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[話題調査]全世界で急成長を遂げる韓国の「新天地」とは?

韓国に本部を置く新天地の一年間の活動に迫る。類に見ない、10万人修了式を開催。コロナ禍の中、完治者による血漿提供。同時開催20万人オンライン祈祷会で新型コロナ終息を願う。

皆さんは今、韓国国内を中心として、加速度的に注目を集めている「新天地」という団体をご存じでしょうか。

新天地は、正式名称を「新天地イエス教証拠幕屋聖殿」といい、1984年3月にイ・マンヒ代表が創設した新興宗教団体です。同教会は、韓国ソウル近郊の果川(クァチョン)に本部を置く一方で、創設から約36年間で世界中にその支部を開設し続けています。

たった一つの宗教団体が、短期間で注目されるようになった理由は何なのでしょうか。

今回は、新天地の成長の実態と、現在のコロナ禍における活動内容を調査します。

 

 

■10万人規模の「聖書教育課程」修了式

 

教会と聞くと、牧師と呼ばれる代表者がいて、信者は牧師の説教を聞いて献金を捧げるという形態を思い浮かべる方が多いでしょう。基本的に信者は祈祷会などに出席して説教を聞き、教典の詳しい内容や解釈は知らないというイメージがあるかもしれません。

しかし、新天地には「シオンキリスト教宣教センター」という同教会が無料で運営する教育施設があります。そこで聖書に関する教育課程を終え、さらに修了試験に合格した者だけが信者として受け入れられます。これらの課程の修了者たちを新しい信者として正式に登録する手続きが、修了式です。

 

昨年11月10日の修了式では、103,764人もの修了者が正式にに入教しました。前回から約1年ぶりの開催でしたが、これはつまり、過去1年間で教育課程を修了し、入教の意思を示した信者が世界で10万人を超えたことを意味します。

その会場は、韓国ソウル郊外のキンテックス、釜山(プサン)アンデレ研修院、光州(クァンジュ)ペテロ聖殿の3か所のほか、全世界112か国に点在し、修了式は各国で同時進行されました。

なお、10万人を超える修了式の開催は、新天地創設以降、初めてのことでした。

 

イ代表は修了式で、「ヨハネの黙示録には、神様が成される天国の秘密が記録されている。その内容は記録通りに成し遂げられる」、「黙示録通りの成し遂げられた実体がなければならない。神様の目的は、神様の新しい国と新しい民族を創造することであり、それが新天地の世界である」と熱く語りました。

 

また、修了式に参加した日本人女性は、「宗派を超えて読まれている聖書の内容に興味があり、教育課程を受講し始めました。今では、神様の存在と天国の秘密を学べてよかったと思っています。教育課程の存在を教えてくれた友人と、根気強く丁寧に授業してくださったセンターの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と話します。

 

特筆すべきは修了者の多さだけではありません。昨年11月の修了者らは、聖書の教育課程を受けながらもその福音を伝える働きをし、142%もの伝道率を記録しました。即ち、教育課程修了者たちは、その時点で十分に福音を伝えられるレベルに達していることの証明になるのではないでしょうか。

なお、各国の宣教センターには現在も20万人以上の受講生がおり、更なる成長が見込まれています。

 

 

■コロナ治療薬開発へ1,646人が血漿提供、政府関係者からの謝意も

 

約1年間で10万人もの信者を集めたにもかかわらず、日本では新天地の名はそれほど知られていませんでした。日本国内で新天地に関する報道が取り上げられ始めたのは、新型コロナが世界中で猛威を奮い始めていた今年2月のことです。新天地大邱(テグ)教会でのクラスター発生の報道は、テレビやインターネットなどで目にした方もいるでしょう。

 

2月中旬当時、新型コロナへの明確な対策が行われていなかった日本と同様に、韓国政府は日常生活を行うことに問題はないとの意向を示していました。それに従い、新天地大邱教会では通常通りの活動が行われていました。

そして18日、中国・武漢市への渡航履歴のない女性信者の新型コロナ感染が発覚。新天地は、同日朝に韓国国内、同日中に世界各国のあらゆる施設の活動を停止しましたが、女性の通っていた新天地大邱教会からは続々と感染者が発生、約6,000人もの信者が病魔に苦しむこととなりました。

 

その後、彼らが新型コロナから回復した6月、新天地は完治した多くの信者らに血漿提供の意思があることを明らかにしました。新型コロナ完治者の血漿は、血漿治療薬の製作や、抗体治療薬の研究に役立つとされています。

そして実際に、7月13~17日と8月27日~9月4日の2度、団体血漿提供が実施されました。一次提供では628人、二次提供では1,018人の信者が参加し、累計1,646人分の新型コロナ完治者の血漿を提供しました。

 

血漿提供に参加した信者らは、「1か月の治療は大変だったが、まだ治療を受けられていない人もいる。血漿提供によって早く治療薬が完成し、全世界の人々が苦痛から抜け出せたら良いと思います」、「新天地が社会貢献をする姿を見せたい気持ちと、苦しむ世界が早く回復してほしい気持ちがあった。血漿治療薬は高リスク患者に使われると聞いたので、少しでも命を生かす助けになれば嬉しいです」などと話しました。

なお、参加者には総額約20~30万ウォンにのぼる交通費を支給予定でしたが、参加した新天地の信者らはこれを受け取ることをしませんでした。これについても新天地は、2月から3月にかけて新天地の信者を対象として検査を無料で行い、感染者への治療にかかった費用を政府が一部負担したことに対する感謝を示すものだとしています。

 

また、2度の団体血漿提供に際して、韓国中央防疫対策本部のクォン・ジュンウク副本部長が「血漿提供に積極的に参加してくれた大邱市の新天地関係者、完治者、また場所と人材、設備を提供してくれた大韓赤十字などに深く感謝する」と伝えています。

新天地は、今後も大韓赤十字社などと協力しながら、新型コロナ終息に向けて断続的に努力していく方針を表明しています。

 

 

■オンライン祈祷会を全世界同時開催、約20万人の信者が参加

 

新型コロナの終息のために何か行動したいと考えていたのは、感染した大邱教会の信者だけではありませんでした。新天地が、依然として対面での活動を停止していた9月2日と16日に、2度のオンライン祈祷会を開催したのです。

この祈祷会には、ビデオ通話アプリを用いて全世界の新天地信者らが各個人の自宅などから同時に参加しました。2度に渡る全世界同時開催の祈祷会には、それぞれ20万人余りの信者が参加し、新型コロナ終息に向けて祈りを捧げました。

 

全世界の新天地信者が参加したオンライン祈祷会には、世界最大級の感染者数が記録されているアメリカからも多くの信者が参加しました。韓国時間の16日正午は、アメリカ・シカゴでは15日22時と遅い時間でしたが、参加した信者は多くの人の心がひとつになったことに深い感動を感じたと言います。

なかには、「全ての宗教家は謙虚にならなければならず、新型コロナに有効な治療法を知っている創造主に祈らなければならない。神様が私たちの祈りを聞き、答えが来ることを信じている」と話す信者もいました。

 

祈祷会はイ代表の発案によるもので、その祈祷内容は、コロナに苦しむ世界中の患者や遺族の肉体的・精神的疲労の回復、新型コロナ治療薬の早期開発、防疫に日夜働く政府関係者・医療従事者の健康など多岐にわたります。

そして、信者らの祈りは2度の祈祷会の後も、各教会で通話を繋ぐなどして日々継続されているのです。

 

 

日本に住む私たちは、神様への祈りに対して宗教的側面よりも文化的側面を感じることが多いかもしれません。正月の初詣や受験前の合格祈願など、慣例的に最寄りの寺社仏閣に尋ねて、何気なく神様に祈ったことがある人もいるでしょう。

そのような国民性のなかでも、奈良市の東大寺は4月から、宗教・宗派を超えて毎日正午に祈りを捧げようと呼びかけています。また、医療従事者が患者の治療に尽力し、政府関係者が防疫策を講じるなかで、宗教人にできることは祈りだといいます。

 

それでは、一般市民にできることは何でしょうか。可能であれば外出を控え、外出時にはマスクをすること。帰宅後には手洗いうがいをすること。他にも考えられることはあります。医療従事者でなくても、宗教人でなくても、新型コロナ終息を願う心に変わりはないと考えます。

 

世界的非常事態において、20万人余りの信者が団結し行動できることが、新天地が急速に成長し、注目を集める要因なのかもしれません。

 

[記者:永井みこと]

 

 

新天地イエス教会証拠幕屋聖殿のブログには、新天地での活動や関係する記事を掲載しています。

https://ameblo.jp/scj-osaka/entrylist.html



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企業名 新天地イエス教証拠幕屋聖殿
代表者名 兵頭弘樹
業種 その他サービス

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