パルシステム生活協同組合連合会、『子どものお弁当に関する調査』を発表

　パルシステム生活協同組合連合会（http://www.pal.or.jp）（本社：東京都新宿区、理事長：山本　伸司）は、「子どものお弁当に関する調査」をモバイルリサーチ（携帯電話によるインターネットリサーチ）により、2012年3月8日～3月14日の7日間において実施し、1000名（調査対象者：月に1日以上の頻度で子どものお弁当を作っている20歳～59歳の既婚女性）の有効サンプルを集計いたしました。

◆ママが作るお弁当のおかず　1位「たまご焼き」2位「鶏のから揚げ」3位「ウインナー」
◆約9割の20代ママのお弁当作りに欠かせない「ウインナー」と「たまご焼き」
◆子どもが好きなおかず　1位「鶏のから揚げ」、未就学児童では「ウインナー」がダントツ
◆お弁当を残さずに食べてもらうために工夫している 9割超
◆キャラ弁にチャレンジ　小学校低学年の児童のママでは3割弱
◆自慢の手作り弁当をネットで公開　20代ママの3割強

　全回答者1000名に対し、子どものお弁当作りによく利用しているおかずを複数回答で聞いたところ、1位「たまご焼き」（86.5%）、2位「鶏のから揚げ」（82.4%）、3位「ウインナー(ソーセージ)」（77.6%）、4位「ハンバーグ」（63.0%）、5位「ミートボール」（56.2%）が上位に挙がりました。緑黄色野菜の「ブロッコリー」は56.1%、「プチトマト」は54.1%となり、野菜もお弁当によく利用されている様子が窺える結果となっています。
　また、20代のお母さんでは、よく利用するおかずとして、「たまご焼き」（89.2%）と「ウインナー(ソーセージ)」（89.2%）が同率1位となっています。

　同様に、全回答者1000名に対し、子どもが好きなお弁当のおかずを複数回答で聞いたところ、1位「鶏のから揚げ」（80.1%）、2位「たまご焼き」（65.1%）、同率3位で「ウインナー(ソーセージ)」（59.9%）と「ハンバーグ」59.9%が続きました。また、子どもの学齢が保育園児・幼稚園児では、1位「ウインナー(ソーセージ)」（80.3%）、2位「鶏のから揚げ」（69.2%）、3位「たまご焼き」（61.1%）、4位「ハンバーグ」（58.6%）となっており、年齢が小さい子どもには、「ウインナー(ソーセージ)」が「鶏のから揚げ」を超える人気のおかずであることがわかりました。

　続いて、全回答者1000名に対し、子どもにお弁当を残さず食べてもらうための工夫を複数回答で聞いたところ、「子どもの好きな食材を入れる」(61.1%)や「いろどりをよくしている」(56.2%)が上位になりました。他にも「おかずがどれも似た味付けにならないようにしている」(34.0%)、「子どもが食べやすい大きさにする」(23.3%)、などの味付けや食べやすさについての配慮や、「カップやピックなど、子どもが好きな柄が入ったものを使う」(22.1%)、「ごはんをおにぎりにする」(20.1%)、「ウインナー(ソーセージ)や野菜などを飾り切りする」(17.9%)、などのお弁当の見た目を楽しくする工夫もされていました。
　一方、「工夫はしていない」は9.2%に留まっており、9割超のお母さんは子どもがおいしく、また、楽しくお弁当を食べられるように様々な工夫をしていることが窺える結果となっています。
　また、お弁当を残さず食べてもらうための工夫として、「キャラ弁にしている」と回答した人は、小学1～2年生のお母さんで27.3%となり、小学校低学年の子どものお母さんの3割弱がキャラ弁作りにチャレンジしていることがわかりました。

　続いて、作ったお弁当をインターネット上に公開したことがあるか聞いたところ、お弁当作りをしているお母さんの8.9%が公開したことがあると回答しました。お母さんの年代別では、20代で32.4%、30代で16.2%、40代で5.5%、50代で1.9%が公開したことがあると回答し、20代のお母さんの3割以上が自慢の手作り弁当をインターネットで公開して楽しんでいることがわかりました。

◆ウインナーの飾り切り経験あり 84.2%
◆ウインナーの飾り切り　1位「タコ」2位「カニ」3位「チューリップ」
◆ウインナー購入　ポイントは「味」「値段」が上位、「添加物」に注意を払うママ4割弱

　全回答者1000名に対し、子どものお弁当にウインナー(ソーセージ)の飾り切りを入れた経験について聞いたところ、ウインナー（ソーセージ）の飾り切りを子どものお弁当に入れたことがある割合は84.2%となり、8割を超える人が子どものお弁当にウインナー（ソーセージ）の飾り切りを入れた経験があることがわかりました。

　また、子どものお弁当に入れるウインナー（ソーセージ）の飾り切り1位は「タコ」（80.0%）、次いで2位「カニ」（55.2%）、3位「チューリップ」（12.3%）と続いています。他には、「ハート」（8.4%）、「ウサギ」（7.5%）、「ヒマワリ」（4.4%）、「ペンギン」（4.4%）などが挙がり、定番のタコさんウインナー以外にも飾り切りのバリエーションが広がっている様子が見られました。

　続いて、全回答者1000名に対し、ウインナー(ソーセージ)を購入する際に重視するポイントを複数回答で聞いたところ、「味」（79.4%）、「値段」（63.9%）、「食感」（54.5%）、「賞味期限」（51.3%）、「添加物」（37.8%）が上位となりました。
　また、重視するポイントとして、「味」と回答した割合については、20代のお母さんで70.3%、30代で78.4%、40代で78.3%、50代で87.1%と、年代が上がるにつれて高くなりました。一方で、「全体の量」と回答した割合については、20代で40.5%、30代で32.0%、40代で28.7%、50代で22.6%となり、年代が上がるにつれて下がる傾向が見られました。

◆塾弁作りを経験 小中高生のママの3割弱
◆塾弁を作ったら「子どもとの会話が増えた」3割弱

　子どもが学校で食べる以外のお弁当として、「塾弁」(進学塾･学習塾に持参する弁当)について聞いてみました。
小・中・高校生の子どもにお弁当を作っている608名に対し、「塾弁」を作った経験があるか聞いたところ、「経験がある」と回答した人は27.6%でした。また、塾弁を作った経験があると回答した168名に対し、塾弁を作ることで子どもとの関係がどのように変化したかを複数回答で聞いてみると、「子どもとの会話が増えた」（28.6%）、「子どもが感謝の気持ちを持つようになった」（22.6%）、「子どもが勉強を頑張るようになった」（21.4%）、「子どもへの愛情が深まった」（18.5%）、「子どもの健康状態がよく分かるようになった」（17.3%）との回答が続きました。塾に通う子どもを応援する塾弁は、お母さんと子どもとの関係に良い影響を与えている様子が窺えました。

◆お弁当作りに使うお役立ちグッズ 1位「柄つきカップ」、2位「シリコンカップ」、3位「ピック」
◆小さな子どもに多く使われている「ピック」と「型抜き」「型抜きパンチ」

　お弁当をより楽しくするために、また、便利に作るために、お母さん達はどのようなことをしているのでしょうか。
　全回答者1000名に対し、子どものお弁当作りに使っているお役立ちグッズを複数回答で聞いたところ、「柄つきカップ」（48.5%）、「シリコンカップ」（46.1%）、「ピック」（38.2%）が上位になりました。また、これら3つに加えて20代、30代のお母さんからは「型抜き」「型抜きパンチ」「おにぎり型」が多く挙がり、50代のお母さんからは「調味料入れ(醤油/ソース/ケチャップなど)」「ふりかけケース」が多く挙がりました。また、「ピック」と「型抜き」「型抜きパンチ」は子どもの学齢が低いほど多く使われていることが分かりました。


◆調査概要◆
◆調査タイトル：子どものお弁当に関する調査
◆調査対象：ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
月に1日以上の頻度で子どもにお弁当を作っている20歳～59歳の既婚女性
◆調査期間：2012年3月8日～2012年3月14日
◆調査方法：インターネット調査（モバイルリサーチ）
◆調査地域： 全国
◆有効回答数：1,000サンプル（有効回答母数から1,000サンプルを抽出）
◆実施機関：ネットエイジア株式会社

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■■本調査に関するお問合せ窓口■■

パルシステム生活協同組合連合会　広報部　担当：大野、石原
TEL ：03-6233-7241
Eメール ：pal-kouhou@pal.or.jp
受付時間 ：10時00分〜17時30分（月〜金）


■■パルシステム生活協同組合連合会　概要■■

組織名 ：パルシステム生活協同組合連合会
代表者名 ：理事長　山本　伸司
設立 ：1990年2月
所在地 ：東京都新宿区大久保2丁目2-6ラクアス東新宿
業務内容 ：会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流