オープンソースのデータウェアハウス（DWH）ソフト「Infobright（インフォブライト）」が4.0にメジャーバージョンアップ−Hadoopとのシームレスな接続も可能に−

株式会社KSKソリューションズ（代表取締役　森本好映）は、オープンソースのデータウェアハウス（DWH）用ソフトウェアである「Infobright」（インフォブライト）4.0の日本国内でのサポートサービスの提供を2011年7月5日より開始することを発表します。

Infobrightとは、MySQL上にビルドされ、ビッグデータに対する速いクエリーのレスポンスを可能にしたデータウェアハウス用ソフトウェアです。MySQLの特徴である使いやすさを持ちながら、列（カラム）志向のアーキテクチャ、業界トップクラスのデータ圧縮機能で優れたパフォーマンスを提供します。

■ Infobrightの特徴
1. 高いパフォーマンス：カラム志向のアーキテクチャとナレッジグリッド技術により、MySQLで2時間以上かかっていた分析クエリーを10秒未満で処理するなど高いクエリー性能を発揮します。

2. 低コスト：オープンソース・ビジネスモデルにより、同クラスの商用製品の数分の一〜数十分の一のコストでデータウェアハウスの構築が可能となります。

3. 容易な実装と管理：データを1/10〜1/40にまで圧縮することによりストレージを効果的に使用できます。導入にはインデックス等の複雑な設定やチューニングは必要ありません。また使い慣れたMySQLのドライバーやコマンドをそのまま使用できます。

■ 新バージョンInfobright4.0のハイライト
Infobright4.0の主な新機能は以下の通りです。

1. Domain Expert(ドメインエキスパート)
URLやメールアドレスなど特定のデータタイプに対して最適化した格納、検索を行うため、分析レスポンスの向上を実現しています。

2. Rough Query(ラフクエリ)
ラフクエリは大量データへのドリルダウン時に近似値での結果を利用することにより、検索時間を20倍程度まで向上させます。

3. Distributed Load Processor（DLP,分散ロードプロセッサ）
DLPはロードを1時間あたりテラバイトの単位で実現する技術で、複数のリモートサーバーを利用してリニアにスケールするロードと圧縮を実現します。

4. Hadoopとのシームレスな接続
新たにDLPと共に実装されたHadoopコネクタにより、Hadoop分散バッチ処理とInfobrightの高速アドホック検索が簡単に統合できるようになります。


■ Infobright社について
Infobright社はカナダ・トロントに本社を置くオープンソースの分析データベースのパイオニアです。2008年の製品提供開始より、世界10カ国120以上の企業で使用実績があり、現在その導入数を飛躍的に伸ばしています。Infobrightは、データウェアハウスとして企業向けの有償版「Infobright Enterprise Edition（IEE）」とコミュニティ向けの無償版「Infobright Community Edition（ICE）」の2種類を用意しています。

■ 株式会社KSKソリューションズについて
Infobrightの日本公認パートナーとして、ワンストップのソリューションを提供する企業です。データ分析に関わるコンサルティング、システム開発、保守サポート及び導入後のトレーニング・研修を行い、お客様の多様なデータ活用のニーズに対応します。
社名 株式会社KSKソリューションズ
英文社名 KSK Solutions, Inc.
代表取締役 森本 好映
所在地 大阪市中央区本町1-1-3　本町橋西ビル2F
東京都港区港南2-15-1　品川インターシティA棟 28F
URL http://www.ksk-sol.jp/
Infobright専用サイト http://www.infobright-partner.jp

■ 本件に関するお問合せ先
株式会社KSKソリューションズ　広報担当
TEL： 03-6717-4538/06-4705-7607
e-mail: info@ksk-sol.jp