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地域の高校生による、カフェを会場にした子どもたちの学び支援活動を開始

カフェを会場に寺子屋を開催し、子どもたちの学び支援を行う特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋 (事務所:静岡県藤枝市、理事長:田中直輝、以下 当団体) は、新たに地域の高校生が主体となって運営する寺子屋を開始しました。

■事業の概要

当団体は地域のカフェをお借りして、「地域でいちばん心地よく、自学自習ができる場所」である寺子屋を開催しています。寺子屋では、当団体の学生スタッフが子どもたちの自学自習をお手伝いしています。

 

■活動の経緯

当団体は、寺子屋という学びの場を通して「自律と協調」の関係を社会に広げていくために、まずは日本全国に寺子屋をつくり、将来的には町内に1つずつ寺子屋をつくることを目指しています。

これまでの寺子屋の運営は、大学生の学生スタッフが中心になって行っていました。しかし、学生スタッフを大学生に限定してしまうと、大学付近でしか寺子屋を開催できなくなるという課題がありました。そこで、その解決策として、高校生を中心とした寺子屋を行うことを考え、実験として静岡県藤枝市に高校生主体の「寺子屋あすは」を開設しました。その結果から、事前研修や現場確認を行うことで、大学生と同様に高校生も学びの場をつくれることがわかりました。そのような背景から、高校生による寺子屋を開始することにしました。

 

■事例

静岡県藤枝市の「寺子屋あすは」は、高校生7名、大学生5名で運営しています。

寺子屋を開設する前には、団体の理念や教育方針を共有するために、理事長が学生スタッフに対して事前研修を行いました。そして開設後、1~3回目は理事長が現場を確認し、学生スタッフにアドバイスをしました。
毎回の寺子屋終了後は、学生スタッフ全員で振り返りを行っています。そして、寺子屋の開始前にその振り返りの内容を再確認し、反省を踏まえて改善しています。

このように事前研修・現場確認・毎回の振り返りを行うことで、「寺子屋あすは」は当団体が理想とする学びの場の一つとなっています。

 


 

■高校生の学生スタッフの思い

(寺子屋あすは 学生スタッフ 藤枝東高校 Mさん)

 

「寺子屋あすは」での活動の中で感じたことは、私達は子どもたちの問題解決能力を伸ばすためにどのような声掛けをするべきか、それとも声を掛けるのではなく少し待つべきかなど思考することが大切だということです。

例えば、ある子が計算を間違えていて、後で教えようと思い様子を見ていたら、本人が次の問題を解きながら間違いに気が付き自分で訂正していたとします。この場合には、私がその場で間違いを教えなかったという判断は、彼自身の問題解決能力を伸ばすのに適していたことになります。

その子の''今''ではなく、''先''も考えて接することが大切なのだと学びました。

 

そのようなことを意識しながら、これからも自学自習のサポートだけでなく、子供たちとの対話を通して、日常生活での新たな発見や学びとの繋がりを感じてもらえるような活動にしていきたいと思っています。高校生による寺子屋は他県ではまだ行っていないため、この機会に高校生をはじめ、多くの方にCafe de寺子屋の活動を知ってもらいたいです。

 

■法人概要

名称  :特定非営利活動法人Cafe de寺子屋

理事長 :田中直輝

所在地 :静岡県藤枝市堀之内一丁目14番地の3

設立  :2020年8月7日

事業内容:学び支援事業・学び支援推進事業

HP    : https://cafe-de-terakoya.or.jp/

 



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企業情報

企業名 特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋
代表者名 田中直輝
業種 教育

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