約6割が「住宅購入資金に充てない」 -住宅購入検討者に聞いた今夏のボーナス意識調査-

この度オウチーノ総研(本社:東京都港区/代表:井端純一)は、住宅購入検討者に対して、今夏のボーナス意識調査を実施いたしました。

住宅ローンを組む上で重要な検討事項のひとつに、「ボーナス時払いの有無」がある。業績によってはボーナスの支給すら危ぶまれる時代にあって、住宅購入検討者は資金計画にボーナスをどのように組み込もうとしているのだろうか。
そこで今回、オウチーノ総研(本社:東京都港区/代表:井端純一/不動産サイト「オウチーノ」「キャリルーノ」を運営)は、住宅購入検討者に対して、インターネットによる意識調査を実施した。(有効回答数:305)
その結果、住宅購入検討者の約6割が、今夏のボーナスを「住宅購入資金(頭金)に充てない」と回答。また、「ボーナス時払いを資金計画に組み込まない」と答えたのは全体の74.3%にも上った。

詳しい結果はコチラ<http://article.home-plaza.jp/article/trend/106/



1. 約6割が今夏のボーナスを住宅購入資金(頭金)に「充てない」

今夏のボーナスのうち、いくらを住宅購入資金(頭金)に充てるか聞いてみたところ、「充てない・ボーナスなし」が半数以上の55.2%を占める結果となった。「別の出費へ回すので、充当予定はない」という回答が多く、ボーナスが住宅購入の直接的なきっかけとなっていないことが分かった。「去年からボーナスカットされています」、「ボーナスは出ません」といった声も多数寄せられ、そもそも今夏のボーナス額への期待度が低いことも特徴的な結果となっている。


2. 74.3%が「ボーナス時払いをしない」

では、今後住宅ローンを組む際に、ボーナス時払いを前提としている人はどれくらいいるだろうか?結果は「ボーナスを資金計画に組み込まない」という回答が全体の74.3%にも上った。「ボーナスは今後、減らされたり、すべてカットといったことにもなりかねない情勢なので、ボーナス時払いは考えられない」という回答に代表されるように、将来に渡っての景気不安が如実に顕れる結果となった。
こうした冷静で堅実な住宅購入検討者の姿が浮かび上がる一方で、22.8%の人が「実際に購入した後であれば、必要額を除いた全額をボーナス時払いの原資にしたいと考えている」と、ボーナス時払いに意欲的だ。予定しているボーナス時払いの金額については、20万円が6.7%と最も多く、毎月の住宅 ローン負担の軽減、あるいは早期返済を考えているようだ。

調査を通し、年2回の賞与が当たり前といった常識は既に過去のものであり、ボーナスを住宅購入資金に充てようと考えている住宅購入検討者は、ごく少数であることがわかった。住宅金融支援機構による「平成23年度上半期フラット35利用者調査」でも、ボーナス併用償還希望の案件数は全体の53,003件中、 9,607件と全体のわずか約18%に留まり、住宅購入においてボーナスの後押し感は弱まっている傾向にあるといえる。


詳しい結果はコチラ<http://article.home-plaza.jp/article/trend/106/


企業情報

企業名 株式会社オウチーノ
代表者名 井端純一
業種 ネットサービス

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