教員向けポータルサイト『Teachers Online』が保護者トラブル事例のデータベースを公開

大阪大学大学院教授・小野田正利氏、日本大学教授・佐藤晴雄氏の監修によるWebサイト「Teachers Online -先生のミカタウェブ-」において、学校における保護者トラブルのデータベースを作成し、5月28日に公開いたしました。

学校教育分野の雑誌記事、Webコンテンツ、映像制作などを手がける株式会社コンテクスト(東京都新宿区・代表取締役 佐藤明彦)では、大阪大学大学院教授・小野田正利氏、日本大学教授・佐藤晴雄氏の監修によるWebサイト「Teachers Online -先生のミカタウェブ-」において、学校における保護者トラブルのデータベースを作成し、5月28日に公開いたしました。

【コンテンツの概要】
 事例のデータベースは、学校種別にカテゴライズされており、開設時における事例収録数は、「幼稚園・保育園」が12事例、「小学校」が89事例、「中学・高校」が30事例、合計で131事例となっております。各事例は、「学校規模」「地域特性」「学年」「担任の年齢」「保護者の年齢」などが記載された統一フォーマットで記述されており、トラブルの概要、学校がどのように対応したか、誰が対応したかなどが、各事例ともA4判1ページ前後にまとめられています。また、各事例には、トラブルのタイプ(「わが子中心型」「学校依存型」「イチャモン型」「正当型」)も記載されています。
なお、本コンテンツの事例は、本サイトの監修者である小野田正利教授(大阪大学)による科学研究費補助金による研究の一環として、佐藤晴雄教授(日本大学)らが実施した調査研究の成果をまとめた『保護者の対学校行動に関する事例集』に基づいて、整理されたものです。

【本コンテツのねらい】
 近年、保護者からの無理難題要求に悩まされる教師が増えており、中には執拗なクレームに悩まされ、休職や退職、さらには自殺に追い込まれる教師もいます。こうした状況の中、本コンテンツを公開し、広くトラブルの事例や対処方法などを共有いただくことで、以下のような効果があるのではないかと考えております。

(1)保護者トラブルに直面している教職員に、解決に向けたヒントを得ていただく
(2)多くの教職員に、保護者トラブル発生の経緯を知っていただくことで、予防のポイントを掴んでいただく

【収録事例について】
 本Webサイトのコンテンツは、「無料会員」「有料会員」等の区分に基づいて利用権限を定めていますが、保護者トラブルのデータベースは広く学校関係者に共有いただきたいとの思いから、無料会員にも一部閲覧できるようになっております。
 収録事例は実にさまざまで、日常的に学校で起きているものから、他にあまり例のないものまで、幅広く収録しています。

《収録事例のタイトル例》
○給食の魚に「骨がノドに刺さったらどうするんだ?」(認定こども園)
○「うちの子がいじめられている」と犯人捜し(幼稚園)
○林間学校へ子どもをタクシーで連れてきて、タクシー代を請求(小学校)
○始業式後、「仲が悪い子と同じなので、学級編制をやり直せ」(小学校)
○日焼けするから、うちの子はプールに入れないでほしい(小学校)
○収穫したイモが小さすぎる。教師がしっかりと育てるべきだった(小学校)
○娘をピアニストにするため「休み時間は外に出さないでほしい」(小学校)
○児童の財布がなくなったことで、学校に20数万円を請求(小学校)
○護身用として子どもにカッターナイフを持たせる父親(中学校)
○「担任の交代」と「教室の監視カメラ設置」を要求(中学校)

【参考URL】
http://www.teachers-online.jp/trouble/

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企業情報

企業名 株式会社コンテクスト
代表者名 佐藤明彦
業種 新聞・出版・放送

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