高齢者の実態調査報告- 高齢者の「自分の葬儀」への意識調査 -

終活セミナー及び相談会の企画運営から、高齢者パネルへのマーケティング支援まで、高齢者事業を幅広く手掛ける、一般社団法人終活コンシェルジュ(所在地:東京都渋谷区、代表理事:斉藤 進)では、独自で高齢単身者(おひとり様)の自分の葬儀への意識調査を行いましたので報告致します。

■調査結果概要

今回、コミュニティーカフェ・高島平駅前を利用頂いた高齢者単身者の方々(おひとり様)を対象に「高齢者の自分の葬儀への意識調査」に関するアンケートを取りました。

(テーマ:「終活コンシェルジュ おひとり様向け終活アンケート」より抜粋)

 

✔ご自身が亡くなった時、葬儀を挙げてくれる人はいると答えた方は全体の70%

✔自分の葬儀の準備をしていると答えた方は5人に1人

✔具体的な葬儀の準備は「葬儀社への個別相談」と「生前予約」が並ぶ

✔自分のために準備している葬儀費用は「100万円」が最も多い

✔葬儀をあげたいと思う人は全体の75%

※調査結果詳細は

http://www.shukatsu.or.jp/PDF/20160301pr.pdf

 

【まとめ】

葬儀社に対しての生前相談は年々増えている傾向にあり、マスコミ及び新聞等で目にする機会が増え自分自身の葬儀に対する意識は高まっているのだと推測されます。

板橋区成増で葬儀業を営む、株式会社坂本メモリアルプロデュースの坂本代表に葬儀の傾向を伺いました。

「相談で一番多いのが内容より費用についてです。マスコミの影響もあるかと思いますが、【葬儀=お金が掛かる】と思っており、自分が万が一の時には家族葬でやりたい費用が掛からない家族葬でどれくらい費用が掛かるのかと言う問い合わせがここ数年増えています。

確かに費用を抑えて葬儀を行うことは決して悪いことだとは思いませんし、残された家族の負担にさせたくないと思うのが心情かと思います。

しかし実は家族葬が一番遺族に対して負担を掛けることになるのです。何故ならお香典の収入もないので自己負担で全て賄うからです。また、知人、友人、近所さんの訃報を後から聞いてお線香をあげに行った経験やお香典を後からどうしたらいいかなどの問い合わせも増えています。

亡くなって準備をしていないと言葉だけが先行している家族葬が安くできると思いアドバイスも聞く暇などなく行ってしまうと家族が困ったりするのです

生前でどこかの葬儀社に相談して家族とも相談をし、納得のいく弔いを行ってほしいと思います。

葬儀の内容についても今は無宗教葬なども行えますし自分らしい葬儀をお考えの方も増えております、

ただ菩提寺や檀家さんでお寺にお墓がある場合は注意しなくていけませんが、音楽葬やお別れ会でムービー・ビデオレターなど流し、お経の代わりにして儀式を行う方も増えています

お付き合いで焼香に来たかも故人さんの思い出を放映すことにより、故人の人生やこんな人だったのだと思って頂けるのではないでしょうか。葬儀は比べて出来るものではありませんし急なことだったりしますので事前・生前相談は重要な事かもしれませんね」

また、ネットでも格安葬儀をうたっていますが追加料金なしの記載は注意が必要との事で、中には事前見積りを出さない会社3割もあると聞いているとの事です。葬儀費用は具体的に何まで入っているかは確認した方が良いと思います。実際に聞いた額には含まれていない等、よく葬儀社とトラブルになるケースがあるようですので、時間のあるうちに聞くのも一考かと思います。

「旅立ちの最後のセレモニー」とはよく聞くものの、葬儀費用に対するトラブルも多くあるそうです。トラブルが無いよう、事前に相談をして、納得のいく形で進められればと思っています。

 

【調査概要】

調査目的:高齢者の終活に対する意識を把握するため

調査対象:コミュニティーカフェ・高島平駅前利用者 60~80代の高齢単身者(有効回答数:50人)

内訳:

60代男性:5名 70代男性:13名 80代男性:2名

60代女性:17名 70代女性:11名 80代女性:2名

調査期間:2016年1月18日~2016年1月30日

調査方法:コミュニティーカフェ・高島平駅前利用者50名にアンケート実施

 

【終活コンシェルジュの想い】

私たち終活コンシェルジュは、「4人に1人が65歳以上の高齢者」と超高齢化社会の日本の中でも、10年先を行くと言われている東京都板橋区高島平の高度経済成長期に建てられた「高島平団地」内にあるコミュニティーカフェ・高島平駅前内に「高島平なんでも相談室」を設け、日々高齢者と接しております。

現在巷では「終活」の認知も進んでおりますが、終活を「人生の終末や死別後に備えた事前準備」とだけで捉えるのではなく、「介護や生活における身の回りの相談等、老後の生活に関する問題」から「老後をより自分らしく、有意義に過ごす為の活動」まで解決することが本来の「終活」だと考えてられており、当団体では「生きているうちにどう関われるか」を主眼とし、現状の高齢者の動向を調査し、より良い生活を送って頂けるような提案ができればと考えております。

 

【一般社団法人 終活コンシェルジュについて】

本社:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル7階

代表者:代表理事 斉藤進

設立:2012年10月31日

Tel:03-5456-7163

Fax:03-5456-3025

URL:http://www.shukatsu.or.jp/

事業内容:終活相談業務全般、終活全般のセミナー及び相談会の企画運営、高齢者パネルへのマーケティング支援



企業情報

企業名 一般社団法人終活コンシェルジュ
代表者名 斉藤 進
業種 その他サービス

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