まだアルミを使っているのですか?実は樹脂で放熱できるんです!
熱伝導と輻射を向上させた新たな樹脂により、軽くて安価で環境負荷の小さい次世代の放熱を実現します。
樹脂を使った放熱材を手掛ける、株式会社クールエックス(所在地:神奈川県横浜市)は、アルミニウムと同等以上に放熱効果のある樹脂材CoolX15を、2026年1月27日(火)より開始します。
「株式会社クールエックス・サイト名」
【背景】
近年、電子機器や産業機器の高性能化・小型化に伴い、発熱対策は製品の信頼性や寿命を左右する重要な課題となっています。
従来はアルミニウムなどの金属製放熱部品が主流でしたが、「重量が重い」「加工自由度が低い」「コストや環境負荷が高い」といった課題もありました。
こうした背景から、軽量・低コスト・高い設計自由度を両立し、環境にも配慮した新しい放熱材料へのニーズが高まっています。
【製品・サービスの概要】
CoolX(COOLシリーズ/Cool15)は、アルミニウムに代わる次世代の放熱用樹脂材料です。
ナイロン系樹脂をベースに、独自配合した熱伝導性フィラーを混合することで、樹脂でありながら高い放熱性能を実現しました。
本製品は、電子機器筐体、放熱部品、ヒートシンク代替部材などを必要とする産業機器メーカー、電子機器メーカー、開発・設計部門を主な対象としています。
射出成形による量産が可能で、日本国内を中心に提供し、用途や数量に応じた材料供給・成形提案を行います。
価格についても、アルミ加工品と比較してトータルコストの削減が見込める点が特長です。
<3つの特長>
1:アルミに匹敵する放熱性能を、樹脂で実現
CoolXは、熱伝導性フィラーが材料内部でネットワーク状に連結する設計により、効率的な熱拡散を実現しています。
単なる材料の熱伝導率だけでなく、形状設計を含めた「熱抵抗」の低減を重視することで、実使用環境においてアルミに近い放熱性能を発揮します。
ユーザーメリット
放熱性能を維持しながら、金属部品から樹脂部品へ置き換え可能
製品の小型化・軽量化に貢献
2:軽量・低コスト・環境配慮を同時に実現
CoolXは樹脂材料のため、アルミと比べて大幅な軽量化が可能です。
また、射出成形による量産に適しており、切削加工が必要な金属部品と比べて加工コスト・材料ロスの削減につながります。
さらに、使用材料や製造プロセスの観点から、環境負荷低減にも寄与します。
ユーザーメリット
部品コスト・物流コストの削減
環境配慮型製品としての付加価値向上
3:樹脂ならではの高い設計自由度と複合化
CoolXは射出成形に対応しており、3D形状の自由な設計が可能です。
アルミやナットのインサート成形、2色成形、塗装対応など、金属では難しい構造も一体成形できます。
これにより、放熱部品と構造部品を一体化するなど、部品点数削減や組立工数削減が実現します。
ユーザーメリット
設計の自由度が向上し、新しい製品アイデアを形にできる
組立工程の簡略化による品質・生産性向上

【添付図 解説文(熱伝導率&輻射係数)】
本図は、従来のアルミニウム放熱部品と、COOL材料を用いた構造との放熱メカニズムの違いを示したものです。
左図のアルミニウム製放熱体は、材料自体の熱伝導率が非常に高いため、熱源からフィン先端まで効率よく熱を伝えることができます。一方で、表面から空気中へ熱を放出する輻射性能は比較的低く、放熱効率は主に「熱伝導」に依存します。そのため、形状は直線的なフィン構造に限定されやすく、設計自由度に制約があります。
これに対し右図は、COOL材料とアルミニウムを組み合わせたインサート成形構造を示しています。
COOL材料はアルミニウムに比べると単体の熱伝導率は低いものの、輻射係数が高く、熱を空気中へ放出しやすい特性を持っています。
アルミ部分で熱を素早く拡散し、COOL部分で効率よく輻射放熱を行うことで、熱伝導と輻射の“役割分担”による高効率な放熱を実現します。
【今後の展望】
CoolXは、電子機器・産業機器分野にとどまらず、車載、エネルギー関連、ロボット分野など、さらなる高放熱・軽量化が求められる分野への展開を視野に入れています。
今後は用途別の材料ラインアップ拡充や、設計支援・共同開発を通じて、「樹脂放熱」という新しい選択肢を業界標準へと広げていくことを目指します。
【株式会社クールエックスについて】
本社:神奈川県横浜市神奈川区
設立:2025年1月15日
事業内容:放熱効果の高い樹脂材の加工/販売
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企業情報
| 企業名 | クールエックス株式会社 |
|---|---|
| 代表者名 | 杉原豊 |
| 業種 | エネルギー・素材・繊維 |









