紀伊半島のMUSE　こうのさちこ写真展　「微かな気配」

こうのさちこ氏は、和歌山県田辺市（旧田辺市）出身で、21歳の時に知人から譲り受けたカメラに魅了され、カメラ技術を学び、東京でスタジオ助手、カメラマン助手を行いながら、技術を磨き、23歳という若さで独立。メディアカメラマンとして、様々な仕事を請け負い、経験を重ねて来た。
2004年に、東京から和歌山県田辺市龍神村の「アトリエ龍神の家」に移転し、子育てを行いながら、作品づくりを行っている。特に龍神村内のむらびとを撮影する事をライフワークとしており、幾人ものむらびとが、彼女のレンズに収められている。
今回は、龍神村村内の何げない風景の一部で、誰にも気付かれずに存在し、消えてゆくもの、その美しさ、けなげさ、儚さを捉えた作品を集め、展示。作品の一つひとつから、微かな気配が感じられる生命の息吹が、今にも聞こえてきそうな、こうのさちこ氏の作品を、堪能ください。
弊社が作成したウェブサイト「龍神温泉」（www.ryujin-onsen.jp）での写真や動画の多くは、彼女の作品を使用。
会場では、こうのさちこ氏の写真を元に作成した「KIKOERU」ブックカバーを展示している。

期間：平成23年7月2日（土）〜平成23年8月31日（水）予定
場所：季楽里（きらり）龍神　交流イベントスペース　

＊この企画は、和歌山県からの委託事業「ふるさと資源を核とした山村・都市交流推進事業」の、一環として実施するものです。
【お問い合わせ先】　財団法人龍神村開発公社ふるさと事業部　電話0739-79-0090　担当:幸田(こうだ)