測定する食材を1300種類の食品データベースから選択するだけで行える。
 その場合、食品に含まれているカリウム40から出るであろう放射線量は引いた状態で計測される。

 付属のシールドボックスは10L近い容量があるため洗浄した食材をそのまま入れて測定することも可能である(厳密に測定する場合には、細切りなどの前処理を推奨)。

 測定結果は記録されて結果の帳票印刷機能もあるのでトレーサビリティーも行える。

 生産は受注生産で販売価格は50万円以下を予定している。

さらに詳しい情報は専用ホームページを参照のこと。

専用ホームページ:http://www.geiger.mydns.jp

■特徴
・比較的安価なGM管を使用することでシンチレーション検出器に比べて大幅なコストダウンが可能
・容量の大きいシールドボックスにより食材をそのまま入れて測定することが可能
・タッチパネル操作で誰でも簡単に操作が可能
・放射線量速報機能により高濃度に汚染された食材の場合は数分で判別可能
・50kg以下のシールドボックスのため、設置場所を問わない。
・1300種類の食品データベースを登録済み
・測定結果の保存・閲覧・印刷機能あり

【タケルソフトウェアとは】

原子力災害の最前線である南相馬市で各種ソフトウェアの開発及び、パソコン修理、ITコンサルタント業を行っている。
ケーズデンキの顧客向けITサポートも行っている。

【本件の連絡先】

タケルソフトウェア

担当者氏名 山崎

tel 070-5464-4204 fax 050-3349-7428

e-mail:shop@takerusoftware.no-ip.com

URL:http://www.geiger.mydns.jp

〒975-0011 福島県南相馬市原町区小川町109−2

                  以 上

企業情報

企業名 タケルソフトウェア
代表者名 山崎 潤一
業種 ネットサービス

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