パルシステム生活協同組合連合会、『主婦の節電と暑さ対策に関する調査』を発表

 パルシステム生活協同組合連合会は、「主婦の節電と暑さ対策に関する調査」をモバイルリサーチにより、2012年6月5日~6月11日の7日間において実施し、1,000名(調査対象者: 20歳~59歳の既婚女性)の有効サンプルを集計いたしました。

 パルシステム生活協同組合連合会( http://www.pal.or.jp )(本社:東京都新宿区、理事長:山本 伸司)は、「主婦の節電と暑さ対策に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2012年6月5日~6月11日の7日間において実施し、1,000名(調査対象者: 20歳~59歳の既婚女性)の有効サンプルを集計いたしました。


◆ 今夏の家庭での節電 「積極的にしたい」37.7%
◆ 昨年夏の節電のための外出先 商業施設に続いたのは「図書館」33.6%
◆ 今夏の節電対策「電力消費ピーク時間に電気製品の使用を控える」60.1%
◆ 『料理による節電対策』も4割半ば

 全回答者(1,000名)に対し、昨年の夏に家庭で節電を行ったか聞いたところ、「積極的にした」33.8%、「少しはした」60.2%となり、それらを合わせた94.0%が昨年の夏に節電を行い、「しなかった」は6.0%でした。
 また、今年の夏に家庭で節電を行いたいか聞いたところ、「積極的にしたい」37.7%、「少しはしたい」59.2%となり、それらを合わせた96.9%は今年の夏に節電を行いたいと思っており、「したくない」は3.1%でした。

 それでは、昨年の夏は家庭でどのような節電を行い、今年の夏は家庭でどのような節電を行いたいと主婦は考えているのでしょうか。
 昨年の夏に家庭で行った節電対策(対象:昨年の夏に家庭で節電を行った940名)をみると、「窓を開け、自然の風を取り入れる」68.7%が最も高く、次いで、「使用していない電気製品のコンセントを抜く」64.9%、「電気製品の使い方を工夫する」58.3%、「冷却・冷感グッズを使う」46.5%、「電力消費ピーク時間に電気製品の使用を控える」46.3%が続きました。
 また、昨年の夏の節電で「極力外出する」と回答した134名に対し、どのような場所に行ったか聞いたところ、「ショッピングセンター/ショッピングモール」82.8%、「スーパー」76.1%、「デパート」42.5%と商業施設が上位3項目に並びました。それに続いたのは、お金をかけず、静かに暑さをしのげる「図書館」で33.6%、さらに「自分や夫の実家」26.9%、「友達の家」20.9%が続きました。

 そして、今年の夏に家庭で行いたい節電対策(対象:今年の夏に家庭で節電を行いたい969名)をみると、「窓を開け、自然の風を取り入れる」72.4%が最も高く、次いで、「電気製品の使い方を工夫する」71.8%、「使用していない電気製品のコンセントを抜く」68.9%、「電力消費ピーク時間に電気製品の使用を控える」60.1%、「うちわ・せんすを使う」53.5%、「冷却・冷感グッズを使う」47.9%が続きました。また、「体温を下げる食材を料理に使う」や「見た目が涼し気な料理を食べる」、「発汗作用のある料理を食べる」といった『料理による節電対策』を行いたいと回答した割合は46.5%と4割半ばになり、「涼しいファッションを取り入れる」や「涼しい髪型にする」といった『ファッションによる節電対策』を行いたいと回答した割合は49.8%と約半数になりました。

 昨年の夏に家庭で節電を行い、今年の夏も家庭で節電を行いたいと回答した934名について、昨年夏に家庭で行った節電対策と今年の夏に家庭で行いたい節電対策の内容を比較すると、「電気製品の使い方を工夫する」(昨夏の実施58.5%に対し今夏の意向は72.5%)、「電力消費ピーク時間に電気製品の使用を控える」(昨夏の実施46.4%、今夏の意向60.4%)ではどちらも14.0ポイント今夏の意向のほうが高く、「うちわ・せんすを使う」(昨夏の実施43.0%、今夏の意向54.5%)では今夏の意向のほうが11.5ポイント高くなりました。また、「体温を下げる食材を料理に使う」(昨夏の実施10.4%、今夏の意向19.5%)では今夏の意向のほうが10ポイント近く高くなっており、電気製品の使い方や使用時間を工夫する家庭、節電として食材を工夫する家庭が、今年の夏は昨年の夏より増えそうです。


◆ 家庭の節電で対象としたい電気製品「エアコン」、「照明」

 それでは、どのような電気製品が節電の対象となっているのでしょうか。

 昨年の夏に家庭で行った節電で対象とした電気製品や今年の夏に家庭での節電で対象としたい電気製品を聞いたところ、昨年の夏に家庭での節電で対象とした電気製品(対象:昨年の夏に家庭で節電を行った940名)では「エアコン」74.1%と「照明」70.3%が際立って高く、今年の夏に家庭での節電で対象としたい電気製品(対象:今年の夏に家庭で節電を行いたい969名)でも「照明」74.6%、「エアコン」74.1%が7割を超えました。昨年夏に続き今年の夏も「エアコン」「照明」の二つが、まずは節電の対象となりそうです。そして、「エアコン」「照明」に続いたのは、昨年夏も今年の夏も同じ電気製品で、「テレビ」(昨夏52.0%、今夏60.8%)、「保温便座」(昨夏47.7%、今夏46.3%)、「扇風機/サーキュレーター」(昨夏37.7%、今夏38.0%)が続きました。


◆ 住宅用太陽光発電システム『導入したい』48.7%
◆ 住宅用太陽光発電システムの導入動機はエコロジーよりエコノミー

 来月(7月)からは再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、買取価格も決定しました。

 そこで、全回答者(1,000名)に対し、住宅用太陽光発電システムを導入したいかどうか聞いたところ、「既に導入している」は5.3%、『導入したい』(「経済的メリットを考えて導入したい」と「環境のことを考えて導入したい」の合計)は48.7%となり、「導入したいと思わない」は46.0%で、住宅用太陽光発電システムを導入したいと思っている人が半数近くとなりました。『導入したい』との割合を詳しくみると、「経済的メリットを考えて導入したい」が35.3%、「環境のことを考えて導入したい」が13.4%となっており、経済的メリットが動機となっている割合のほうが高くなりました。


◆ 節電は“電気代の節約のため” 83.8%、“大規模停電を防ぐため”を大幅に上回る
◆ “電力不安は今年で最後にして欲しい” 67.0%、“本当に電力不足か疑問” 54.0%
◆ “節電による家族の体調不良が心配” 51.8%

 全回答者(1,000名)に対し、節電に関する意識について聞きました。

 各項目について『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)と回答した割合をみると、最も高くなったのは【電気代の節約のための節電である】で83.8%となり、【大規模停電を防ぐための節電である】の54.6%を大幅に上回る結果となりました。
 2番目に高かったのは【電力不安は今年で最後にして欲しい】で67.0%と7割弱が『あてはまる』と回答しましたが、原子力発電についてはどのように思っているのでしょうか。【節電を強いられるくらいなら、原子力発電所を稼働して欲しい】では18.2%と2割弱にとどまり、『あてはまらない』(「あまりあてはまらない」と「全くあてはまらない」の合計)の44.6%を大きく下回る結果となりました。そして、【本当に電力が不足するのか疑問を感じる】は54.0%と、原発再稼働の理由にもなっている電力不足に対して疑問を持っている回答者が半数以上となりました。
 また、家庭内の電力消費量を“見える化”するサービスが出始めていますが、【自分の節電がどれくらい役に立ったのか知りたい】で58.7%と6割弱となりました。
そして、【節電による家族の体調不良が心配である】は51.8%と、半数以上の回答者が節電による家族の体調不良を心配している結果となりました。


◆ 今年の夏までに欲しい涼活グッズ 1位「冷却・冷感マット」

 今年の夏も節電によりこれまでの夏よりも暑さを感じるシーンが多くなるのではないでしょうか。

 そこで、全回答者(1,000名)に対し、今年の夏までに欲しい涼活グッズ(涼しく快適に過ごすためのグッズ)を聞いたところ、「冷却・冷感マット」45.0%が最も高く、「冷却枕」39.5%、「ネッククーラー(首に巻く冷却グッズ)」34.8%、「冷却・冷感タオル」30.4%が続き、冷却・冷感グッズが上位となり、「すだれ・よしず」29.3%、「うちわ・水うちわ」23.5%といった昔ながらのグッズがそれに続きました。


■■調査概要■■
調査タイトル:主婦の節電と暑さ対策に関する調査
調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20歳~59歳の既婚女性

調査期間:2012年6月5日~2012年6月11日の7日間
調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
実施機関:ネットエイジア株式会社

■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「パルシステム生活協同組合連合会調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。

■■パルシステム生活協同組合連合会 概要■■
組織名 :パルシステム生活協同組合連合会
代表者名 :理事長 山本 伸司
設立 :1990年2月
所在地 :東京都新宿区大久保2丁目2-6ラクアス東新宿
業務内容 :会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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